SACLAM for RZ34ニュース


SACLAM社のBlogで公開されていますが、RZ34情報をお届けします。

先日、宇野さんから電話がありました。
「あのー ちょっと雑談いいですか?」と。
聞くと、僕の求める要求が少し難しい箇所もあるそうで、イラストを描いては試作を作ってを繰り返すうちに行き詰まったとのことでした。
僕個人的にはそう高い要求をしたつもりではなく、思いつくままに話してみたり、好きな車のテールを真似てみたいと思って画像を送ったりしているうちに、だんだんと難易度が高くなりパニックになってしまったようでした。
製品化ともなれば生産コストとの兼ね合いも当然出てきますので、高度な妥協は然るべき、
でも"純ガソリン車"最後になるであろうRZ34に、最高なエキゾーストを作りたいという思いもあり、その辺りのバランスを見ている段階です。

肝心の音質等々は、最初からの想定の範囲内でしたが、Z34エキゾーストをそのまま装着しても「非常に静か」なようで、それも当然 自然吸気300馬力程度のエンジン用に製作したモノが、そのままOKになるはずもなく、メイン径からの見直しは必須です。
音色に対する初テストは年明け早々に企画しています。


Proto Specで2日目の旅に出る


2日目に立ち寄ったのは箱根神社
芦ノ湖のそばに位置する箱根神社ですが、最も有名なのは水中鳥居ではないでしょうか?
単なるインスタ映えスポット?としてではなく、平和を願う鳥居としても知られています。
僕は今回1人旅でしたので、シンガポールから来ていた青年にお願いして撮影してもらいました!


そして念願の箱根ターンパイクです。
車好きなら一度は訪れてみたいスポットではないでしょうか? 
さまざまな雑誌や動画で試乗スポットとして目にすることが多いのですが、広大なワインディングを爽快に飛ばすのも楽しみの一つでしょうが、そういう僕は走るのが楽しみというよりも何がなんでもこの料金所で撮影したかったのです。
念願の場所に来ることができ少しジーンと来ました。


そうこうしていたら料金所のおじさんが「いい写真は撮れた?」と尋ねてくれました。
実は福岡からZを引き取りに来てね〜と話をしたら、おじさんが「それは珍しい。記念品あげるから待っててー」とステッカーを2枚も頂戴しました。
大切にします。ありがとう。


そしてターンパイクの料金所をくぐり走る。
すごい気持ちがいい。 道幅も広いし交通量も少ないのでストレスなく走ることができました。 


山頂にはスカイラウンジなるカフェがあり、コーヒー片手に大観山を一望。
パーキングでは自動車雑誌の撮影が行われていました。


そして何よりも車好きな方が集まり、わずかな時間ではありますがオシャベリも楽しかった。
話しかけてくれたGR86さんとGRスープラのオーナーさん。 ありがとうございました。


そして高速に乗り、目指すは埼玉SACLAMです。


何年ぶりにSACLAM宇野さんと会ったことでしょう。
ランチしながら今後製作を進めるRZ34エキゾーストへのリクエストを好きなだけ語り、さらにお互いの身の上話・・・。
会わない間に色々あったのですよ的な・・・。
一通りお願いして僕は再び東京へ移動です。 帰りは電車ですが。


本当ならこの日に福岡へ戻る予定でしたが、サイレンサーの打ち合わせが長引いてしまい翌日の始発で飛ぶことにしたのです。
品川も何年ぶりに訪れただろうか。 街の雰囲気は変わらなくても、ショップが変わっていたりホームが改装されていたり。
そしてコロナでの規制が緩やかになり、人々はこれまでの生活に戻ってゆく準備をしています。

Back to Zero 原点回帰。
10数年前DAYTONAが大きく前進した頃は、この品川を拠点として動き回っていた時期がありましたが、2022年僕は再びこの地へ戻ってきました。
 






Proto Specで旅に出る。


最後の出張がコロナが蔓延する前とするなら、実に3年ぶりの外回りへ出かけました。
今回の主な目的はRZ34 Proto Specの引き取り、そしてSACLAMへZを運ぶこと。1泊2日の旅程です。


営業さんに羽田空港までProtoを運んでもらい、そのまま赤坂と銀座へ移動し私用を済ませた後はさらに移動で。 目指すは箱根です。


去年も箱根へ行きましたが、その時は公共交通機関での移動でした。
同じ場所を訪れても、自分がハンドルを握ったZで街中を走ると、また雰囲気も変わって見えるものです。


今回、宿泊した宿は箱根小涌園 天悠(てんゆう)
全室露店風呂付きの宿で、大浴場は箱根大輪山が一望できる棚湯もあり、僕のような箱根初心者でも気軽に宿泊ができる温泉宿です。


この日は日本対コスタリカ戦
試合前にはお風呂と夕食を済ませ、ビール片手にサッカー観戦ですが結果はご存知の通りです。
大してサッカーファンではないものの、やはり日本が負ければ面白くはないもので、さっさと消灯し翌日のスケジュールを確認しフテ寝しました。

SEMA SHOW 2022


今週開催されるSEMAショーへ、北米ニスモよりパフォーマンスZの展示がアナウンスされました。
今年ラスベガスへ行こうか随分と悩みましたが、3週間前までは納車が進んでいなかったこともあり渡米を断念。
もちろん、為替レートも不利な状況で朝食だけでも5000円近い出費を強いられる現況では、正直なところ乗り気しなかったのもあります。
しかしながら、このような明るいニュースを見てしまうと、「やっぱ行けばよかったな」と思ってしまいます。
来年、為替レートを含む環境が今より良い保証はありませんし、改悪していたら「去年行っておけば・・・」となるのも目に見えているわけで、
何が言いたいかというと。 くそー!やっぱ行きたかった。笑
ですが、今更何を言っても仕方ありませんので、現地パートナーより有益な情報を貰い日本のオーナーさんたちへ案内できる環境を整えることに専念します。

行ける時に行く。 買る時に買う。
今出来ることが、今後もできる保証はない。 ちょっとした教訓です。

405馬力のラテンサウンド。


新型Zが発売されるなら・・・。
僕には幾つかの”ヤりたい事”がありました。
その1つは”マフラーを造りたい”です。
SACLAM宇野さんのBlogで既に公開されていますが、100%内燃機エンジンでは最後とも言われているRZ34ですから、本当に最後ならばとにかく"音"に拘った良いものが欲しいとずっと思っていました。
もちろん、そこまで追求してくるユーザーはほんの一握りであるということもわかっていますが、それでもガソリン車最後の有終の美を飾りたいと考え、ダメ元で宇野さんに相談したのは実は去年の事です。

排気音が僕に与えてくれる興奮や高揚感 それを宇野さんは誰よりも知っていると僕は知っています。(日本語が変ですが。。。)
SACLAMなら僕の思いを音にできる。 SACLAMオリジナル商品とバッティングしてしまうのは覚悟の上で依頼を行いました。
来月納車されるProto Specはそのための開発車両です。 車両の引き取りと同時にSACLAMへ輸送を行う予定にしています。

 

悩ましい時代。


一昔前なら新車を発注する”枠”などという言葉は、フェラーリやポルシェ等の輸入高級スポーツカーの販売現場でしか聞いたことがなかったような気がします。
それらモデルは生産台数が極端に少なく反面それを求めるユーザーが多いため、営業マンは決まっていいます「納期も要するため、ひとまずは枠の確保を行いましょう! 車体価格の20%振り込んでください。」
輸入車を多く乗り継いできた方々には当たり前のように聞こえる対話でも、こと国産自動車オーナーからしたら「じゃあ気が変わったらキャンセルできるのでしょうか?」的な不安要素は大いなものです。
長納期化するほど先が見えない訳ですから自分に絶対はないと気が付き、そこで躊躇してしまう。 それならばと新車価格よりも割高な試乗の車も検討し始める。
少なくとも、それならば今すぐ乗ることができるわけですから。。。。

そういう僕だって、一般の人と同じようにしか車を買うことは出来ませんから、今欲しいと思っても即納できる車なんてほぼ皆無ですから、非常にフラストレーションがたまります。
ライフスタイルの変化はカーライフへも直結しますから、僕はこの1ヶ月ほど車選びに悩んでいます。
候補A 新車 オーダー済み→納期未定 3年前後?
候補B A同型の新古車 しかし希望カラーではない上に、価格は新車の150万円増し
候補C A同型の中古車 希望カラーではあるものの1万キロ走行 価格は新車の100万円増し
候補D A及び同型を諦め他を探す

現在新車が来ないから市場の車にしようか?と思われてる方は、ほぼ似たような思考になっているものと思われます。
「この車じゃないと嫌だ!」かつ新車発注可能ならば、その間は我慢できたとしても、問題は新車発注ができない場合及び長納期化の場合
車選びは楽しくも、こうまでも何の車も納車されないとなると、最後の方にはヤケクソになってしまって、”好きな車に乗りたい”という目標が、気がつくと”手に入る車の中でマシな車”を探し出す事になってしまい、当初の目標から大きくハズレてしまいます。

何を優先するか? 僕の場合は”好きな車にスグにでも乗りたい” 
その為には、多少の”プレミア”をお支払いには致し方ないかなと。  僕はそう考えています。

少し厳しい デフ廻り。

ECUのテストや、日常移動等で、走行距離は既に1000kmを突破したDAYTONA RZ34。
前回の高速移動時より、若干異臭がしていたためリフトアップにて下廻りを点検しました。


やはり 異臭の原因は、何らかの液体が加熱したエキゾーストに付着し焼けた匂いということが直ぐに判明。
位置的にデフマウントブッシュかと(Z33,Z34同様に、今後はRZ34も本ブッシュは必ず破れます)思いました。


しかしながら、デフブッシュではなくデフオイルの吹き返しであることが判明しました。
これは加熱しすぎたデフオイルがブリーダーパイプとホースを経由し、リアサスペンションメンバー内部へ圧力を逃しています。
その吹き返したデフオイルが走行風に乗ってエキゾーストへ付着してしまったようです。
ワインディングやサーキットテストは行っておらず、市街地〜高速で”この”状況ですので、ストレスなく楽しく走り回るには何らかの対処が必要となります。


参考までに、僕が運転していたとき(実際に異臭がしたときの温度ではありません)
デフ温度は134℃をマークしていましたが、先にも書いたようにサーキット等での連続した負荷が生じたシーンではありません。
油膜形成が崩れる温度目安が150℃と言われていますので、若干余裕はあるものの油量の調整等も含めて手直しの必要があるようです。
現段階では純正油から粘土の高い100%化学合成油へ交換を行い様子を見ています。


400Rとは同じではない。


YoutubeでのTRUST RZ34をみて、同じことの繰り返しになりますが自分の目で確かめたい。
ノーマル最後のリザルトとしてパワーチェックを行うことにしました。


ひちまず、すべてのベースとなるノーマルでの計測結果。
365馬力 / 43.8kgm
一見低いようにも見えますが、TCF1.12程度が実馬力とDAYTONAでは考えていますので、TCFを載せると408.8馬力
概ね公称馬力通りといったところでした。


RZ34のエンジンコンピューター
世界中であらゆるソフトウェアがありますが、残念なことに今の時点ではCAN-LINEからのデーター送信は出来ないとの共通認識です。
もちろんUpRevもRZ34を手配し、早急な解析を行っていますが、CANを通しては識別すら出来ませんでした。
【9月16日更新 出来ました】
K-LINEからの通信が唯一残された手段ではありますが、そのあたりの情報は”ある程度”カタチになってから案内してゆきます。


お知らせ : 公式LINEアカウントを新設しました。 
ID"@daytonaracing"にて皆様からのお友だち追加/再登録をお待ちしております。

RZ34フェアレディZオーナーになることができました。


お知らせしていたとおり、本日RZ34フェアレディZが納車となりました。
本当なら、早速高速使って色々なドライブスポットを走ってみたい気持ちはあるのですが、業務が押しているところもありますのでドライブは次回の休日まで持ち越しです。


わかってはいるのですが、試乗としてのドライブと保有としてのドライブでは、異なる感覚になります。
試乗時には気にならなかったエキゾーストサウンドも不思議と心地よく聞こえるし、逆にフロントのバンプストロークやアクセルの応答性の悪さを懸念していましたが今日は全く気にならなかったり。
同じ個体でも全く異なる感想になるのも車の面白いところです。
RZ34フェアレディZの持つキャラクターに、DAYTONAなりのアレンジを加えていき、ドライブをするのが楽しくなる。 そのような車作りを目指していきたいと思います。

お知らせ:公式LINEアカウントを新たに設定しました。 ID"@daytonaracing"にて皆様からのお友だち追加をお待ちしております。

RZ34デモカーとLINE不具合

前回公開した納車スケジュールが大幅に変更となりました。
・Proto Spec 6MT
9月25日頃にラインオフ→11月末頃へ変更。

・標準車 STDグレード AT ステルスグレー→事情により仕様変更→来週納車になりました。


標準車 Ver,STグレード AT ブラック


本日対面してきましたが、自分が当初イメージしていた仕様とは異なるので、まだ愛車になる実感わきませんが黒も黒でカッコいいかも。
来週月曜日には納車されますので、通勤からレジャーまで暫くノーマルのRZ34を楽しんでみようと思っています。
2008年以来 14年ぶりに購入するフェアレディZ。 その14年間で仕事も生活も本当に大きく変わりましたが、当時のZも黒ボディATということもあり何か感慨深い思いがあります。
まずは、リミッター解除だな!

お知らせです。
システム不具合により、現在公式LINEアカウントが利用できない状態となっています。
復旧できるのか否かも含めて現在調査中です。
LINEでやり取りをしてくださっているお客様も多く、現在預かり中のお客様もLINE連絡が多いのですが、そのような事情に付き御用の際にはメールもしくはお電話にてご連絡ください。
決して音信不通になっているわけではありませんので、その点はご安心ください!


RZ34 納車時期について


モータージャーナリスト氏の受注抽選落選記事を筆頭に、納期に関する様々な投稿が上がっているようです。
僕も先月に、「パーツメーカー等の法人申込の納期を優先するようだ。」との情報をキャッチしていましたが、それが事実であるか否かを確かめる術はありません。
また当初、優先納車と思われていたProto Specについても、標準車と合わせて生産を行うとの情報もあり相当に錯綜し嫌な雰囲気になりつつあります。
そこで、DAYTONA発注分の3台のフェアレディZについて、いま現時点で日産ディーラーから得ている納車時期を公開します。

・Proto Spec 6MT
当然ながら抽選応募からの当選。
9−10月納車が初期の案内でした。 最新の情報によると9月25日頃にラインオフ。

・標準車 STDグレード AT ステルスグレー
契約時期は福岡で最も早く、これが事実上ファーストロット(2022年製造の500台)に入れるか否かでした。
僕が契約したディーラーでは抽選となることはありませんでした。 
販売会社への割当は少ないながらも、僕の車両は2022年第4四半期の製造で確定。 ただし、ラインオフは現時点で4月5日を予定しています。

・標準車2 Ver,ST 6MT ホワイトパール
7月末での受注打ち切りの情報を、市場よりやや早く得ることができましたので、そのタイミングでオーダーを入れています。
とはいえ、ある程度受注数が膨らんでからのオーダーとなりますので、納車には3年程度は時間を要するものと思われます。

すべてのオーダーは法人ではなく個人契約です。

ファーストロットは約500台(含むProto Spec) つまりは半数の250台がファーストロットになりますが、イメージでは東京100台 大阪50台 福岡20台 他都道府県へ80台位の割当を想像しています。
ネット情報では月生産50台 受注残6000台 つまり永遠に納車されない等と言われていますが、現状の物資不足の環境下においても第4四半期で500台製造できるキャパがあるなら、同じ推移で仮定しても年間2000台の製造です。
バックオーダーが6000台とするなら約3年で受注を消化する頃ができ、2026年に義務化されると言われる自動運転装備をギリギリのタイミングで避ける事ができるのではないかと予想しています。

RZ34フェアレディZ 試乗

RZ34フェアレディZ 試乗



昨日より公開され始めたRZ34フェアレディZのメディア向け試乗動画ですが、時を同じく福岡でもディーラー向け試乗車の用意ができたということで早速行ってきました。
外観はすでに今年1月に東京オートサロンでも見ているので新鮮さはありませんが、エンジンルームや、内装をまじまじと見るのは初めてです。


スカイライン400Rに搭載されているVR30DDTTと同じ400馬力オーバーの3リッターツインターボエンジンです。


試乗車に組み合わさるトランスミッションは新開発9AT。 操作には少しの慣れが必要ですが、当然ながらDレンジに入れてしまえば普通に走ってくれます。
マニュアルモードでも走りました。


Z34との大きな相違点はエンジン以外にもフル液晶メーターは今の時代を感じさせてくれる新しい装備です。


メディア向け試乗会ではなく、僕は市街地や高速走行を含めて公道を走ったわけで、DAYTONAなりの感想を述べておきたいと思います。
正直なところ400馬力とは思えないほど加速力は弱く、それはボディ剛性の高さです!とも言われそうですが、感覚的に演出が下手?なような気もします。
もう少しパワー感がほしい。ブーストを引き上げるかスロットル開度の調整、またレブも7800rpm付近まで回すことができたら楽しみは増えそうです。

結構気になったのはサスペンション周り。
メディアでの評価を見ていたら、サスペンションの高評価が目立っていたので僕なりに期待していました。
運転した印象として、確かに平坦な舗装路では相応の動きをしてくれて安心感さえ与えてくれました。
しかしながら、例えば大型トラックなどが多く走る傷んだ路面では非常に足元を取られる傾向にあります。
スピードレンジが高くブレーキを踏み減速してゆくシーンでは、ちょっと扱うのが難しいほどのステアリング修正が必須となり、今後はこの原因が何なのか?を考えてゆく必要がありそうです。

今月末を持って一旦の受注を停止するどころか、現在のオーダーさえも足切りが噂されているRZ34。
難しい時代に発表され、すでに動き出しているわけですが、このままじゃなー というのが僕の雑感。  もちろん"それ"がないことにはチューニングの意味はないわけで、納車されるまでに幾つかのアイデアを出してみたいと思います。 良いRZ34に仕上げる自信は・・・ 当然あります。



400Z デモカー作りの基本方針を決めました。

How fast is the new $50k Nissan Z? — New Z vs Supra vs Mustang Mach-1 — Cammisa's Drag Race Replay

米国の自動車メディア"Hagerty"にて、GRスープラ マスタング そして新型Zのドラッグレースの検証が公開されました。
結果を先に書くと新型Zの惨敗・・・。 なんとも悲惨な結果となりました。

マスタングはさておき、直接のライバルになるであろうスープラとZはスペック上では似たような感じです。
エンジン出力は13馬力Zが勝っていますがが、残念ながら車重はZのほうが90kg近く重く、今回のドラッグレースにおいても重量が響いていることは否めません。
また純正供給タイアがブリジストン製であることも動画内では指摘されており、3速でもグリップが弱くライバルに大きくリードされている結果となっています。
要はトラクション不足を今の段階で指摘されている事となり、イチ フェアレディZファンとしては「何故いまさら?」的な感想しか出てきません。
ライバルより3年新しくリリースされるZが、このような結果になることに正直怒りさえ覚えてしまうほど辛い動画を見てしまいました。

僕は別事業のデモカーとしてスープラと同じ設計を持つBMW Z4 M40iに先月までの2年ほど乗っていました。
エンジン出力は340馬力 車重は1570kgですが、車の重さを全く感じさせない造りとハンドリングに驚いたことを鮮明に覚えています。 
加速も減速も回頭制もよく、これぞスポーツカーたる動きをしてくれたいい車でした。

車好き チューニング好きの僕が もちろんDAYTONAが、日産が多くやり残してくれた箇所へ手を入れていき、二度とこのような残念な結果にならないよう、まずはスーパーノーマルを目指しデモカー作りに着手します。

商品値上げとRZ34

DAYTONAが輸入商品をビジネスとした2010年頃は1ドル90円程度の相場でしたが、この最近為替変動が大きく現在では1ドル130円程度で推移しています。
それだけなら、まだ耐え抜くこともできない事もないのですが、2年半前からのcovid-19の影響は更に大きく貨物運賃の上昇は2年前の2倍以上と、正直な話「やってられない」程の値上がりに残念ながら2割の価格改定を5月1日より行いました。
暫定値上げですので、貨物運賃が落ち着くことができれば値下げも行いたいところでは有るのですが、そのためには旅客便の回復はマストとなりますので、まだまだ時間を要しそうな雰囲気です。

また、新型フェアレディZ RZ34に関する情報が入りました。
Proto Specに関しては当初予定していた7-8月のデリバリー開始は数ヶ月スライドされ現在の予定では10月頃を目指していると言われています。
別情報源からのインタビューでは、さらに遅延も匂わす話もありますが、少なくとも標準車に関しては年内納車は厳しいと言われています。
DAYTONAでは、今回2台のRZ34をオーダー うち1台は既にメーカー発注が通っていますので、スケジュール通りに事が進むならば早い段階でのお披露目ができそうです。

新型フェアレディZ 受注開始(プロトスペックのみ)


新型フェアレディZのカタログが到着しました。
と、本来ならば本日より受注開始となる予定でしたが、メーカー側の事情によりプロトスペックを除く標準車のオーダー開始(ディーラー→メーカー)が大幅に遅くなった模様です。
当然ながら、今に新車納入事情に精通されている方ならご存知と思われますが、半導体不足や鋼材の高騰 中国本土での再ロックダウンなど
様々なパーツで構成される自動車にとっては、非常に苦しい時代へと突入しています。
他メーカーの納期や受注状況をみても、ミドルクラスセダンであっても受注停止 人気車種ともなれば〜4年待ちなどの状況です。
もちろん700万円もするスポーツカーが同じような受注数になるはずはありませんが、反面生産数も多くはないでしょうから現状では納期が見え無いと言う状況です。
また、トヨタランドクルーザーでも話題になりましたが、フェアレディZを契約する際には転売禁止誓約書へサインを求められ、内容を見る限りでは転売阻止はもちろんですが、
デリバリーに数年要すると予測される文言も記載されており、年内に納車されるとラッキー程度に考えた僕は、2台のZの契約書へサインしました。
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