Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

あすなろノート

2009年04月10日 08時12分37秒 | Weblog
 最近、日弁連の「eラーニング」を受講している。とは言っても、まだ無料の講座(しかも一部)を見ただけなのだが。唯一の無料講座は、「独立開業支援」つまり、「ソクドク」である。
 その中で、ある講師(弁護士)が、いきなり独立開業すると、必ず失敗をする。だが、その失敗の経験を記録した「あすなろノート」を作っておくと、後日きっと役に立つ、と言っていたのが印象に残った。
 ちなみに、講師の中には、バーディーの2代前のイソ弁がいる。その人は4年くらい在籍して独立したので、「ソクドク」ではなかったのだが。
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勝負強さ

2009年04月09日 08時29分27秒 | Weblog
 桜が散って、青葉がまぶしくなる季節になると、法曹界の人間の多くは、複雑な心境になると思われる。この季節は、旧試験でいうと択一試験、新試験では択一と論文に向けた最後の追い込みの時期であり、弁護士等になっても猛勉強した時の記憶が蘇ってくるのではないだろうか。
 さて、バーディーの元クラスメイトの中には、実力がありながら1回目または2回目の受験で合格できなかった人たちがいるが、ほぼ共通しているのは、「本番に弱い」ということである(失礼な言い方だが、自分で認めている人も結構いる)。
 運も実力のうちとは言うけれど、「本番に強い」→ 「運が強い」→「やっぱり実力がある」ということなのかもしれない。
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結核患者の被告人

2009年04月08日 08時05分21秒 | Weblog
<結核>都に相談677件…箕輪はるかさん入院受け
 かなり前から結核患者は増加傾向にあったらしく、バーディーの友人の家族にも患者がいた。ちなみに、バーディーの母方の祖母も結核が死因であった。
 さて、半年ほど前だったと思うが、東京地裁で、被告人が結核患者という刑事裁判があったのを鮮明に記憶している。当日は、同じフロアーで法廷に出ていたからである。
 ところが、この話を事務所の人たちに話しても、
「そんなのありえない。守衛さんとかに感染したらどうするの?」「そんな場合には期日を延期するでしょ」
と信じてもらえない。
 幸いなことに、「劇画 新潮45」の「ロックオン裁判」に上記裁判のことが記載されており、私の記憶が正しいことが証明された。
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二重生活と破産

2009年04月07日 07時54分04秒 | Weblog
 債務整理の相談を受けたことのある人なら、多くの場合、住宅ローンと二重生活が破産の背景にあることを知っているだろう。
 二重生活は、主として単身赴任が原因で余儀なく発生するものである。転勤族に特有のものと言ってもよい。結局、転勤族は経済的破綻にも陥りやすいのである。
 転勤直後の自殺や入院が結構増えているようであるが、その何割かは経済的な理由によるものだと思う。  
 ・・・ますます転勤族に同情を覚える今日この頃であった。
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単身赴任者と月曜の朝

2009年04月06日 08時20分45秒 | Weblog
 バーディーのサラリーマン時代、上司の殆どが単身赴任者だった。そんな上司たちに仕えた経験から言うと、月曜の朝の上司は、機嫌が異様にいいか悪いかのどちらかである。いずれにせよ、月曜の朝は要注意である。
 その原因を想像すると、週末、家族で楽しく(あるいは険悪に)過ごした後、月曜になるとどっと疲れが出る、あるいは、「いつまでこの単身赴任生活が続くのだろう」と空しい気分になる、などというものだろうか。
 いずれにしても、「単身赴任生活は楽しい」などと思っている(ように見える)上司が皆無だったことは間違いない。
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花見の余波

2009年04月05日 15時29分07秒 | Weblog
 我が家の近くに桜で有名な●●川があるため、今週末は人でごった返している。おかげで駅前の飲食店はどこも満席だ。
 ほんとに、「100年に一度の不況」だの、「北からテポドンが降ってくる」だのというのはいったいどこの国の話なのだろう、という位、のどかである。
 ひょっとしたら、日本という国は、第二次大戦中でも桜の季節はこんな風にみなが浮かれていたのではないだろうか。散りゆく桜を惜しむのが何よりも大事だという民族なのではないだろうか。
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受験回数

2009年04月04日 09時37分26秒 | Weblog
法曹人口増大に、市民は何を求めるのか?(黒猫さんのブログ)
 受験回数制限の無い旧司法試験でも、超難関試験だった平成の始め頃ならともかく、現在では合格までに5年も10年もかけているようでは、合格してもほとんど意味がありません。受験勉強に必要以上の時間をかけるというのは、その間いくら努力したと主張したところで、就職上マイナス要素として考慮されることはあっても、プラス要素として考慮されることはありません。それが現実です。

 なかなか手厳しい指摘だが、多分正しいだろう。時間的・経済的制約のないところで目的を達成するということは、趣味の世界ではありえても、仕事の世界ではありえない話だからである。
 黒猫さんは、「何回か受験して合格できない人はそもそも法曹に向いていない」という見方に立ち、3回の受験回数制限はむしろ受験生のためになると示唆しているわけだ。実は、バーディーも、これに似た意見をロースクールの裁判官教官から聞いたことがある。いわく、「向いていない人というのは確実に存在するので、ロースクールにいるうちに撤退するのが得策」。
 そういえば、芸大・美大なども、何年も志望校を受験する人がいると聞く。だが、芸術の世界は、「時間的・経済的制約」などという観念にはおさまらないものである。だから、これはこれでいいのだ。
 
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弱腰外交

2009年04月03日 07時50分55秒 | Weblog
ミサイル「4日には飛び越える」=麻生首相が見通し
 北朝鮮に対する日本や米国の交渉姿勢は、第二次大戦直前の英仏のいわゆる「弱腰外交」を彷彿とさせる。
 周囲の国がボーっとしているうちに、あの国は、アメリカ西海岸に届く核ミサイルを保有する、「怖いもの知らず」の国に変身してしまうのだろうか。
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不況と食

2009年04月02日 08時23分38秒 | Weblog
「餃子の王将」伸び率最高──3月既存店売上高14.5%増、手ごろ価格が学生に人気
 王将フードサービスの3月の既存店売上高(直営店・速報値)が前年同月実績を14.5%上回り、1967年の創業以来、最高の伸び率を記録した。

 2ヶ月ほど前の「カンブリア宮殿」で特集が組まれていたが、この会社の凄さは社長の経営理念とエリアマネージャーの監督体制である。
 例えば、社長いわく「利益は最後についてくるもの」(最初は損してもよいからお客さんに満足を与えよ)。新規店で利益を得ようともくろむ経営者にとっては参考になるだろう。
 また、2ヶ月連続で前年比売り上げがマイナスの店舗については、エリアマネージャーがつきっきりで指導を行う。しかも、マネージャーは包丁さばきも見事なたたき上げの社員である。現場を知らない管理職を雇う会社にとってはいい見本だろう。

 
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専業主婦と裁判官

2009年04月01日 07時54分39秒 | Weblog
三橋歌織被告の責任能力、再び鑑定へ 夫殺害控訴審
 一審では弁護側、検察側がそれぞれ申請した2人の精神科医が鑑定し、いずれも「心神喪失だった可能性がある」とする結果を口頭で報告した。31日の公判では、弁護側鑑定医の証人尋問が改めて行われ、鑑定医は「殺害前から夢と現実の区別がつかない状態になり、持続していた。被告は自分の行動を制御することが困難だった」と述べた。

 高山正之氏によると、裁判所は「女に対しては厳しい」らしい。実際、バーディーが見る限り、少なくとも、専業主婦に対しては民事・刑事問わず不利な判決・和解内容が飛び出すことは多い。
 であるから、三橋歌織被告人に対する懲役15年の判決は、決して予想外のものではなかった。同じころ、妹を殺害してバラバラにした予備校生に対する量刑が懲役7年という温情的なものであったにもかかわらず。
 ところで、竹中平蔵氏が厳しく批判しているように、従来、裁判所は労働者に対して寛大で、使用者に対しては極めて厳しい態度をとってきた。使用者と専業主婦との共通点は(必ずしも適切な表現ではないが)主として他人の労働により生活しているというところだろうか。
 
 
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