約一月に渡って行われた娘の教育実習ですが、本日無事に終了しました。 お疲れ!
最後の日の夜には、 十数名の先輩先生方が集まり、わざわざ慰労会まで開いていただいた(もちろん娘は飲酒していませんよ)。
そこでは一月間の苦労(有ったのかいな?)へのねぎらい、及び 未来への励ましをたくさんもらったそうです。
そして生徒達の手紙を綴じ込んだ分厚い本?や、 授業中の写真を沢山綴じ込んだ先生達の手作りのプレゼントまでいただいたそうで、本当に良くしてもらったのだと・・・・・・爆涙
娘を育ててきた一人の父親としては、唯々感謝の言葉しか出てきません。
人として何が大切か?は、特に女の子であるという面から、 誰からも愛される人間性を持っていなければならない、そう思いつつこれまで育ててきた。
「武士の娘のようにあれ」を基本とし、 幼い頃から外が真っ白の霜で覆われた真冬の早朝に窓を全開のまま、一切お湯等を使わさずに、冷たい真水で床の雑巾がけ、トイレ掃除 等々をさせた。
整理整頓を教え、料理も僕がね・・・
もちろん僕も 全く同じ条件で一緒に掃除していますよ、手本でなければなりませんから。
勉強よりも、自然の怖さと力の恐ろしさを学ばせ、同時にそのすばらしさと優しさも身をもって体験させてきたし、 人間性という面の厳しさとしては、体罰も平然と行使しました。
言葉で諭すことは幼少期までで、 ある程度成長したら いきなり叱りつけることも多々・・・
他人の心を深く読み込む能力は、叱られた時にその理由を自分で考える訓練(習慣)を繰り返すから育つんです。
僕からすれば まだまだヒヨコでしかない我が娘、時々甘ったれたる19才の乙女。
この秋にはいよいよ成人となりますが、 はたしてどんな人生を歩んでいくのか?
親の仕事は 自分の子供が当たり前のように(何ら労せず)社会に適合できる様、 無理矢理に型へはめて育てることが仕事。 ただし自分でそれを破る力も育てなくてはならない。
その為には 大いに叱り 大いに褒める。 それが大切だと思っています。
なんか、 大きくなるのは嬉しいですけど、 さみし~な~ と思うこともあります。
な~に、 家族全員がそれぞれが幸せになりつつ、 少しずつバラバラ(巣立つ)になっていく事、それが子育ての本質ですから・・・・・