誕生から130年、世界で一番有名な探偵シャーロック・ホームズ。原作者であるアーサー・コナン・ドイルのシリーズは〝正典〟と呼ばれているが、一方でパロディやパスティーシュにも優れた作品が多数ある。
この作品は、死を前にしたホームズが引退の原因になった事件にもう一度乗り出すという小説の映画化。
93歳になったホームズ。助手にして親友のワトスンは既に他界してしまった。
しかし、ホームズがやり残したことは30年前の事件を思い出し、本にすること。家政婦の息子ロジャーを助手にして最後の推理を始める。
日々かすんでいく記憶を残存をさせるのにいいもの…それはロイヤルゼリーであることを信じるホームズ。ロイヤルゼリーを日本で買いつけた帰りの場面から映画は始まる。
主演は『ロード・オブ・ザ・リング』のイアン・マッケラン。63歳と93歳を巧みに行き交う。
この映画を見ながら、NHK時代劇「ちかえもん」を思い出した。近松門左衛門が人形浄瑠璃の話の内容を考えながら、その物語が自分の周りで起きていく仕組み。そんな感じの捉え方でいいのか、⁈な。「ちかえもん」はおもしろかったけど。、、、と他の話するぐらいだから映画には没頭していなかった。
たびたび日本の景観など関連してそうな場面も出てくるが、ちょいちょい間違えてる気がする。そんな日本の駅ないやろ⁇みたいな。まぁ、日本のことはどうでもよかったんやろうな。
名探偵ホームズのファンの方は細かいところまでチェックし、見方が違うかも。3月18日から公開です。