明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



誰である必要のない元寇(モンゴル兵)なので頭部の制作。途中なんだか江夏みたいな顔だな、と思いながら、夕方頃にはケンドーコバヤシ調に。つまり絵に描いたようなモンゴル兵だが、脇役でもあるし、主役を引き立たせるためにも、そのぐらいで丁度良い、と兜を被せる。 最初は宋の寺を襲い、一人寺に残って坐禅する禅師に剣を向ける役どころなので、悪漢顔だったが、禅師の唱える詩を聞き、剣を納め出て行く。中国語を元寇が理解したことになるが、それはともかく、そこらに転がっている兵隊ではなく、それなりの人物でないと成立しない場面だ、と気が変わり、それに応じて、いかにもな悪漢顔から、それなりの顔付きに変わった。 せっかくの連休なので、トラックドライバーの連中と飲もうか、とも思ったが、どうもモンゴル兵を作ってる方が楽しそうだな、と。



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