季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

土佐の秋を味わう

2014-10-02 21:18:13 | 食べ物 Eat
宅急便を出すついでにとさ千里で買い物。おいしそうなおもしろそうな食材があったので手に入れた。
まずはこれ。アケビ。子どもの頃、食べたかった。綺麗だなあと思う。この紫と白の感じが。

       

中の実をスプーンで取り出した。なんか不思議な物体。ちょっとこれだけだと食べようって気にならないな。

       

でも食べたら薄甘くておいしい。たくさん大きな硬い種が入ってて、それを噛んだら苦味が出る。タネの周りのゼリー質の所だけを食べて種は出す。
うまく出来てるなあと思う。山で動物に食べられても、飲みこまれても吐き出されてもどっちにしても種は蒔かれる仕組み。
ここでは捨てるしかないなあと思いながらゴミ箱へ。この実の殻は食べられるらしい。

       

とってもきれいな舞茸を手に入れた。これはなんともおいしそう! 横のもう出来てるおかずは大根の抜き菜とジャコの炒め物、サツマイモの茎と魚の天ぷらの甘辛煮。

       

舞茸は天ぷらに。始めはお汁にしようかと思ってたんだけど(すまし汁に入れたら美味しい)、もう味噌汁を作っていたので天ぷらにすることにした。
めんどくさいと思っていても、良い食材を見ると体が勝手に動く。我ながらげんきんだなあと思う。
アケビの殻も天ぷらにしたらいいと聞いたのでやってみた。

       

やっぱり思った通り、舞茸美味しかった!特別のキノコだった!とさ千里がある事で、私はいつも土佐の山がすぐ近くにあるのと同じ環境で料理が出来る。ありがたい。
アケビの殻の天ぷらは面白い食感。外側がカリッとしていて中はトロッとしてて、味は苦味がある。ビールに合うなきっと。
肉がない夕食だったけど、ご馳走で満足だった。
土佐の秋の味覚、堪能しました。
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羊毛で詰め物考

2014-10-02 21:08:23 | ウールクラフト WoolCraft
春に毛刈りをしたときに頼まれていた試作品。
羊の毛を洗ってそれを入れた枕かクッションを作れないか?と言うもの。
大体準備は出来てたんだけど、今日やっと仕上げに取り掛かった。

綿を包む中袋。頂いた良い布があったので使う。どんな小さな簡単なものでもアイロンをきっちり当てる事を厭わない。これが私の見つけた法則。
一つ一つの小さな手間を省かないでして行くことで、結局は仕上がりが綺麗で良いものが出来る。
縫ってからひっくり返す前にも縫い代の際にアイロンを当てる。

       

そうやってひっくり返すときれいに角が出る。

       

中の羊毛綿を3種類用意した。これが最終の形。綺麗に梳いたもの。

        

一つ目は洗っただけの羊毛を詰めたもの、二つ目は洗って丁寧に手でほぐしたものを詰めたもの。三つ目は洗ってほぐしてドラムカーダーで梳いたものを布団綿のようにきっちりと詰めたもの。やっぱり三つ目のが一番きれいで軽くて温かそう。

       

包んで送った。羊を育ててる村の人たち、参考になるかな?きれいなピンクの布も頂いたもの。保育園の子どもたちへと言っていたから良いと思う。
羊毛を使う第一歩として使えるかな?どうかな?


     
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