『告白』で日本アカデミー賞作品賞を受賞した湊かなえの原作「往復書簡」の映画化。いま注目される湊かなえ。この作品は、ミステリー度が高いわけではないが、キャストの登場させ方が秀逸。切ることのできない絆を描く。東映創立60周年記念作品。主演は、日本を代表する女優・吉永小百合。
主な舞台となるのは、礼文島や利尻島。体感温度マイナス30度の中、ロケーション撮影が行われた。撮影は、名カメラマンの木村大作が務めている。
定年退職を迎えようとしているある図書館の司書・川島はる。彼女は、20年前までは北の離島の小学校教師だった。しかし、ある事件で島を離れることとなっていた。
やがて、かつての教え子と再会することになる事件が勃発。彼女は、元の教え子たちを訪ねることになる。
そこで大切なカギとなるのが、子どもたちの歌。ミステリーでありながら、その枠には収まらない展開。何があろうとも変わらない関係、かけがえのないもの。善や悪とは違う結論に気づかされるものとは…。
20年後の生徒たちを演じるのは、森山未來、満島ひかり、勝地涼、宮崎あおい、小池栄子、松田龍平というメンバー。すでに個々で主演をはれる若手実力派俳優たちが、どのように登場してくるのか、その役割、使われ方がある意味衝撃的。ストーリー展開は巧妙に練られているが、キャストの個性が生きていないと感じる面もある。
出演はほかに、柴田恭兵、仲村トオル、里見浩太朗など。監督は、『どついたるねん』『大鹿村騒動記』の阪本順治。
主な舞台となるのは、礼文島や利尻島。体感温度マイナス30度の中、ロケーション撮影が行われた。撮影は、名カメラマンの木村大作が務めている。
定年退職を迎えようとしているある図書館の司書・川島はる。彼女は、20年前までは北の離島の小学校教師だった。しかし、ある事件で島を離れることとなっていた。
やがて、かつての教え子と再会することになる事件が勃発。彼女は、元の教え子たちを訪ねることになる。
そこで大切なカギとなるのが、子どもたちの歌。ミステリーでありながら、その枠には収まらない展開。何があろうとも変わらない関係、かけがえのないもの。善や悪とは違う結論に気づかされるものとは…。
20年後の生徒たちを演じるのは、森山未來、満島ひかり、勝地涼、宮崎あおい、小池栄子、松田龍平というメンバー。すでに個々で主演をはれる若手実力派俳優たちが、どのように登場してくるのか、その役割、使われ方がある意味衝撃的。ストーリー展開は巧妙に練られているが、キャストの個性が生きていないと感じる面もある。
出演はほかに、柴田恭兵、仲村トオル、里見浩太朗など。監督は、『どついたるねん』『大鹿村騒動記』の阪本順治。