季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

しめ縄とツリー

2008-12-22 20:36:26 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。
先週お知らせしておいた。「今度はしめ縄をしますよ!」
始まりの朝10時にはもう待っている人が。

準備をしてみんなで作り始める。
縄を綯うのは結構な力仕事。それでも頑張ってみんなしっかりと綯う。
それを丸めて麻紐で結ぶ。
鋏できれいに掃除をして飾りを付ける。

私が折ってきた牛が好評。
それと梅の花をチラホラ咲かせる。
牛と梅。菅原道真公の印だ。
これは合格祈願にもいいかもしれないな。

       

用意していた30セットがなくなって、最後の人には飾りが足らなかったほど。
売れに売れた。
もうこれを10年くらい続けているので、「新年の準備はハンドワーククラブで!」という人も出てきた。

今年取れた藁で自分で作ったしめ縄を飾って新年を迎えるのは気持ちのいいもんだ。
買ったってこんなにいいものはなかなかないし。

        


この前のクリスマス会でしたツリーの材料が余っている。
出席できなかった人やもう一度作りたい人が作っている。

これを今年やってわかったことだけど、このツリーにスパンコールをつける作業はハマル。
皆黙ってひたすら作業をするのだ。
傍から見ていたら湯気が出ているんじゃないかと思うほど熱中している。
そして時折眺めてはその美しさにウットリとする。
想像していたよりずっと面白いものですよ、これは。

赤のスパンコールが人気だ。途中でなくなってしまった。
今度はもっとたくさん仕入れておこう。

       

色あわせや位置を考えて付けて行く。すごく面白いって。
私もそう思う。
実物は写真で見るよりずっと素敵です。キラキラ
これを食卓に置いて、隣にロウソクを灯したらとてもロマンチックです。
小さなパーソナルクリスマススペースができる事がうれしい。

       

今年最後のハンドワーククラブ。
熱中して楽しみました。
今度は3週休み。長い別れを惜しむ。

さあ、その間にクリスマスとお正月。
私はこの秋に習ったり見たりしたフェルトをもうちょっと復習して研究。
そしてみんなに新しい楽しい課題を持ってきますよ!

帰りの電車で今日あったことや来た人たちのことを想う。
私も楽しかったなあ。
心でみんなをハグする。
一年ありがとう!そして来年もよろしく!
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ひたすら切って折る

2008-12-21 20:21:28 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブでのしめ縄作りの準備。
藁を20本ずつくくる。30セットは用意しよう。

飾りを和紙で作る。
正方形にいくつかの大きさで切って重ねる。
来年の干支の牛を折り紙で折る。長い間使っている本からいいものを見つけた。
ただ紙を折っていったらできる牛。シンプルだけどとても牛らしい。
これを考えた人はすごいな。
私は本を見たら大抵の物は折れるけど、自分で折り方を考える事は出来ません。
そういう才能はない。
ただただ感心する。考えた人のすごさを。

       

麻紐や金の糸など準備万端。
楽しみにしている人が待ってるよ!
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フェルトのキャップ

2008-12-21 11:29:19 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブの準備。
キャップの仕上げをする。

彼は力がたくさんあって仕事もたくさん出来るのでフェルトを縮めすぎた。
スチームアイロンを当てて一生懸命伸ばす。ペンチで引っ張る。
なんとか大人が被れる大きさに伸びたのでステッチを当ててサイズテープを付ける。
息子の帽子を見てステッチの位置を研究。

ネームタグも付けて出来上がり。

       

これを見ていたら鳥に見えるのは私だけかな?
鴨か何か。
ガッチャマンみたいな。
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六つ目編

2008-12-20 21:19:46 | 手仕事 Handicraft
風邪のご機嫌を伺いながら行くと判断した。
子どもの学校のPTAのクラブに行く。その名もワクワククラブ。
竹細工を作る。

専門の先生が来て下さる。
今日習うのは六つ目編みの篭。

竹ひごを組み合わせて行くのだが、この始めの星ひとつがなかなか作れない。
今気付いたけど、この写真のも左下の所がうまく行っていない。
レシピを見ないで作れるようになるまで何回も組みなおした。
何回も作ってよく見てみると、ダビデの星のよう。クリスマスにピッタリだ。

       

これをだんだん増やしていって途中から立ち上げて篭にして行く。
なかなか仕組みがわからなくて往生する。

頭で考えれば考えるほどわからなくなる。
記憶しようとすればするほど冷や汗が出る。
そのうち頭の中が真っ白になってひたすら手を動かしていた。
頭の中にパッと写真のように正しい組み合わさり方の図が一枚。
それに合うかどうか瞬時に判断して組み合わせていた。
そうしたらうまく行った。

こういう習い方って日本人独特だと思う。たぶんドイツ人だったら無理だ。理詰めだから。

形から入る。見よう見真似でなんとか形にする。
自分の中の日本人に気付いた。
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編めた!

2008-12-20 21:13:08 | ウールクラフト WoolCraft
ずっと頑張って編んでいたセーターが編めました!
うれしい。

       

クリスマスに間に合った。
糸の始末をして、一回洗おうかな?長い間かかって編んだから。
着てみたら誂えたようにピッタリ! 誂えましたからね。

さあ、今度は私のジャケットを紡いで編むんです。
ジャコブという羊の毛です。
楽しみ!
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Stir Soup then get warmth  スープで暖をとる

2008-12-19 21:20:52 | 食べ物 Eat
風邪をひいた。のどが痛い。お医者に行ったら流行ってるって言ってました。
薬をきっちり飲んでしっかり治そう。
こんな時はスープ。
この本から。今日は赤パプリカのスープ。

子どもに野菜!はスープがいちばん
田辺 由布子
文化出版局

このアイテムの詳細を見る


料理本って買うだけで見ないで置いておく物が多いけど、これはしょっちゅう見てます。レシピがすごく良く出来ていて、この分量で作ると過不足なく本当においしくできる。私の好みにドンピシャ。

この赤パプリカのスープはちょっとピリッとしていてあっさりしていてそれでいて牛乳も入れていないのにクリーミーで風ひきさんにぴったりです。
この本とル・クルーゼの鍋とアツアツでもかけられるスティックタイプのミキサーで随分助けられています。
出かける事が多い時、体調がすぐれない時、ホッとしたい時、落ち込んだ時
温かいスープは家族の味方。

       

かき混ぜるのにこのヘラが大変使い勝手がいいです。
5年前にスイスに行った時に、お世話になったお宅の女主人に「近くでガレージセールを今日やるから来てね!」って言われて、行って買ったもの。すごく安かった。
その時すでにたいへん使い込まれている感じだった。
小さいし軽いから買った。飾り物に使おうと思って。
「これ買うの?」って彼女に言われたほど。
しばらく使わないでいたんだけど、好奇心で使ってみたらなんとまあ使いよい。
この大きさ。
普通私達がお店で買うものより随分小さいんです。

測ってみました。
全体の長さが29cm、ヘラ部分の長さが7cm、幅が5cm、穴の大きさは直径が2cm
持ち手は丸棒状で太さは約1cm、元ほどちょっと太くてヘラに近づくほどちょっと薄い。ヘラの先端は3mm厚さくらい。

ジャムやスープが飛び散らない。(火傷をしそうになったことありませんか?)
小さい鍋でもよくかき混ぜる事ができます。

このサイズ、黄金サイズだと思う。
売ってたら買います。
売ってないみたいだから作ろうかな?
木工の得意な方、作りませんか?
Comments (2)
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おもいプレゼント

2008-12-18 20:58:42 | 暮らし Daily life
クリニックの患者さんに珍しいものを貰った。
「拾ったんです。スクラップです。」らしい。
鉄の塊。
底面の直径が7cmで高さもそれ位。
みんなに「何に使うの?」って聞かれた。
わからん。でも大事にしよう。

       

渡された時よろけたくらい重い。測ってみたら2.5kgある。
私の名前も彫ってくれている。
おもいのこもったプレゼントだ。

始めは不思議なものを貰ったと思った。
持って帰る間、結構重い。駅の階段を登るのに足の筋が「キツイ!」と言った。
その時気付いた。

2.5キロって体重で言ったらこれくらいここ数年で増えている。
ずーっと変わらなかったけど、やっぱり付きやすい年齢に達したのだと思う。
でもそれってこれを始終持ち歩いているって事?
そう考えると体の負担はかなりの物だと思う。

家に帰って改めて持ってみると、筋トレにも良さそう。
これを機会にこの2.5キロを目標にこの鉄の塊を持ってトレーニングしようかな?

貰ったときにはわからなかったけど、突拍子もない様で実は含蓄のある贈り物だったのかもしれない。

2.5キロ。私には意味があった。これからも何度も持って確認しよう。
この思いを忘れないように。


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一大イベントクリスマス会

2008-12-16 21:16:39 | ハンドワーククラブ HandworkClub
クリニックの一大イベント「クリスマス会」。
一年で一番たくさん人が来ます。たぶん。

通常の診察や投薬に加えて、午前中はハンドワーククラブ
今年は松ぼっくりを使ったクリスマスツリー作り。

松ぼっくりを選んで台になる木を選んで、てっぺんに星を付けて。
たくさんあるスパンコールなどの飾りを付けます。

「不器用だから自信ないわ…。」と言っていた人たちも、一たび作業を始めると長い間取り組んでいます。
スパンコールを選んでボンドで一つずつ付けるのはかなりの集中力と手先の器用さが要りますが、みんな夢中で部屋がシーンとなるほど。
お手本には5~7個くらいのスパンコールを付けたのですが、予想通りたくさん付けていく人が続出。全部の片に付ける人もいます。
色の選び方や飾りの付け方で個性が出ます。

「お手本と同じには作らない」そういう風潮がここにはあります。
自分のやりたい事、作りたいものを作るのが大事。
誰もそれを主張したり指示したりしていないのに、そうなんです。
リラクゼーションプログラムを持つ先生方の誰もがそう言う。

羊毛を巻いて雪にしたりして、それぞれの作品ができました。
キラキラとブローチか何かの宝石のようです。

松ぼっくりも変身するもんだなあ。
食卓やテレビの上、玄関にちょこんと置くだけでとたんにクリスマス気分が広がる。これはいいもんだと思います。

去年やった「しめ縄」が作りたいと来た人が何人かいました。
「今度の月曜日にしますよ!」と言うと安心した様子。

美味しい手作りのお昼ご飯を食べて、美しいパイプオルガンとソプラノの歌声を聴いて、その後には美味しい紅茶と神戸ならではのスイーツ(和菓子屋さんの洋菓子。パイに餡と生クリームと苺が挟んであるもの。美味しいんです。)を談笑しながら食べる。

なんか幸せ感がグウッとお腹の底から沸き起こってくる。
ほっかーと体と心が温まる。
また温泉効果だ。

そしてビンゴゲーム。
これは例年すごい盛り上がる。
途中から暑くなってくるほど。絶対室温上がっています。
リーチになったら立って、ビンゴになったら手を挙げて前に行く。
たくさんある賞品の中から自分で選んで好きな物を貰えます。
早い方が好きな物がもらえるけど、たくさんあるので空クジはありません。
自分で選ぶので誰もが賞品に納得。
狙っていた大物賞品のたこ焼き器を手に入れた彼はとてもうれしそう。
私はリーチからなかなかビンゴにならなくてずっと立ちっぱなし。
それでも順番が回ってきて手袋を手に入れました。
やったー!当たったことそのものがほんとにうれしい。

みんな部屋を出る時は頬がピンク色。
湯気が出ているよう。
キラキラしています。

温まってお土産を手にして帰路に着く。

さあ、来年のクリスマス会には何を作ろうか?
なんて実際考えてるんです。長い間かけて。
鬼が笑うかな?

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松林の中

2008-12-12 20:56:07 | ハンドワーククラブ HandworkClub
松ぼっくりを拾いに行く。
団地の中を歩きながら、松ぼっくりを探す。
上や下を見ながら歩く。

松林のある公園でフカフカの地面を踏みながら探す。
松林の匂いが好きだ。清々しいしこころが落ち着く。

子ども達が小さい時は毎日散歩をした。
地面の草や小さな生き物を見ながら。
今日久しぶりにそうやって歩いてみて、それがどんなに豊かな体験だったか改めてわかった。

松ぼっくりはたくさん見つけた。
これで全部でゆうに100以上になる。
松ぼっくりって見れば見るほど美しい。
このうろこの並び方。
こういう並び方を数学的にはフィボナッチ数列というらしい。
ひまわりの種もこんな感じだ。

       

着々と準備は進んでいますよ。
Comments (2)
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小枝を切る

2008-12-12 14:16:19 | ハンドワーククラブ HandworkClub
クリスマスでのハンドワーククラブのために。
今日は元になる鉢を、小枝を輪切りにして作った。
のこぎりで切っていく。
百個。
作業はベランダで。
横で干し柿が美味しそうに揺れている。
(まだ食べられないのかな?)

       

飾りに用意したスパンコールは20種類以上。
いいのが出来そう!
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