梅雨入り。


現在ファクトリー2では、東北地方よりプライオリティサービスで入庫したZ34のスーパーチャージャーを組み込んでいます。
フルノーマルから一気にチャージャー取り付けで大幅な出力向上が見込まれます。
問題は天候。 福岡地方は本日より梅雨入りの為豪雨です。 シャーシダイナモセッティングでは天候は関係ないものの、やはり湿度の高い日にはセッティングデータは安定しませんし、ロードチェックも行えませんので不安が残ります。
納期優先ならば致し方ない環境かもしれませんが、幸い時間的猶予はあるので安全に安定した環境でマッピングのチェックを行いたいと考えています。

■STILLEN スーパーチャージャー パフォーマンス パッケージ 
・V3スーパーチャージャー
・ハイブーストプーリー
・600ccメーンインジェクター
・高効率燃料ポンプ
・水冷式インタークーラー
・19段エンジンオイルクーラー
・UpRev Osiris ECMセッティング

新しいセッティングへ挑戦。


STILLENスーパーチャージャー搭載のHZ34フェアレディZロードスターは、セッティングまで完了し無事にオーナー氏の元へ帰ってゆきました。


今回もハイブーストプーリーを組み込み450馬力仕様のパッケージでしたが、この最近オートマチック車との相性が悪く悩んでいましたが、Z1モータースポーツでのセッティングデータや情報を上手にフィードバックさせることが出来、これまで造ったスーパーチャージャーの中でも上々の出来となりました。
純正比150馬力以上も上昇した出力に対し、パドルでのギアチェンジ時で生じるスリップが鬼門となっていました。
これまではトルクマップをチューニングし予測トルクを向上させていましたが、今回はそれに加えギアチェンジの際のドロップオフを計算し、高負荷域へ移動しないようマッピングを行いました。


リザルトとしてはほぼ450馬力 
気温は30度を超え湿度80%と過酷な環境下でのデーターですので素晴らしいデーターです。
排気系のモディファイが進むと、中間域での添加と燃料をもう少し調整できそうですが、現状ではノーマル排気ですのでこれ以上の進角はノックを発生させるだけです。

視覚効果バツグンなタワーバー


当初、本物のチタン材を用いてタワーバーの制作を計画し試作まで作りましたが、自分で欲しいと思うまでの価格まで調整することが出来ずに制作を断念。
そのかわりに、面積の広い純正タワーバーをカスタムペイントしたところ、欲しいと思う半分の価格で販売することが出来、結果として満足しています。
月に2〜5本程度の受注ですので作業も引き受けやすく、MOTO GPライダーさんのヘルメットをペイントしている工房にて施工を行っています。
経験が増えるに従い、段々と派手目な仕上がりとなっており、結構やりがいのある面白い案件です。

■DAYTONA アノダイズド風タワーバーペイント for Z34

ルックスと軽さと性能に直結。


Z33ブレンボやZ34アケボノ製スポーツキャリパーのアップグレードとして、Z1モータースポーツ製2pcsブレーキローターのご用命を多く頂いています。
フェイスは3種類 スリット/ドリルド(一番人気)、スリットそしてスピンドルです。
T6061アルミニウム製センターハットを搭載した2pcsブレーキローターは、放熱性の高さや軽重量設計でスポーツブレーキローターとしては申し分ないスペックを持ち、あえてフローティングではなくリジット方式ですので、車輪回転時の振動から発する金属音が生じないことはストリートユースとしてもストレスの無い性能です。
単にメンテナンス用として交換される方もいますが、昔からバネした荷重の低減はハンドリングの性能向上を含んでいますので、チューニングアイテムとして体感できる機能パーツです。

■Z1モータースポーツ スポーツブレーキローター 2Pcs仕様
材質 : スチール / アルミT6(センターハット) 
色: アノダイズド ブラック
仕様 : 純正交換型2ピース スポーツブレーキローター

タワーバーで遊んでみよう。


カスタムペイント チタン風タワーバーがGW前に完成しました。
ペアブラシを得意とする職人さんへ発注し、1本1本 風味の異なるペイントを施していますが、回を重ねるごとに理想に近い風合いになっています。


ヘルメットペイント等も得意とする職人さんだけあって、人に見られる楽しさや喜びを解ってくれるから、遊びココロを思い切り詰め込んでいます。
ボンネットの中へ装着されたら、どんなに美しくなるでしょう? オーナーさんのレビューが今のうちから楽しみでなりません。

■DAYTONA Anodized(アノダイズド)ペイント タワーバー
Z34純正ストラットタワーバーを陽極酸化チタン(アノダイズド)風にペイント処理します。
エアーブラシ&ピンストライプペイント職人が、1本1本手作業にて塗装を行うため、同じものは2本と無い、貴方だけのストラットタワーバーを塗装します。

新素材ハイブリットカーボン

NEW YORK発Western CustomZより高品質のカーボンアイテムが数点届いています。


Western Customz │CFRP メインメーターパネル
先行発売の3連メーターフード パネルに合わせて、今回はメーンメーターパネルの追加企画も行いました。


Western CustomZ │ Carbon ドアハンドル カバー
同コンセプトでアウタードアハンドルカバーも追加ラインナップ。
これまでにも同じような商品はありましたが、Western CustomZは新しいカーボン工場とジョイントを行うことにより、ドライカーボンの製作工程同様の製法を用いることによりハイブリッド カーボンを完成。
製品を見るとわかりますが、非常に薄いカーボンでありながらも十分な強度を持っていますので軽量かつ美しい仕上がりです。


Western CustomZ │ Forged Carbon ドアハンドル カバー
結構気に入って仕入れをしたフォージドカーボン製ドアハンドルカバー。
国産車では綾織カーボンの人気が高いですが、ことハイパフォーマンス輸入車やレクサスでは今やフォージドカーボンが主流。 ぜひとも国産車オーナーさんへハイパフォーマンス輸入車の感覚を味わっていただきたいと願っています。

目が醒めるような鮮やかさ。


家電屋さんに並んでいる最新テレビ機種でデモ映像に使われているかのような鮮やかな配色。 
オーナーさんが狙ってのことなのか、たまたまこうなったのかは解りませんが、すごい派手なコックピットに変身したことは間違えようがない事実です。
配色はレッドカーボン×オレンジ・フラットレザー×ブラック・ステッチの組み合わせ
ボディデザインはDフラット×ガングリップ×コブ加工の標準的なDAYTONA Racingスタイルです。

カラーカーボンは色飛びのリスクがありますので、紫外線のきつい時季だけでなく常にステアリングカバーで保護してあげることが大切です。

ロードスターが揃いました。


作業入庫待ちのZ33/34フェアレディZ ただし、全てロードスター。
クーペボディと比較すると圧倒的に生産量が少ないはずなのですが、私達のもとにはこのように集まるのが面白いです。
奥2台のZ34ロードスターはSTILLENスーパーチャージャーの搭載を行い、手前Z33ロードスターはブッシュ交換での入庫です。
気がつくと10月に突入 とはいえ、まだまだ暑い日が続いていますがオープンカーにはまもなくいい季節が訪れてきそうです。



信じられない! とオーナーは息を呑む。


車検入庫と合わせて、ヘットライトのポリカーボネート・コーティングを実施しました。
保管場所の問題や経年劣化により、近年の樹脂ライトは黄ばみを生じ、それがクルマそのもののイメージを低下させている感は否めません。
そこで透明度の高い、まるで新品ライトへと戻るかのようなDAYTONAヘットライト・コーティングは人気を集めています。
勿論、通販サイトや量販店で同様のシステムや溶剤が販売されていることを僕たちは知っています。 しかしながら、完全にプロフェッショナルユースとして開発された溶剤そのものの性能に加え、経験値の高い職人が削り出す"研ぎ"は誰もが真似できるものではありません。
ライト一つの作業においても、バンパーを外しライトを外し施工してゆく。 手間のかかる仕事ですが、クオリティの高さは絶対なのです。

見えないと意外と異変には気が付かない。 では、見える修理をおこなおう。


Z34ロードスターが車検で入庫しました。
日本国内において年度末である3月が最も自動車の販売が多い時季であることからも、車検の依頼も同じように多くなる時季です。


スパークプラグや油脂類等の消耗品の交換作業を行っていた時に異変を発見。
エアクリーナーBOXからスロットルチャンバーへ流れてゆくパイピングの下部に装着されているチャンバーです。
エンジンのカムカバーと干渉していたようで、熱と振動によりチャンバーの一部が完全に破壊されていました。 勿論、この穴から熱気やホコリ等がエアフィルターを通過せずにエンジンへと吸い込む事になっていましたので危険です。


Z1 MotorSports │ インテークシリコンホース for 370Z
問題のチャンバーを除去するために、チャンバーの取り付けが必要ないZ1モータースポーツ製シリコンインテークホースへとアップデートを行い問題を解決し、あわせてエンジンルーム内の彩りも良くなりすべてが上手くまとまりました。


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冬に夏の準備。


暦上では本日から春ということになりますが、春を通り越し「夏へ向けた準備を行なっている」と聞くと何だかピンとこないかもしれませんが、既に動き出しているオーナーさんがいる事は事実です。
クーペボディの車両はドアが長いので当然ながらガラスも相応な面積を有しています。 すなわち、夏日にはドアガラスから飛び込んでいる紫外線に肌が"ヤられる"割合も比例していると言うことになり、肌が弱い方や女性には悩みのタネであることは周知のとおり。
で、あるならば完全車検対応の高機能断熱フィルムを両窓に張り、肌や車内温度を外敵から守ろうということで、気温は一桁という時季にもかかわらず夏予防に踏み切りました。
透明度を表す可視透過率は85(純正ガラスは91)と高い透明度をマークしながらも、紫外線透過率は1(純正は65) また赤外線は80%カットという高性能フィルムです。
これで夏の準備はオッケー。 きつい日差しが待ち遠しい。かもしれないですね。


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エンジンの鼓動に乗ろう。


DAYTONA SPORTS ECM Powered by UpRev
MY17モデルのZ34がエンジンマネージメントシステムのアップデートの為入庫しました。
オーナーさんは今後はサーキッツ走行などへも積極的に参加されたいとの意向でしたので、ストリート向けに使用するデーターよりも少しだけハード方向へ偏らせたARCプログラムの投入となっています。
各種リミッター値の変更は当然のことながら、空燃比、VTC、電子スロットルそして点火タイミングのチューニングに加え、異常燃焼時の点火遅角=ノックコントロールを施したメニューとなっています。 
もちろん、燃焼温度が上昇しエンジンへのストレスが大きなものになる瞬間には、保護の為安全な値にまで誘導するマージン量は確保しつつも、その量と時間をこれまで築き上げてきた実験と経験を元にリプログラムしています。
現代の車はコンピューターが全ての鍵を握っています。 その鍵を開けるのか閉めるのかのON-OFFだけではなく、時には少しの隙間を造ることもチューニングであると考えています。


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ヘリテージモデル。


DAYTONAでは初入庫となるヘリテージエディションが入庫してきました。
北米で爆発的な人気となった280Zをオマージュし、現代のスポーツカーとしてのプライドをテーマにしたモデルです。


強めのアクセントとストライプがその存在感を強調し、スポーツカーを持つことや、ただ佇んでいる姿を魅せる喜びを上手に表現しています。
デビューから8年以上が経過し、そろろろモデル末期かとも囁かれてはいますが、このタイミングでヘリテージへ手を伸ばせるオーナーさんはそう多くはないはずです。
ヘリテージとは、過去からの伝統や歴史の継承を意味します。 即ち強い拘りと熟成されたZ34の最高峰であるとも言えるのです。


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キャリパーは4種 ディスクは6種 選べるブレーキシステム。


Z1 Motorsports │ akebono ビック ブレーキキット
日産自動車が曙ブレーキ工業と開発を行ったブレーキシステムがZ34/V36系のフロント4ピストン/リア2ピストンのスポーツブレーキです。
これまでの日産自動車の歴史を見ていると住友ブレーキからBrembo、そして曙へとサプライヤーは約10年スパンで変更されており、それは言い換えると時代に合わせたシステムが10年1歴史として変化ないし進化を遂げているものと考えられています。


そのような現行型のスポーツブレーキですが、通常、車種流用を行う場合 ボルトオンにて装着できない場合は大幅な改造を強いられることが多いのですが、Z1モータースポーツ社ではそのような煩わしさを解消させるために、アタッチメントやディスクローターまでも含んだコンバージョンキットの提供を行っています。
嬉しいことにZ34標準キャリパー車への取り付けは当然ながら、Z33全車 更にはZ32へも対応するブラケットをラインナップしているところが全米最強のZ専門店の強みなのです。


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左足を巧みに操るクラッチワーク。


Z SPEED PERFORMANCE│CMAK クラッチレリーズ作動変換キット
Z34へZ SPEED PERFORMANCE製クラッチレリーズシリンダーを装着していましたが、それから3年目の車検のタイミングで作動変換へとアップデートを行いました。
両者の比較を問い合わせ頂くことが多いのですが、見ても分かる通り油圧の力のみを使いベアリングを押し上げるダイレクトレリーズ式である純正方式。
作動変換の場合、小型の油圧シリンダーからの力をレリーズフォークを使いベアリングを押し上げる3点支持となります。


もちろん、部品点数が少ない=トラブルを防ぎやすいと考えるのが機械工学的ではあるのですが、残念ながら大型シリンダー1つだけでは役不足であった純正品。
そのレイアウトを守り、可能な限り強化パーツを組み込んだZ SPEED PERFORMANCE レリーズシリンダー
ミッションケースへの追加工は行わずに、全てのストレスを低減させたZ SPEED PERFORMANCE 作動変換です。


また、もう1つ作動変換式の利点を書くならば、それはクラッチのストローク量が増えること。 油圧シリンダーが外部へ移動し、その分スペースの広くなったレリーズ/スリーズは可動領域が広くなるため、ペダル操作が非常に容易になるという利点はストリートをメーンに走るオーナーさんにとっては大きな収穫になるでしょう。




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