明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



昨日は朝から食欲がなく、胃の調子が良くなかった。いくらか寒気もする。風邪など何年もひいてないのだが。早めに寝ていたら突然胃液が上がって来て目が覚めた。出してしまったら、朝には治っていた。なんだったのか。仏罰という言葉がつい浮かぶ。着彩の続き。達磨大師の赤が、どちらかというと腰巻きの赤そのもので、これで良いのかどうか。蒙古兵完了。一休宗純は、残るは草鞋の紐。無学祖元の膝上の鳩は、円覚寺の木像の椅子の背もたれには2匹刻まれているので、それにならって一匹増やすことにする。無学祖元と蘭渓道隆は今週中に着彩まで、と思ったが、僧衣というものは、好き勝手に塗れるものではない。地位により使う色が決まっている。蘭渓道隆は肖像画に使われている色を使いたいが、図版により色が違う。無学祖元は、参考にした円覚寺の木像は真っ黒で、そもそも不明である。とりあえず頭部と手だけ着彩し、衣の着彩は後日ということにする。

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