→ 北斎の冨嶽三十六景「凱風快晴」
プロローグ 広重、絵師を目指す→安藤徳太郎(歌川広重)10歳の時に描いた絵からスタート
第 1 章 風景画への道ー北斎のたゆまぬ努力
(1)北斎「冨嶽」に至る道
(2)西洋絵画の影響
第 2 章 葛飾北斎「冨嶽三十六景」の世界
第 3 章 新たな風景画への道ー広重の挑戦と活躍
(1)「東海道五十三次之内」での新境地
(2)広重の江戸名所
広重の忠臣蔵
第 4 章 広重、“富士”を描く
エピローグ 広重の残したもの
計224点の作品が紹介されている。5月26日までの公開のため、平日でも混み合って
いる。見ごたえがあった。スマホで作品のほとんど写真が撮れるが、光が入ったり、自分
が映りこんだりするので要注意だ。
絵師と擦り師の技術が合わさって名作が出来ていると感じた。広重の前にはいつも北斎が
いて立ちはだかっていた。“あお”色の美しさと、日本らしい構図と感性は、西洋美術にも
影響を与えている。“広重ブルー”をぜひ堪能してほしい。
(江戸東京博物館コレクションより)