訪日外国人観光客の最速1千万人突破に水を差す中国の急変――国土交通省
「何よりも大きいのは為替動向、つまり円安だ。特に中国・人民元で見ると、1人民元=12~13円だった12年に比べ、今年6月に20円台を突破するなど6割前後の人民元高が進行した。為替レートの変化だけで中国人の日本での購買力が約6割上昇したことになり、これが積極的な訪日に結び付いていたのだ。」
「爆買い」の観光客は、店舗にとってはありがたいのかもしれないが、一般庶民にとってはそうではない。
国土交通省をはじめとする「訪日キャンペーン」は、本来、買い物目当ての外国人旅行者を呼び込むのが主目的ではなかったと思う。日本の生活文化や歴史、観光資源などに触れてもらい、日本を理解してもらうことによりコミュニケーションを高めるという、「美しい目的」があったはずだ。
だから、為替変動だけで一喜一憂するのは何か違うという気がする。
「何よりも大きいのは為替動向、つまり円安だ。特に中国・人民元で見ると、1人民元=12~13円だった12年に比べ、今年6月に20円台を突破するなど6割前後の人民元高が進行した。為替レートの変化だけで中国人の日本での購買力が約6割上昇したことになり、これが積極的な訪日に結び付いていたのだ。」
「爆買い」の観光客は、店舗にとってはありがたいのかもしれないが、一般庶民にとってはそうではない。
国土交通省をはじめとする「訪日キャンペーン」は、本来、買い物目当ての外国人旅行者を呼び込むのが主目的ではなかったと思う。日本の生活文化や歴史、観光資源などに触れてもらい、日本を理解してもらうことによりコミュニケーションを高めるという、「美しい目的」があったはずだ。
だから、為替変動だけで一喜一憂するのは何か違うという気がする。