季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

並んだ並んだ

2014-12-11 23:04:15 | ウールクラフト WoolCraft
とにかくやってしまわないと!
朝から最大パワーでこなしていく。
クリニックのクリスマス会の準備。毎年、夏くらいからぼちぼち考え始めて12月はこれにかかりっきり。
それが今年はいろいろと他にあったし週末もあるから、今日明日で仕上げないと。

来年の干支が未だから羊が良いと思ってた。
どんなのにしようか考えに考えて。前に外大のモンゴル語学科の先生に習ったのをアレンジすることに。

随分前になるけど、元々私が知っていた方法で羊作りをしたことがある。
クリスマス会の手仕事はたくさんの人たちが来ることになってるから、とにかく目の回るような忙しさ。ゆっくりと観る事ができなくて来た人も苦労していた。それでできるだけシンプルで良いものが出来るようにと工夫する。

土台は作って置いて、羊毛を後で付けるだけと言うのにしよう。
それで土台を作る。
たくさんたくさん…たくさん作りました。絶対足ります。次の週もハンドワークあるので、その時にも使えるように。
午前中に目いっぱい作って、午後に本町の手芸問屋に買い出しに行って、また帰って夕ご飯の支度をしてからも続きを。
あまりに並び過ぎて、スターウォーズのストームトルーパーを思い出す。

       

いつも耳が難関だけど、売ってるフェルトで付けることにした。
そして今回の特徴は、鼻と口を付けた事。羊の事を思うと、あの鼻と口が可愛いなあと思って。スプーンで簡単に付けられる。

       

こうやっていくつもいくつも羊をひたすら作っているとハイになってくる。
始めは習った通りにシンプルな形に作ってたんだけど、乗ってくると、毛刈りの時の事を思い出したり、羊の画像で姿を確認したりして、どんどん生きている羊に近づいてくる。頭から胴体のラインとか、お尻の丸みとか。
粘土も日頃使わないけど、慣れて来たら手の中でどんどんと形が変わって思い通りに仕上がってくる。日頃、フェルトで鍛えた形成力がものを言うのだなあと、自分でも思いながら。
途中で夫が帰って来て、私が四角い粘土を取って手のひらでくるくるってしたらあっという間に形になって行くのを観て面白がってた。

まだ作業は残っている、乾くのを待って明日には準備を完成させよう。
一年で一番大きな行事のクリスマス会。みんなが楽しく過ごせるように。力をぐうっと込めて行く。
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竹生島

2014-12-10 22:04:41 | 旅 Journey
夫の平日休み。ちょこちょこあったんだけど、私が用事がある時が多くて遠出は出来ず。久しぶりに出かける。
朝から地図を広げてどこに行こうか考えている。そして「竹生島に行こうか?」って。
ここ数年しばしば訪れる滋賀県、いつも視界に入っていたその小さな島。いつか行きたいなあと二人で言ってた。
「行こう行こう!」
船の時間を調べてそれに合わせて行く。平日は一日2便のみ。

船着き場に着いた。チケットを買う。売り場の横に真っ赤な制服。着てみたいなあと思ったけど、人が多かったからちょっと恥ずかしくてやめた。

       

この人たちに並んで写真撮りたかったなあ。
偉大なるしゅららぼん。面白い話です。映画はまだ観てないから観てみたい。

       

船の名前が「べんてん」。良いねえ! これは森見登美彦の世界。

       

一日どこからでも見えてた伊吹山。雪化粧で美しい。

       

琵琶湖の北のぐるりは雪の山に囲まれています。それが湖から観たらなんとも美しい。

       

30分ほどで到着。大きな湖にこんなに小さな島。土台がどうなってるのかはいまだになぞらしい。
昔々から聖なる所としてあがめられてきた、この島にいざ上陸!

       

ものすごく急な石段を登って登って行きます。手水が美しい。やっぱり龍だよな。
あちこちに龍のモチーフがある。島じゅうに。

       

お寺は西国三十三か所参りの三十番所。本尊は弁財天。それで船も弁天かあ。
朱印帳を忘れたので、書いたものを分けてもらう。

てっぺん近くに塔がある。気分が良い。地面を見ても植層が違うなあと思う。私は生えてる植物の種類を観たら、そこのいろんな環境がわかるけど、ここはどこからも離れて車も通ってないからこんなにきれいなんだろうなあと思って観る。フキや苔が綺麗。

降りて神社の方へ。桐の紋と菊の紋が並んでる。
入り口で貰ったかわらけに願い事を書いて投げる。かわらけ投げをした。
私はものすごいノーコンなので心配したけど、やっぱりすぐ下に落ちた。残念。仕方ないな。でもやってみたかったんだ。
ここからの眺めがなにしろ素敵な上にも素敵で、一回行ってまた戻って見に来たくらい。龍神さんにしっかりとお参りもした。
この島はしずかでなにもかも澄んでいる。空気も水も。やっぱり世間から遠いって感じ。その気分や感じをじっくりと味わう。

       

滞在時間は1時間ちょっと。下の売店で温かい芋もちも食べて、また船に乗る。
後ろのデッキから観た竹生島が美しい。

       

俗世にまた戻って、今度は長浜の黒壁スクエアへ。旧市街にいろいろな店が並んでる。特にガラス製品がたくさん。
店に入っていろいろな美しいものを眺める。
農産品などもいろいろと観て買う。嬉しかったのは山の芋。丹波のだそうだけど。
これを摺ってだし汁のお吸い物に浮かせて食べるのが好きだから。やってみようと。

       

商店街に海洋堂ミュージアムと言うのがある。言わずと知れたフィギュアの殿堂。
中のミュージアムはもう閉まってたけど、入り口の売店が開いてて、ゆっくりと観る。いろいろな造形が面白い。
ガチャガチャコーナーで面白そうなものがあったのでやってみる。岡本太郎のガチャガチャ。
そしたらこれが。

       

他のだったら甥っ子にって思ったけど。これは大好きなので自分で持っておくことに。なるほど、うまく作ってある。
さすが海洋堂。世界に誇る日本の文化。

       

もうしばらく行くと、せんねん灸のお店があった。
入っていろいろ見せて貰ったり話を聞いたりする。お灸の種類もたくさん。普通薬局ではここまで揃わない。
それでいくつか買った。そしたら参考の冊子や試供品をたくさん入れてくれた。親切だなあ。
長浜で良く見たのはシジミとヨモギ。どちらも体を温めて強くしてくれるものだ。この季節にぴったりだったなあと思う。
特産品の店で買ったヨモギの入浴剤も使うのが楽しみ。

       

晩御飯はうちの近くで中華を食べたんだけど、ここの杏仁豆腐がどこよりも美味しいと思う。来て良かった。

       

長い間行きたかった竹生島に行けて良かった。行きも帰りも船でおかしいと思うくらい眠かったのが不思議。着いたら起きれたから良かった。
時々いろんなパワースポットに近づくと眠くて眠りが止まらなくなるときがある。

ちょっと遅くなったけど秋の遠足に行けて良かった。滋賀県はやっぱり良いなあ。空が広い。雲が綺麗だった。
行きと帰りの途中で羊たちの近くを通った。「どうしてるかな?」と思いながら外を観る。春に会えるのが楽しみ。



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ほぐすほぐれる

2014-12-09 20:44:41 | 工房working place
工房にて作品作り。
助っ人がもう一人加わって。3人での初めての作業。
まず、羊毛ほぐしをゆっくりと時間をかけてします。そうやって話したり黙ったりしながらお互いの間合いも空気もほぐれて行くよう。
毛刈りの時に分けて貰った日本の羊の毛がたくさんあるので、それをできるだけ使おうと。
ほぐすのは一人だと気がめいるけど、みんなで一緒にやったらとても楽しい。良い時間が流れる。これをやりたかったんだよなあと思いながら。

新人助っ人の丁寧さ。ほぐす前と比べたら全然違います。ものすごくきれいにしている。
羊毛って手をかけると姿を変えるけど、触ってほぐすだけで、それまではなんとも地上的な汚れてて重いものが、こんなにも天上的な透き通って輝くものに変わるのが不思議です。人の手の力のすごさ。

       

ひとしきりほぐしたらフェルトに入る。
このほぐした羊毛を使って、どれくらい縮絨するかサンプル代わりに。
鍋敷きとティーコゼー。
試しに作ってみた生地の質感。くりくりとしていてとっても綺麗です。使えるなあ。この線でもっと進めて行こう。

       

工房にあるコーヒーサーバーにこのティーコゼーをかけて、これからお茶を淹れられます。良かった。

       

私たちで作品をしっかりと作って、いろいろな人たちに使って貰えるようにしたいなあと思っています。
羊の良さ、温かさ、丈夫さ、優しさを伝えたい。特に日本の羊の。
これからこれから。グループの名前も考えながら、ブランドのタグも作りたいし、いろいろ考えています。
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ベレー♪ベレー♬

2014-12-05 21:04:12 | 講習 PrivateClass
ベレー講習。
好きな色を聞いておいて、その色を使って作ります。
ナチュラルなブラウンを選んだ彼女は、この羊毛がなかなかさばきにくく手ごわいので苦労しています。
染色羊毛は扱いやすいなあとやっぱり思う。

美味しいお昼を挟んで、しっかりじっくり取り組んで、二人とも出来ました。
大きさが良くなったら、洗って脱水して、針仕事を少しして、アイロンで形を整えます。

       

一つはブルーの。上のは昨日私が作ったものです。

       

ブルーのは地球のような模様で、とても素敵。

       

ブラウンの。模様もナチュラルで。難しい素材だったけど、なんとか仕上げました。出来たらこの上なく嬉しい。

       

これから寒くなるからこのベレーは活躍すると思います。
もう模様や色とかよりも暖かくて便利で手放せなくなる。少し大きめで耳まですっぽりと入るベレー。お勧めです。
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幸せのお届け物

2014-12-04 20:11:15 | 工房working place
雨降る中、工房へ。
友人の結婚式の飾りつけグッズを仕上げて整えて発送する。

あと少しの工程だったのですぐに完成。そして持って行った箱に詰める。
そうするとまたもやドンピシャの収まり具合。いつもながら自分でもびっくりするわ~。
式が済んでも毎年使えるように、収納まで考えたのでうまく行って嬉しい。

       

郵便局に持って行ってもう一つの作品と一緒に入れられる箱を頼んで、梱包、発送。
出来ました。やった~!2丁上がり!
嬉しい!

あと一つ大きな行事があるので、その前に調整のために知り合いのアロマトリートメントの人に施術を頼んだ。
体調や症状に合ったアロマオイルを使ってのマッサージとレイキヒーリングのセット。
背中や腕がバキバキだったのが溶けるように柔らかく。レイキヒーリングって何かな?と思ったけど、胸の硬いのが取れて息がしやすくなって良かった。
しっかりすっかりスッキリ!

施術して貰いながら聞いた話。

彼女の所で夏にワークショップをやってフェルトの携帯入れを作った男の子が居ました。
お母さんとお姉さんと来て、自分はやりたくないと始めは言ってたのに、羊毛を観ると作りたくてたまらなくなって作ったらとても素敵なのが出来たと言うもの。
そのケースに入れた携帯をある日落してしまった。
大切な携帯と手作りのケースがなくなってすごいショックで悲しくてたまらない毎日を一週間過ごした。
その間、携帯は屋外にそのまま放置されていた。
それを誰かが警察に届けてくれて、帰ってきました。
良かった!
それが一週間の間外に放置されていたのに、携帯は大丈夫だったんです。雨も降ったのに!
携帯ケースに蓋を付けたのが良かったらしく、フェルトが雨を防いでくれて埃や汚れや衝撃も防いでくれて、お蔭で助かったと。
フェルトの実力がわかる素敵な話です!
すごいなあ。私もそんなことしたことなかったから驚きました。フェルトってやっぱりすごい!
モンゴルの人がその中で暮らしてるんだもんなあ。そりゃあなあ。
嬉しい話をありがとう!


こんな風に合間合間に十分インターバルを取って、次々と取り組んで仕上げて行こう。しっかり働くよ!


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コミットメント

2014-12-03 20:27:06 | 工房working place
工房にて。
ヒツジパレットの発送が終わり、次の課題に移る。
私はだいたい物事の優先順位を決めていて、それが終わらないと次の事は殆ど気にしない。ちゃんと大丈夫な日程でそれを決めているので。
そうすると、いらない心配とかしなくてすむ。これをコミットメントと呼んでいて、大学の研究室で習った。
だから今はヒツジパレットのコミットメントは終わったと言う事。
次は友人の結婚式の準備にコミットメント。

殆ど出来てたんだけど、少し手を入れて完成させる。
足りないものを作って仕上げる。
工夫してより良いものを仕上げる。
あと一日あれば行けそう。良かった。
大作なので、彼女の結婚式が済んだらお披露目しますね。お楽しみに。

その間に妹はもう一つpawシリーズのiPhoneケースを作る。今日はピンク。良い色です。
明日仕上げ。

       

ひとごこちついて、少しまとまった時間が残ってた。帰っても良いんだけど、作りたいなと思って。
試作品を作る。
帽子です。いつもいつもどんなのが良いか、アイデアを考えながら暮らしてて、それを形にしたくて。
この頃この濃い鮮やかな青が好きです。うまく出来ると良いなあ。

       

結局今日も暗くなるまで。寒いけど暖房も付けないで大丈夫な工房。また何かうちに余ってるもの持って来よう。

帰りにふと見ると、琵琶の花が咲いていた。こんなに寒い時期に咲くのです。
これが地味だけどいい匂い。

       

12月は予定がみっちり。一つ一つ片づけて次々こなして行こう。
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配送できました!

2014-12-02 21:38:08 | ハンドワーククラブ HandworkClub
昨日の夜、ビュービュー言う風の音を聴きながら、ざんざか降ってる雨の音を聴きながら、「明日晴れますように!」ってひたすらお願いしていた。
そして朝起きたら、きれいな青空!
風はあるけど、そんなに強くない。やった!

朝一番にまず出来上がった作品にタグを付ける。みんなで付ける事にしました。

       

そして全部を大きな風呂敷に包んで、隣の公園まで担いでいく。車で別の公園に行こうかと始めは思ったんだけど、そっちに足が向いた。
近道をしようと草の斜面を登って行った。落ち葉がたくさんで滑りそうになる。何とか着いて良かったと思ったら、体中に引っ付き虫がいっぱい付いてる!あ~!大切なカバンにも。それでひたすら取ったらそれで時間を取ってその間に冷えた!さむ~!

       

頃合いの木に作品を取り付けて光や背景を見ながら撮影する。デジカメは今持ってないのでスマホで。
作りながら、この作品は風があるのが良いんだけどな。会場は仕方ないとして撮影の時に風でふわっと動いてるのを撮れたらな。なんてずっと思いながら来たら、今日は結構な風の日で、そんな所まで理想通りにならなくても!って自分の夢に突っ込みを入れながらの撮影。
結構揺れるので手こずったけどなんとか撮れた。
たくさん撮って家でパソコンで確認して良いのを選ぶ。それをSDカードに移してカメラ屋さんに持って行って焼いてもらう。写真、久しぶり。
今は早いな。10分くらいで出来た。
帰ってその写真を用紙に貼って、用紙に必要事項を記入する。他の書類にも書く。

さあ、箱。これが問題。昨日大体で段ボールを購入しておいたんだけど、これほどの大きなのってなかった。ホームセンターで見渡したらいっぱいあったんだけど、どれも商品が入ってる。小さめのしか売ってなかった。それでそれらをなんとかかんとか組み合わせてガムテープで張り合わせて、作品がちょうど入る大きさの段ボールを作る。
作品を丁寧に包んでその箱に入れて箱が壊れないように紐でも固定する。
で、出来た。

       

ヤマト運輸の指定なのでどうしようかと思ったら、いつも行くお店がヤマト運輸の宅急便取扱い店だったので車で持って行く。
着いて店の人に聞いたら「各辺の合計が160cmまでしか扱ってくれないよ!」って言われて測ってみる。
そうしたらなんとちょうど159cmくらいでぴったしだった。セーフ!適当に作ったのにうまく行ったなあ。
この箱がちゃんと行って帰ってこれるか、ちょっと不安だけど、もう託すしかない。ガンバレ!箱!踏ん張れ!


出し終えて、ホッとする。この半年、ずっとこの事を考えて取り組んできた。この2週間ほどは毎日のように考えて作って。
先週は本当に毎日取り組んだ。出せないかもって思ったものもあったのに、全部出せるようになったなんて、まるで奇跡のようだ。それもかなりの素敵な仕上がりで。今日の一日だっていくつもの偶然と奇跡の連続だった。
なんだかもうやり遂げた感が一杯でちょっと涙も出そうになるほど。
一緒に頑張ったみんなに感謝の気持ちであふれる。

お昼も食べてなくて3時ごろだったので、お祝いの一人打ち上げをすることにした。
ずっと前から行ってみたかった「コメダコーヒー」に入って、サンドイッチとシロノワールってのを頼んだ。期間限定のチョコのがあったのでそれに。
いつも混んでて入れないのに、今日は入れて、待つ事もなく、結構空いてて良い感じ。天上も高くて素敵なお店だった。
大きなサンドイッチをほおばり、後に来たチョコノワールをモクモク食べる。
うま~い!このちょっと横についてるイチゴジャムが手作りっぽくて酸っぱくて美味しい。チョコのにして良かった!

       

お腹ペコペコに詰め込んで、幸せ気分。緊張がほぐれてぐっと緩んで温かくなる。
本当に良かった。あとは無事に着いて来年の2月に展示されることを祈るのみ。
開催が楽しみ、ヒツジパレット2015。来年はもうすぐ。
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きっちりと仕上げました。

2014-12-01 20:53:13 | ハンドワーククラブ HandworkClub
朝、電車で。両脇にジャンプを読む男性。月曜の朝だなあと。「まだこの漫画してるんだ!」とか思いつつちら見。

ハンドワーククラブにて。
今日も縫っています。

ふと見ると、並んでるみんなが下を向いてしきりに縫っています。静かに。
その濃い温かい空気が好きだなあと観ながら思う。

この頃復活した縫い物男子。本のカバーを縫っています。
私が設計した、2本縫ったら出来上がるブックカバーの縫い方のはずが、ひっくり返したらうまく行かなかった。残念。
それでまた考え直して、少し解いて縫い直した。
すると、ちゃんと袋の部分が出来ました。良かった。

       

本に被せてみると。良い感じです。ぴったり、ぴっちり。
今まで数々のブックカバーのリクエストにこたえて作ってきたけど、これはうまく行った。これからこの方法で行ける!

       

最後に端の始末をして。この縫い目が本当に美しい。見えない所を縫うのが勿体ないほどの縫い手なんです。
一針一針別々に縫ってこの正確さ。緻密さ。どうなってるんだろう?ほんとにすごい。彼の縫い目を観るたびにグッとくる。

       

シャツもチュニックもパンツも着々と縫い進める。
それぞれにぴったりのもの。

途中でケースワーカーの人が来て、みんなの作品が本格的過ぎるのにびっくりしてる。深みにはまりやすいのが彼らの特徴だから、それがわかりやすいって。そう思います。どうしてもそうなっちゃうんだなあ。仕方ない。まあでもケースワーカーの人も嬉しそう。

ヒツジパレットの作品の仕上げもなんとか出来た。もうずっとフル回転。お疲れ様!
間際でいろいろとハプニングがあって、揃わない覚悟も一度や二度はしたこの作品。
それがみんな揃って出来て、本当に良かった。
奇跡のようです。持って帰って組み合わせを考えて、写真を撮って送らないと。
明日お天気どうかな?

晴れ晴れとした気持ちで帰る。作品を手に持って、どこかに忘れたら大変なのでどこにも寄り道しないでまっすぐに帰る。
ほっとした。でもまだ気を抜かないで。ちゃんと送れますように。
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