Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

梅雨と洗濯

2019年07月07日 07時55分02秒 | Weblog
5年ぶりの長雨 来週も雨多く 遠い梅雨明け
 「長期予報の資料でも7月中旬までは本州付近に梅雨前線が停滞しやすく、平年以上に雨が多い予想です。梅雨明けが見えてくるのは早くとも7月下旬になってからで、まだ夏空は先となりそうです。

 関東地方の梅雨明けは7月下旬という予報で、アウトドア好きの人たちにとっては憂鬱な日が続きそうである。
 梅雨が長引くと困るのは、洗濯物が乾かないという問題である。
 床屋さんは毎日大量のタオルを洗濯しないといけないので、一般家庭以上に梅雨は深刻な問題のようだが、洗濯物をよく乾かす秘訣があるようだ。
 それは、洗濯物を部屋干ししながら扇風機をあてるというものである。 
 これだと、格段に速く乾くそうである。
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財政的独立性

2019年07月06日 08時04分09秒 | Weblog
中村 恩恵さんインタビュー
 「NDTは元々、国立劇場にいた16 人のダンサー達が『自分たちが踊りたい作品を、自分たちで選んで踊れるカンパニーを創ろう!』と一念発起して、恵まれた待遇を捨て、本当に貧しい、小さいところから立ち上げたカンパニーなんです。そういう『お金がなかったら裸でも踊ってやる!』みたいな反骨の気概があるんですよね。自分の権利を主張して勝ち取るけども、責任も自己責任として引き受ける。そこを見据えて主張していくことを、私もNDTですごく学びましたね。それまで私はNDTの前はモナコの王立バレエ団など、整えられた環境を享受するのが当たり前だと思っていましたから
 「カンパニーを2分割して、Aチームがツアーでお金を稼いでいる間に、Bチームが新しいプログラムを作って、交互にツアーへ行く。公演の利益で次の公演を作るという自転車操業だった。だからこそ誰にも頼らない、自分たちの踊ったお金を次の作品につなげていくんだというやり方でやってきたのです。

 殆どアメリカ合衆国建国時のピューリタンのような思想である。
 それにしても、財政的独立性が、自由への重要な前提なのだということがよくわかる。
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かませ犬

2019年07月05日 07時13分13秒 | Weblog
錦織圭きょう2回戦 「私はかませ犬」捨て身のノリーを返り討ち
 「私はアンダードッグ(かませ犬)なメンタルで試合に入る」と語りつつ、「自分が彼を倒せるレベルなのは分かっている」とも発言。

 文化の違いからか、日本人にはなかなか理解しにくい表現である。
 辞書などでは、「負けが予想される当事者」などと説明されているが、日本語では、おそらく「格下」などという言葉の方がいいように思う。
 「私は格下だが、胸を借りるつもりで試合に入る」などという表現であれば、日本人でも理解しやすいだろう。
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市民感覚

2019年07月04日 08時22分33秒 | Weblog
裁判員制度10年】増え続ける審理日数…これでも裁判員できますか?市民感覚から離れた現在地
 「審理期間は1月16日~3月24日までの合わせて68日間にも及びました。Bさんは休みを取れましたが、長期間のため辞退者は多かったと話します。

 さすがに、68日間休みをとれる人は少ないだろう。
 公判前整理手続の長期化も問題点として指摘されている。
 裁判員裁判でなくても、3,4か月前の出来事について、証人が、「●か月以上も前のことなので、よく覚えていません」などと述べて逃げ込みを図ることはときどきあるのに、公判前整理だけで年単位の時間を要している事件もある。
 こうなると、尋問で証人は、「●年前のことなので覚えていません」と堂々と言うかもしれない。
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定年退職

2019年07月03日 07時51分32秒 | Weblog
“老後2000万円” 報告書まとめた担当局長退任へ 金融庁
 「金融庁の幹部人事が発表され、老後の資産形成に関して「およそ2000万円が必要になる」などとした審議会の報告書を取りまとめた担当局長が退任することになりました。局長クラスは、定年を延長して引き続き務めるケースもあるということですが、今回は定年を理由に退任するということです。

 いかにも引責辞任かのようなニュアンスの記事だが、そのように理解するのは正しくないようである。
 というのは、金融庁では昨年年次逆転人事が起きており、今年の定期人事で是正(つまり上の年次の幹部が退任)するのは、昨年の時点で既定路線だったと思われるからである。
 具体的には、遠藤長官(昭和57年)に次ぐ地位にある栗田監督局長は昭和62年入省で、三井局長(昭和58年)の4期下なのである。
 だから、遠藤長官の長期政権は織り込み済みで、栗田局長以外の局長は順次辞めていくという構図とみるのが自然だろう。
 そうすると、上の報道は、マスコミによる意図的な歪曲とみる余地もあるだろう。
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ファッション

2019年07月02日 08時23分12秒 | Weblog
香港長官「違法な暴力」 警察当局が徹底追及へ
 「香港政府トップの林鄭月娥行政長官は2日未明、警察本部で記者会見し、中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案の完全撤回を求め、若者らが1日に立法会(議会)に突入して破壊活動を行ったことについて「違法な暴力行為で憤りを覚える」と強く非難、警察当局が徹底的に追及すると述べた。

 ヘルメットはデモにはつきものだが、黒い雨傘と黒い服の意味が気になる。
 雨傘については、2014年の民主化運動が「雨傘革命」と呼ばれたことにちなんだもののようだ。
 黒はデモのシンボルカラーということのようだが、「喪」を表現しているのかもしれない。
 デモにおけるファッションの意義を再認識した気がする。
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翻訳の工夫

2019年07月01日 07時00分38秒 | Weblog
 例えば、「ツァラトゥストラ」の「読むことと書くこと」の次のくだり。

Es ist wahr: wir lieben das Leben, nicht, weil wir an's Leben, sondern weil wir an's Lieben gewohnt sind.

① 手塚富雄「まことに、われわれが生きることを愛するのは、生きることに慣れているからではない。愛することに慣れているからだ。」
② 吉沢伝三郎「われわれが生を愛するのは、われわれが生に慣れているからではなくて、愛することに慣れているからだというのは、本当にそうだ。」


 どちらもドイツ文学の大家による名訳だが、原文のダジャレを伝えきれていない。
 ニーチェは、Lieben(愛すること)とLeben(生きること)を掛けているのだ。
 だから、訳すとすれば、例えば、「われわれが生きること(レーベン)を愛するのは、それに慣れているからではなく、愛すること(リーベン)に慣れているからだ」という風にしなければいけないと思う。

 
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