夢千代日記

SHIMAちゃんの徒然日記・雑記

「俺は、君のためにこそ死ににいく」

2007年05月23日 23時29分50秒 | Weblog
 国民投票で憲法改正ができる…そんな法案が強硬採決されるという現代、戦後62年を迎えようとしている。
 第二次世界大戦末期、日本軍はアメリカ軍の空母を撃沈するため、特攻により突撃することを決める。20歳前後の若者が知覧に集められ、国を守るため、愛する人を守るため、若い命が沖縄の海に散っていった。「俺は、君のためにこそ死ににいく」は、゛特攻の母゛と言われた鳥濱トメさんが、この映画の製作総指揮・石原慎太郎氏に語った真実の物語。公開に先立ち、井筒和幸監督が「戦争を美化してはいけない、そんな映画観るな」というような発言があり、それに対し、窪塚洋介が「戦争を美化してはいません」とやり返すという舌戦があったが、それは、観た人の思いに委ねられる。 ゛負ける゛とわかっていた人もいるのに、突き進むしかなかったんでしょうかねぇ。大切な若い命がたくさん、散ってしまいました。そして今、日本はどうなるのでしょうか?
 トメさん役の岸恵子氏によると、゛自爆テロ゛のはしりが日本の特攻だと混同する風潮が世界にあるとのこと。特攻は志願ではなく、命令であったという事実なのです。