不意の流れで決まった。北九州の友達3人に合う旅。
熊本と福岡と長崎です。
まずは熊本から。
伊丹からANAで熊本へ。ANAの早割でホテルも取るのをこの頃使っています。ずいぶん安くなるのでびっくりする。パソコンから予約します。
今回はスマホでチケットを見せる仕組みを習得して、チケットも持たないですぐに搭乗出来るようになった。
ずんずん安く便利になる飛行機の旅。
空港で友達が待ってくれていた。彼女が取って置きのコースを準備してくれていた。
いろいろと下調べして、予約して、そんな作業が好きだと言う彼女。素晴らしい。
始めに行ったのは山の中にある一軒家。
囲炉裏の炭火で地鶏を焼いて食べる。
醤油のタレが絶妙の味付けで、ちょっと今までに食べた事ないくらい美味しい!
いつも美味しいものを紹介してるけど、ここのは次元が違った。もう美味しいとか言う言葉では表せないくらいの喜びでした。
満足して一路熊本市内へ。
水前寺公園では鯉と水取りに餌をやり
いきなり団子を食べました。
これは私がリクエストしたもの。前から食べたかった。
この芋は輪切りにしただけのものです。それに餡を合わせて小麦粉の皮で包んで蒸してあります。
素朴なものを創造してたけど、芋の実力をわかってなかった。この芋は今まで食べた事ない甘さです。調味とか要らないこの上品な甘さ!
いきなり団子、すごいです。
水前寺公園の茶室の前で見つけた。しめ飾り。なんと!賑やかな!
って言ったら普通だと友達が。住むところが違うと、普通も違うんだな。
そして熊本城へ。
熊本城。多くの城好きにとって日本一のお城だとずっと言われて来たので、是非じっくり観たいと長年夢見てたら、去年の地震。
ものすごく残念。それでも外からだけでもいいから観たいと思って連れて行ってもらいました。
もう外の石垣から随分と大きく崩れていてショックを受ける。手前の写真が元の形です。
お城は無残でした。今まさに立っている事自体がやっとという感じ。
本当に悲しい。思い入れがないのにこんなに悲しいんだから、熊本の人たちが身をもがれる思いがするだろうと思う。
20年かかるとも言われている。途方もない修復だと思うけど、美しくしっかりと復活するのを待ち望んでいます。
この城を観たのが加藤清正神社。お参りをしてふと見るとおみくじがある。
よく見るとなんともおおらか。自分でお釣りを取る仕組み。
車に向かう途中に振り返ってみる。
大きなクスノキにちょうど囲まれるように見える。
こうやって見てみるとクスノキの神様に守られてる気分になって「大丈夫だな」って思える。
そして少し行った所にある、友達の散歩コース。水前寺江津湖公園。
美しかった。街の中にあるとは思えないくらいに空気が気持ち良いなと思ったら、水はぐんぐん湧き出てる天然水だって。
地震の時は一時水量が減ったんだけど、ダイバーの方々が復旧をして下さってすぐに元の水量に。
そして街の人たちがこの水を汲んで生活に使ったらしい。
「ほんとうに水に恵まれてるんだってわかった。」と友達。当たり前にあると思ってたもののありがたさがわかると言うのはすごいことだなと話す。
熊本の街は随分復旧が進んで、さっと観ただけでは不都合はなさそう。大丈夫です。
地震の間はその子と仲間とでLINEで励ましあって、「治まったら行くからね」って言ってたので、行けてよかった。観れて良かった。
車で通る道で観るのは広大な畑。ニンジンがたくさん植えられている。
良く熊本の野菜を観るけど、ここから来てるのかと。なんか自然も畑も規模が違うな。
友達が選んで予約してくれたお宿がなんとも良いところ。私たちのための露天風呂まで付いている。
もちろん食事も豪勢で最高でした。
私が用意して行ったフェルトのキットを使ってがま口を作る。
次の日は山鹿と言う街の
麹屋さんに連れて行ってもらった。
味噌、甘酒、麹、酢を買ってうちに送ってもらう手筈をする。楽しみ。
ここは麹を作る過程や、それを使った製品のお店や作業場を観れるコースがあるらしい。いつか行ってみたい。
そして久留米で久留米絣などを見せて貰って福岡に新幹線で向かう。福岡から鹿児島の間だけで走っている「つばめ」と言う新幹線らしい。素敵なデザイン。中も豪華でした。一駅だけだったけど乗れて良かった。快適だった。
熊本。豊かな大きなところでした。
美味しいものもたくさん、温泉もいろいろあるらしい。まだまだ観たいところがたくさんあるので、また行きたい。