明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



母が転院後も食欲がない、というので、甘酒など差し入れに行く。痩せて合わなくなった入れ歯を直してもらうことにした。 私の場合、作りたくなると、すぐに齧り付いてしまう所がある。作りたい顔だ、とか面白いエピソードだ、と思ってしまうとまず齧り付いてしまって、作りながら図書館に寄ってみたり、検索したりして、齧り付いた人物の正体が、その後に明らかになって来て焦り出したり。もっとも、だから困っている訳ではない。1人の人間を理解してから作ろうなんて言っていたら作ることは出来ない。今週こそ、無学祖元を作り始めたい。 先日フェイスブックとインスタにアップした、初代猿之助、二代目段四郎の色紙だが、師の九代目團十郎は書画、達者だったが、それと比べると下手ではあるけれど、描かれたのが澤瀉屋の屋号、オモダカと知ると貴重に見えて来た。生家が副業として薬草の澤瀉を扱う薬屋を商っていたかことに由来するそうで、こちらにもアップする。

 

 


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