大学入学共通試験が先週末にあって、新聞に問題が載っていた。
字が小さいからプリンターでプリントしてやってみた。
ちゃんと解くのは何十年ぶりだと思う。
化学基礎。は基礎だった。全問できてびっくり。
今、化学をしています。
基礎よりは骨があるけど、とにかく解くのが楽しい。
素晴らしい問題ばかり。
例えば、この問題は化学の知識問題と言うだけでなく、オゾン層破壊の環境問題がベースにあるので、それを知っている人は分かりやすいし、この問題を通してそのトピックに関心が行くようになっている。
新聞で発表されるような、誰にでも届く情報から広く化学を通しての社会貢献へと目を向けられると言う点で優れている。
昔は共通一次で始まって私はそれを受けたけど、その時は酷評されてずっと変わって試験もとてつもなく多くの優秀な人の手で洗練されてきているんだと思う。
今回、公認心理師試験の勉強をしていて、本当に歯痒かった。
とにかく元になるテキストや勉強法、情報がほとんど確立されてない。
その上で、広大な範囲の膨大な情報をどんどん身につけて行かないといけない。
舗装道路も地図もましてやGPSもGoogleマップもない世界だった。
過去問だけを頼りに、自分で足元を踏み固めて進むやり方。
そして試験当日にその作った地図では歩けないと言うことがわかるその絶望感。
自分のテリトリーならどんな些細なことも手にとるようにわかるのに、そこから大きく離れたところにいきなり立たされる不安。
沼や藪を突き進む辛さ。
知らなかったらなんのとっかかりもなく、全くお手上げだという問題が続いて、ものすごいストレスだった。
悪夢って現実に起こることってあんまりないけど、まさに悪夢そのもの。
そんな私が思ったことをそのまま表現している記事がありました。
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