大ヒットした『プラダを着た悪魔』で、恋に仕事に奮闘しながら成長していく主人公を演じたアン・ハサウェイ。それから9年。今作ではニューヨークのファッションサイトの社長・ジュールズを演じている。
ジュールズは、結婚して出産を経て主婦をしていたが、キッチンで浮かんだアイデアを生かし、ファッション業界で成功を収めている。夫に家事を任せるも、充実した生活を送っているが、急成長した会社はこのところ頭打ち。そんな彼女の下にシニア・インターンとしてベンが入社してきた。40歳年上のおせっかいのベンにイラつくジュールズだが、なぜか、彼の的確なアドバイスに心を打たれるようになる。
ベンが、なぜジュールズの会社に来たかったかは、物語の中盤で明らかとなるが、すべては繋がっていた・・・ということなんで、ポイント
ベンには、アカデミー賞を2度受賞している名優、ロバート・デニーロが扮している。脚本・監督は『恋愛適齢期』『ホリデイ』のナンシー・マイヤーズ。これらと同様に、大人のありふれた日常を真正面から描いた作品となっている。
作品にひねりはないが、ロバート・デニーロが素敵だ