季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

皮付きでふろふき

2008-12-11 22:00:27 | 食べ物 Eat
やまんばさんから送られてきた美味しいもの便。
大根とかぶら、柚子がどっさり。それと手作りの柚子味噌。

朝刊を見たら、ふろふき大根は皮ごと煮てもいいらしい。
昨日、煮ようと思って大根を切っている時にしっぽを食べたらあまりに美味しくて
子ども達に勧めたらあれよあれよと言う間に殆ど一本生で塩をかけて食べてしまったほどの美味しい大根だから、皮も美味しいはず。
昆布を敷いて煮てみたら全体が透き通るよう。
子ども達も皮があることなんてわからないって。
さすがの柚子味噌。柚子の香りが口に広がる。
幸せな食卓。

      
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松ぼっくり

2008-12-11 13:54:27 | ハンドワーククラブ HandworkClub
もうすぐクリニックのクリスマス会だ。
毎年午前中にハンドワーククラブの時間を設けてもらっている。
今年は松ぼっくりでクリスマスツリーを作ろうと思っています。

松ぼっくりをたくさん採ってきた。数えたら75個。
それを緑・金・銀のスプレーで色を付けた。
上から、横から裏から。スプレーを吹き付けて、満遍なく色が着くように。

       

もう少し松ぼっくりを採ってきて数を増やしたい。
一人で二つ作りたい人もいるかもしれないから。
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霧の中で

2008-12-10 08:55:35 | 季節 Season
朝。
外を見てみたら、一面の霧。
広く深い。
めずらしいほど。

           

霧に中にいるって神秘的。
霧を見ながら静岡の事を思う。

静岡に行ったときも、朝、霧だった。
いちめんのじゃなくて、山々の間に霧がたゆたう。
日本画のよう。とても美しい。息を呑んで見入った。

       

茶畑にかかるこの霧が茶の味を良くするそう。
そう言えば、スリランカやインドでも紅茶の産地には霧が良く出ると聞いたことがある。

植物も動物もその土地の気候の影響を受ける。
どれだけ土地自身が豊かか。
静岡、伊久美の自然はとても豊かで美しく心地よかった。
だから食べ物もとても美味しかった。

泊めて頂いたお宅で、水道の蛇口から出る水がおいしくて感動した。
だから白湯までも美味しい。
薪ストーブにかけられたやかんから注いで何杯もお代わりして飲んだ。
お茶を飲めない私には何よりのご馳走だ。
歯を磨いて口をゆすぐ時にも美味しさが来る。
この水は山から来るらしい。
こんな事、前にもあったな、とその時思い出した。
それはオーストリアのザルツブルグ。ここもアルプスから来る水だった。

水と空気が美味しい所ってそれだけで財産だと思う。
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また編みなおし!

2008-12-09 20:11:54 | ウールクラフト WoolCraft
あわてるとろくな事がない。
チェックに一秒あれば充分だったのに。

ペレンデールのセーターは架橋に入った。
裾のゴム編みが出来たと思ったら、本当は7cmの所を5cmでゴム編み止めをしてしまった。勘違い。
編み物好きな母が「ゴム編みをほどくのはたいへん!」と言うほど
やり直すのは面倒くさい。
あ~~~!!しばらく見ないことにする。

考える。
せっかくここまで原毛を洗って梳いて紡いで編んできた。
そしてこれから夫が毎日寒い日に何日も何年も朝から晩まで着る事を思う。
いろんな本を見たら、やっぱり裾は7cmくらいあった方がかっこいい。
温かいしここがしっかりする事でベルトのような役割も果たす。
着てみたら2cmって結構ある。それだけ短いだけで違和感があるかも。
2cmの我慢がずっと続く事を考える。
え~い!やり直そう!

なんせ百目ある。ほどくのに一時間ほどかかる。
編むのはすぐだ。
やりかけたら嫌な気持ちは吹き飛ぶ。
前に進むのみ。

       

紆余曲折。試行錯誤。
完成する日が待ち遠しい。
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ビーズを合わせる。

2008-12-08 22:29:08 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

みんなが「私も作りたい!」と言ったもの。
靴の中敷です。
見るからに温かそう。それに自分の靴だとわかりやすいように印も入れた。
なるほど、履き間違いがなくなるよね。
これ、すごい。私も欲しいな。

       

ペンダントが進化している。
きれいな石を入れた。
それが覗くように穴を開けて。
神秘的な作品。

       

今日はビーズをたくさん持って行ったのでそれを使ってみた。
「ビーズを合わせたらどんなんになるんかと、考えただけでドキドキするわ!」って。たまらない様子。
取り合わせを考える時間もワクワクタイムだ。

一日が瞬く間に過ぎる。
しっかりと腹の底から楽しい。
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拾い目が難しい

2008-12-07 18:47:25 | ウールクラフト WoolCraft
ペレンデールのセーター。
編む所は全部終わって、後はゴム編みと綴じ合わせるだけ。
襟ぐりのゴム編みを編んでゴム編み止めをした。
目を拾って中心の三目一度をしてゴム編み止め、これだけでも私にとっては大仕事。一番良く見えるところだから注意を払ってしっかりと作業する。

       

もうすぐ!出来るのが楽しみ。
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羊飼い達から

2008-12-06 21:02:41 | ウールクラフト WoolCraft
羊飼い達から分けてもらった品々。
まず富士山麓にあるFlying Sheepから、ポーチと絵葉書。
このポーチはすごいです。
羊を飼って、毛を刈って洗って梳いて紡いで染めて、それを織ってそしてフェルト化して、それをポーチに縫っています。裏地は着物地。
どれだけの手仕事エネルギーが入っているか考えただけでも気が遠くなるほどです。手紡ぎの糸だけがフェルトにしたときこんな風にきれいなキラッと光る弧を見せてくれます。とっても素敵。

       

川根のY's Farmから、お茶。前にマンクスロフタンのセーターを分けてもらったのも彼女。
羊が地を耕し、そして糞が肥料になってすばらしいお茶が出来るそう。
紅茶も作っています。チャイにして飲もうっと。

       

浜名湖の北、龍山青少年旅行村から、マフラーとベーコンとニジマスの燻製。
マフラーは希少種のマンクスロフタンとサフォークの毛で出来ています。
サフォークに黒がいるって知らなかった。数々の作品を次々巻いてみて、これが一番私に似合った。
サフォークってもっとザラザラしているのかと思ったらそうでもない。
かさがあって温かい。フェルト化しにくいってのはマフラーにはいいと思う。
この燻製は数々のグルメたちを唸らせてきた一品です。
大変美味しいです。いつも機会があるたびに手に入れて、ベーコンは冷凍して少しずつ大切に使います。これが少し入っているだけで料理がぐんと美味しくなる。

       

どれも彼らの汗と心がこもっている物ばかり。大切にしよう。
私の来年の目標はこの羊飼い達訪問ツアー。
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羊飼い三人展

2008-12-04 21:07:39 | ウールクラフト WoolCraft
静岡の羊飼い三人が作品展を開くことになった。
彼らはジョリー氏のフェルト講座の仲間達。
作品だけではなく、彼らの羊達との暮らしも紹介されるとあって
新幹線でひとっ跳び、静岡の藤枝を訪れた。

私を連れて行ってくださるIさんとまずは昼食。
名物とろろ飯を食べる。

       

とろろがきめ細かい。やさしい柔らかい味。麦ご飯と合う。とろろもご飯もたくさん用意されているので御代わりを繰り返し、完食!
裏にある山にみかんが鈴なり。このみかん。絶対そこから来た。
外の空気の冷たさが伝わる。皮が薄く実の色は濃く、美味しい。

安倍川餅の老舗を訪ねたがお休み。残念!また次回のお楽しみ。

こんなところに?!ってとこにあります。会場の「こころ庵」。

       

古民家をギャラリーにしています。
素敵な空間。
憧れの薪ストーブ。

          

どの作品も彼らが飼っている羊の毛から出来ています。
羊を育て、毛を刈って、洗って梳いて、紡いで織ったり編んだり、フェルトにしたり
マフラーやショール、セーターや座布団、温かなマットまであります。
入ってすぐのスペースには羊毛で作った羊と牛達の牧場もしつらえてあった。

気持ちのいい空間で気の良い仲間と作品を見たり触ったり、羽織ってみたり着てみたり。
売り物の敷物の上に座って話に花が咲く。
どこにでも要るところに出現する「イマココ」カフェのチャイがたまらなく美味。

遠く旅して、会うのは何回目とか初めてとかの人々と一緒にいて
なんだかここが落ち着く。まるで家に居るかのように。
羊の生み出す不思議な連帯感。
温かくやわらかく強い。

私のブログを楽しみに見てくださる方々ともお会いできた。
こうやって直接「楽しみにしています。」と言われると
ブロガー冥利に尽きる。ほんと、ブログやってて良かった。
初めて会ってもまるで昔からの知り合いのようにしっくり話が出来る。

会場の風景はやまんばさんのブログにちょこっと出ています。
興味のある方は覗いてみて下さい。
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冬にはおでん

2008-12-03 22:27:59 | 食べ物 Eat
前にテレビで見た。
おでんの具についての研究で。
ちくわぶ。

関西にはない。
この前のハンドワーククラブでその話になり、ちくわぶを知っている人は関東にいた経験のある人一人だけだった。
東京では「おでんに欠かせない具ナンバー3」に入ってたんだけど。

どんな味なんだろう!食べてみたい。
丁度明日はお出かけなのでおでんを作り置きすることにした。
スーパーマーケットで探してみる。なんと!あった!なんか感動した。

       

入れて作ってみよう。
私が帰ってくるまであるかな?
家族のみんなも初めて食べる。
材料は小麦粉だって!不思議だ。魚で出来ているようにしか見えないのに。

うちで人気なのは、玉子とコンニャク、お餅の入っている薄揚げ。
スジ肉。

静岡では鰹節と青海苔をかけて食べていてびっくりしました。
大阪では辛子を付けて食べます。
Comments (2)
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滝効果

2008-12-03 10:28:37 | 食べ物 Eat
万博の民族博物館でチャイを作る風景をいくつか見た。
「ヤギの乳で茶を淹れる」
「ラクダの乳で茶を淹れる」
「モンゴルのお茶」

どれもまず燃料の枯れ木や家畜の糞を集める所から始まって
乳搾り、火起し、お茶を少しの湯で煮出してから乳を入れ
沸騰させる。

どうして乳でお茶を煮出すのかそれまで考えた事がなかったけど、きっと乳の加熱殺菌も兼ねているのだ。
それにお茶を入れることで更なる栄養分が摂取できる。
これは紛れもなく、嗜好品ではなく「活きる糧」だ。
知らなかった。初めて気付いた。

そしてどのインドとモンゴルの人たちも、沸騰しかけたら、小さい器や柄杓で茶を掬い上げては鍋に注ぐのを繰り返していた。
約束事のように。

よし、やってみよう。
お玉で掬って注ぐ。

       

おお!泡立ってくる。
カプチーノみたい。
そしてたんぱく質の膜が張りにくい。
そして吹き零れない。

飲んでみたら、まろやか。味がいつもと違う。
やっぱり理由があってやっていたんだ。
いろいろいい事があるってわかった。

「チャーリーとチョコレート工場」(ロアルド・ダール著)というお話の中で、巨大なチョコレート工場の中に入ったら、大きなチョコレートの滝があって
溶かしたチョコレートをそうやって滝のように落として撹拌する事でチョコレートを美味しくする。という話がでてくるんだけど、それを思い出した。

滝。効果があると思う。きっと。
滝の下の水は美味しいかも。

朝10時半は私のチャイタイム。
今日もチャイを淹れよう。
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