愛車へストレッチを


現在Z34サスペンションブッシュ交換のご依頼をいただいており、次にZ33のサスペンションブッシュ交換が3台控えています。
この冬場というのは、劣化したゴムにとっては大敵な気候で、特にZ34にお乗りの方でしたら皆同じかと思いますが、朝一番に車を車庫から出した際に生じる、フロントタイアの滑り音の大きさに驚かれるかと思います。その原因はゴムが硬化してしまい弾力がなくなっているのです。


サスペンションブッシュにも同じことが言え、硬化しているブッシュはノイズを拾いハンドリングが悪い意味でシャープになってしまい、最終的にはブッシュの破断へとつながってゆきます。
車におけるブッシュの役割とは、可動性であったりクッション性であったりと、可動域の安定性へ直結する重要な役割を持つパーツが20箇所以上で構成されているのです。
"脚"を正確に動かすためには欠かせない存在であると同時に、リフレッシュ後は車の動きが正確にドライバーへ伝達されることとなり、”軽快さ”と”しなやかさ”を確実に得ることのできる、僕に言わせてみると魔法のアイテムです。

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