Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

反論可能性

2009年04月20日 08時06分55秒 | Weblog
 「反論可能性テーゼ」はかの平井宜雄先生が提唱する説。これとの関連で、最近見た判決の「反論可能性」を論じることとしたい。
 先日、ある訴訟の判決に、「長女は自分の生活を確立しており・・・」とあるくだりを発見し、あきれてしまった。というのも、このような抽象的な表現だけでは何を意味しているのか不明なので、おそらく具体例が出てくるものと期待して読み進めていたら、結局、何も示されなかったからである。
 この判決は、ほかにもこうした抽象的かつ反論可能性の低い表現のオンパレードであり、平井先生に見せたいくらいである。
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ブレイクスルー

2009年04月19日 09時06分54秒 | Weblog
 最近、オリンピック金メダリストのLindsay BenkoのDVDでクロール(と英語)の勉強をしている。
 その中でなるほどと思ったのが、「毎日練習をしていると、ある日突然、泳ぎが進化します」というところ。彼女は、breakthrough(ブレイクスルー)という単語を使っていた。
 これは、語学の勉強にも当てはまると言われている(というより、多くの分野でそうかもしれない)現象で、進化というものは、「ある日突然」やってくるのである。
 
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一覧表

2009年04月18日 08時21分32秒 | Weblog
 バーディーがかつて金融機関で信用調書を書いていたころ、ある上司が、
「収支予想なんてどうでもいい。本当は、一覧表の作り方を見てるんだ」
と述懐したことがあった。確かに、「一覧表の作り方」でその人の能力がある程度分かるというのは事実である。
 つい先日、多数の振込み詐欺の判決言渡しがあり、その際、裁判官から、被害社名、犯行日時、被害金額、金を落ろした場所等を一覧表にした判決書の別紙が、弁護人と被告人に配布されたことがあった。判決書や起訴状に一覧表を添付する方法は、この手の犯罪にはもってこいである。
 さらに言うと、「1ページにまとめること」も大事で、数ページに亘るのであれば、「一覧」性が欠けてしまう。
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冤罪

2009年04月17日 07時56分13秒 | Weblog
明日は我が身!?痴漢えん罪を回避する5つの極意
 (1)ドア付近や車両の隅に立たない
 (4)荷物は棚に上げる


 ボ2ネタで拾った記事。
 だが、ラッシュの際には否応なくドア付近に立たざるを得ないことも多いし、荷物を棚に上げる余裕がないこともある。
 それにしても、最高裁の判事すら3:2のきわどい判断となった「被害者供述の信用性」。この国で裁かれる立場になるのは危険というしかない。
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灯台下暗し

2009年04月15日 08時13分00秒 | Weblog
バランス崩れた原因解明へ=関係者聴取し捜査本格化-クレーン横転・警視庁
 昨日、弁当を買いに行ったら、上空を数機のヘリコプターがずっと舞い続けているので、「追跡捜査でもやっているのかな」と思って見上げると、どうも警視庁のヘリではない。
 不審に思っていると、近くの人が、「工事現場でクレーンが倒れたらしい」と教えてくれた。事故現場は200メートルくらい離れた同じ通りである。「灯台下暗し」状態である。ヘリはマスコミの上空取材によるものだった。
 ・・・それにしても、仕事とはいえ、マスコミ関係者のマナーは悪い。ヘリが舞い続けて騒音で集中できないし、交通規制が敷かれているというのに現場近くまでかまわず車両を近づけようとする・・・。
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視点の切り替え

2009年04月14日 08時04分48秒 | Weblog
 最近読了したのが、「存在の耐えられない軽さ」。映画は確か中学生時代に見ている。映画を見ると、原作を読まないのはバーディーの悪い習慣である。
 さて、冒頭からニーチェの引用で始まるこの小説は、恋愛小説のようで恋愛小説ではない。それは、主人公?トマーシュの一人称で語られていながらも、作者ないし絶対者が突如として出現するところからも明白だ。
 このように、視点を切り替える手法は、小説でしか使用できない。これが、原作を読むべき理由の一つかもしれない。
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こんなに大変

2009年04月13日 07時34分52秒 | Weblog
裁判官の仕事は,こんなに大変@雑誌JW5号17頁
 2001年に少女買春で逮捕された裁判官は,司法警察員に対し,「刑事裁判にストレスを感じて息苦しく,法廷でも椅子から転げ落ちそうだった。」(ボ2ネタより引用)

 法曹人の殆どは裁判所修習を経験しているから、裁判官の日常を、裁判官室の中で見ているはずである。多くの裁判官は、執務室、法廷、資料室を行ったり来たりする生活を送っている。仕事の大半は事務作業であり、「事務屋」と言い切る人もいる。
 要求される知識や労働時間を考えると、大変な仕事であることは間違いない。だが、右陪席になれば、「上司のいない公務員」になれるのも確かなようである。
 ・・・バーディーが見る限り、人格的に問題のあるパワハラ上司を持つサラリーマンに比べれば、まだ恵まれている。
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職人芸

2009年04月12日 09時16分51秒 | Weblog
 わがチャリンコはパンクではなく、チューブのバルブが損傷していたらしい。
 昨日、近所の自転車屋に行ったところ、よぼよぼのジイさんが出てきて、「どうしました」という。あまりに高齢な方だったので、バーディーはやや不安を覚えたが、あっという間にチューブを抉り出し、ほんの5分でチューブの全箇所を点検し終わった。バーディーは思わず、おジイさんの職人芸に見惚れてしまった。
 「ブクブク」と空気が漏れるところは全くなく、バルブが一部欠損しているらしい。ジイさんは「はい、840円」と無感動に代金を請求した。
 単純なことだが、厳しい経済情勢を乗り切る1つの手段は、職人芸を身につけることである。これは、バーディーがサラリーマン生活をしていた中で痛感した人生の真実である。職人芸に対しては、金を払っても不満は出ないのだ。
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パンクの効用

2009年04月11日 11時45分01秒 | Weblog
 先週からわが自転車の前輪がパンクしており、やや不便な生活を強いられている。とはいっても、都心ゆえ、自転車がなくても歩けば用は足せる。
 というわけで、普段なら自転車で5分くらいで行ける区民プールまで20分以上かけて徒歩で通った。
 すると、普段は目にしない光景が目に入る。川沿いの道を散歩している人の中に、外国人が目立つ。コンクリート・ジャングルに辟易しているのは、日本人よりも外人の方が多いのか?
 また、土曜の朝は、ジョギングをする人がかなり多い。前日、飲み会に出ているようではとても早起きできず、ましてや運動など難しいだろう。
 ・・・てなわけで、自転車がパンクしたことは、必ずしもマイナスではなかったのだ。
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パンクの効用

2009年04月11日 11時45分01秒 | Weblog
 先週からわが自転車の前輪がパンクしており、やや不便な生活を強いられている。とはいっても、都心ゆえ、自転車がなくても歩けば用は足せる。
 というわけで、普段なら自転車で10分くらいで行ける区民プールまで20分かけて徒歩で通った。
 すると、普段は目にしない光景が目に入る。川沿いの道を散歩している人の中に、外国人が目立つ。コンクリート・ジャングルに辟易しているのは、日本人よりも外人の方が多いのか?
 また、土曜の朝は、ジョギングをする人がかなり多い。前日、飲み会に出ているようではとても早起きできず、ましてや運動など難しいだろう。
 ・・・てなわけで、自転車がパンクしたことは、必ずしもマイナスではなかったのだ。
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