夢千代日記

SHIMAちゃんの徒然日記・雑記

『マチネの終わりに』(試写会)

2019年10月29日 09時45分43秒 | Weblog

マチネの終わりに(11月1日公開)

 芥川賞作家・平野啓一郎の原作を映像化した恋愛ドラマで、日本、パリ、ニューヨークを舞台に、40代の男女がともに惹かれあう姿を描く。

 

クラシックギタリストの蒔野聡史(福山雅治)とフランスの通信社で働く小峰洋子(石田ゆり子)は、出会ったときから運命を感じる。蒔野は

スランプで葛藤していて、洋子の言葉に励まされるが、洋子には婚約者がいた。さらに二人とも世界を飛び回っていたことから、関係が途絶え

てしまう。そして、二人を切り離す決定的なある事件が起こる。

6年で3度しか会えない二人。想いは残しながらも、別々な生活に身を置く。しかし、2度と忘れることができない恋。

 

〝マチネ〟とは、ミュージカルや舞台作品の昼公演を指す言葉、夜の公演を〝ソワレ〟という。語源はフランス語である。

マチネ(昼の人生もしくは人生の1幕)が終わり、ソワレ(夜にかかる人生もしくは人生の2幕)が始まるころ、どう歩んでいこうとするのか…。

 

真相を本人に告げる部分、何で今??と思うが、その真実は主演の二人に残された課題となり、向き合うことになるのだろうか。もうすでに、

答えは出ていることなのか。大人の恋愛の行く末は…。

 

監督は「ガリレオ」や『容疑者Xの献身』などの西谷弘。福山雅治とは縁が深い監督だ。

共演は、板谷由夏、木南晴夏、古谷一行、桜井ユキ、伊勢谷友介など。曲者ぞろいのキャストである。