- たがいによろこび(讃美歌)
- 三隻の船(讃美歌)
- まきびとひつじを(讃美歌)
- この道(作詞:北原白秋/作曲:山田耕筰)
- 肩たたき(作詞:西條八十/作曲:中山晋平)
- Know What is Above You(作曲:スティーヴ・ライヒ テクスト: 「ピルケイ・アヴォート」より)
- I Want to Live(作曲&テクスト:デヴィッド・ラング)
- ディズニーソング集
パート・オブ・ユア・ワールド~「リトル・マーメイド」より
(作曲:アラン・メンケン 作詞:ハワード・アッシュマン)
美女と野獣メドレー
(作曲:アラン・メンケン 作詞:ハワード・アッシュマン) 他 - <アンコール曲> 君をのせて(作曲:久石譲 作詞:宮崎駿)
「ディズニーソング集」に惹かれてチケットを買ったのだが、リトルキャロルのコンサートはこれが初めて。
進行役の女性が登場するや、強烈な既視感を覚える。
絶対に見たことのある誰かの顔に似ているのだが、年のせいか名前が出て来ない。
そんなモヤモヤ感にはお構いなく、コンサートは進んで行く。
進行役の女性は、スティーブ・ライヒ、デヴィッド・ラングやフィリップ・グラスなどの名前を挙げた後、
「日本では、私の父である久石譲も、ミニマル・ミュージックの楽曲を創っています」
と述べた。
これを聞いて、聴衆の中の多くの人が、思わず「あぁっ」という声を挙げていた。
そう、この方:麻衣さんは、久石譲さんの娘さんなのである。
ミニマル・ミュージック2曲の後は、ディズニーソング集。
いずれもアラン・メンケン(横向き奏法でも知られる)が作った曲である。
ここからは、アカペラではなく、高木竜馬さんによるピアノ伴奏が加わる。
17人の女声コーラスによる「美女と野獣メドレー」を聴くのは私も初めてであるが、声が讃美歌のように神々しく響く。
アンコールは「君をのせて」で、昨日に続いてこのメロディーを聴くことになった。
シンプルだが心にしみるメロディーで、お客さんの中には涙ぐむ人も・・・。
ちなみに、私は「天空の城ラピュタ」を観たことがないのだが、「君をのせて」の歌詞とメロディーからストーリーを予想してみた。
・世界的な核戦争で地球の大部分が破壊され、主人公の両親を含む殆どの人たちが亡くなってしまう。
・その中で、主人公ら一部の人だけが「ラピュタ」と呼ばれるスペース・コロニーに逃げて、何とか生き延びる。
・一方、核物質のせいで地球は人間の住めない星になってしまい、東京の地下空間で生き残った主人公の友人でトランペッターのクインシーらは、無機物=渋谷の「モヤイ」に似た石像に姿を変えて復活の時を待っている。だが、無機物を再び有機物に戻すための物質は、地球にしか存在しない。
・さらに悪いことには、核戦争の結果、地球の軌道は大幅に乱れ、不規則な回転をするようになった。そのため、「ラピュタ」は数十年に1回しか地球に接近出来ないことになってしまう。
・主人公は、クインシーらの救出の準備を行いつつ、〇十年後に予定されているラピュタと地球の接近を待つ・・・。
「君」=クインシー=「モヤイ」(石)説なのだが、果たしてこれは当たっているのだろうか?
ブルーレイを買って観ることにしたい。