Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

本当は怖い歌詞

2013年12月09日 07時56分45秒 | Weblog
Whiter Shade Of Pale (Procol Harum)
“青い影~A WHITER SHADE OF PAIN”の歌詞
 リリースされたのは半世紀近く前だが、今でも色あせることのない名曲。
 だが、その歌詞は難解とされ、作った本人も「よくわからない」と言ったという。ここで、「ああ、そうなの」と納得してしまうのはダメで、「the miller(粉屋) ※これはドラッグの売人のこと」というポイントに気づいたGLAD EYEさんはすごい。
 歌詞の中に海や船を連想させる言葉が出てくるが、これも「トリップ」の隠喩と考えれば分かりやすい。サイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」にも、
「Sail on Siver Girl」 
というくだりがあるが、「Silver Girl」というのは注射針のことである。
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対策はあるか

2013年12月08日 07時36分39秒 | Weblog
歯止めかからないパワハラ増加 厚労省「対策ハンドブック」効果あるか
 厚生労働省が「パワハラハンドブック」を出したが、効果が疑問視されている。
 確かに、現に行われているパワハラをやめさせる効果的な方法はちょっと思いつかない。弁護士が提案するとしても、せいぜい、会社を辞めたうえで損害賠償請求するくらいである。
 冷静に考えると、余りにもひどいパワハラ文化が定着しているような会社は、すぐに辞めるのが正解である。記事にもあるような、
「販売ノルマをこなさないと「人間扱い」されないと嘆く営業マン。電話で顧客とのアポイントがとれず、マネジャーから夜中の1時まで説教され「なんでアポ入らねーんだ。死にてーのか!」と罵声を浴びせつけられる。」
などというケースでは、「何をされても・言われても気にしない」作戦をとらないのであれば、会社を辞めるしかないと思う。

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グランマ・コンプレックス

2013年12月07日 08時40分41秒 | Weblog
 森鴎外訳「即興詩人」は、私のかつての愛読書だった。
 その初版例言には、「予の母の、年老い目力衰へて、毎に予の書を読むことを嗜めるは、この書に字形の大なるを選みし所以の一なし」とあり、母(森峰)が読むことを予定して書かれたものであることが分かる。
 ちなみに、鴎外のマザコンは有名だが、マザコンの作家は多い。「母を恋ふる記」や「少将滋幹の母」などの谷崎はトップランクだし、泉鏡花もそうらしい。三島も、毎作真っ先に母親に読んでもらっていたという。
 そういえば、森鴎外の長男(於菟)は、教育ママで知られる峰に養育されたそうで、その甲斐あって、立派な医師・医学者となっている。おそらく、グランドマザー・コンプレックスがあったかもしれない。
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死を恐れる

2013年12月06日 07時39分16秒 | Weblog
実は自分の寿命を縮めてしまっている11のこと 「通勤時間が長い」「毎日3時間以上座っている」など
 考えさせられたのは、9つめの「死を恐れる」が寿命を縮める原因に挙げられていることである。
 
 「死を極端に恐れる人は寿命が短くなるとの説がある。2001年の同時多発テロ事件後に、次なるテロに脅えていた人は3~5倍も心臓疾患のリスクが増えたそうだ。」

 心臓疾患のリスクが高くなるわけか。確かに、毎日ビクビクしながら生きていれば、心臓にはよくないだろう。
 ふと、(余り関係はないかもしれないが、)ヘルマンヘッセの「老人よ、死を恐れるな。若者よ、生を恐れるな」という言葉を思い出した。
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七光

2013年12月05日 08時17分31秒 | Weblog
人気企業に親の七光りで「コネ入社」 法的に問題はないのか?
 「採用の自由」により、縁故採用は正当化される。アメリカの大学院にいたころも、学部長が「俺たち教員のコネを使って就職しろ!」とむしろ勧めていた。
 さて、日本企業は、社員の系譜に関心が強いようで、私が就職活動を行っていたころは、親兄妹の職業などはよくチェックされていた。木庭顕先生の「政治の成立」でいえば、「ジェネアロジックなパラデイクマ」が作用しているということになるだろうか。
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喪中欠礼

2013年12月04日 08時04分38秒 | Weblog
 毎年この時期には、「喪中欠礼」のはがきが多く届く。
 90歳くらいの親族が亡くなったケースが多い中で、30代や40代の方が亡くなったのを知って驚くケースもある。
 その直前の年賀状や暑中見舞いに家族そろって幸せそうな写真があったりすると、痛ましさは何とも言えない。
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欲しい欲しい病

2013年12月03日 07時31分38秒 | Weblog
セカンドをなぜか複数獲得へ 巨人“欲しい欲しい病”復活!
 ペナントレースをじっくり見なくなって久しい。
 かつては巨人戦をよく見たもので、年に1回くらいは球場にも足を運んでいたが、(巨人に限らず)特定の球団に対する愛着が薄れてしまった。
 その理由は、FA制度にあると自分では考えている。特に、巨人に落合や清原が入団したことは、移籍元・移籍先チームのカラーそのものを変えるショッキングな事件であり、それまでのファンが離れる一因になったと思う。
 その後、「清武時代」にはFAによるなりふり構わぬ補強もいったん沈静化したが、ここにきてまたもや「欲しい欲しい病」が復活しそうである。
 「“他球団に獲られるぐらいなら囲い込め”という金満球団ならではの発想」は、全く感心しないし、有能な選手が飼い殺しにされるという苦い過去の経験を繰り返すことにもなりかねない。
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隠された死因

2013年12月02日 08時07分11秒 | Weblog
 森鴎外の死因については、一応「委縮腎」ということにされているけれど、「医学者の手帖 (緒方富雄、森於菟著、学生社版)」によると、「肺結核」というのが正しいそうだ。
 鴎外は、最初の妻・赤松登志子と、長男が誕生した月に一方的に離婚している。一説によれば、肺結核に感染したことを悟った鴎外が、登志子を遠ざけたとされる。登志子は明治33年に早々に肺結核で亡くなっていること(鴎外は大正11年没)から、感染源が彼女であるという説の信憑性は高い。
 それにしても、死ぬまで病名を隠し通さなければならなかったというのは、いま思えば可哀想というほかない。
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共犯者

2013年12月01日 07時43分31秒 | Weblog
 「ブラック企業」関連の書籍が多く刊行されている。
 昨日本屋で立ち読みした新書(題名は度忘れした)は興味深かった。ブラック企業の背後には、必ず弁護士がいて糸を引いているというのである。確かに、派遣切りにしろ偽装請負にしろ、法律家が知恵をつけて法の抜け道を教えた可能性が高い。「共犯者」として断罪されても仕方がないかもしれない。
 だが、この本の面白さはそこだけではない。「年収70万弁護士」が増加する中で、あえて「ブラック」な仕事に手を染める弁護士が増えたことや、大手事務所も「効率よく稼ぐ」ために、金払いのよいブラック企業からカネをとるべくこの手の仕事に積極的に取り組んでいる実情を報告している。
 もう一度本屋に行ってみることにする。
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