昨日からの大雨、 さすがに心配しながら職場に来たが、 車を駐めて降りたとたんに「ぴぴぴぴぴ!」と元気な声をあげて飛んできた。
ムクが飛ぶと同時に ムクドリ2匹が同時にバッ!と飛び立ったので、どうやら一緒に一晩過ごしたようだ。
指先に留まると ピーガー ピーガー さえずり始め、どうやらお腹が空いているもよう。
あの雨では、虫も出てこないし、バッタもろくに捕れなかったろうし、腹ぺこなのも当然。
すぐに餌を造って食べさせるが とにかくよく食べる(笑)
ひとしきり食べ終わると、シャッターを開けた出口の近くに放って遊ばせる。
いつでも外に羽ばたいていける様にとの意味もある。
エアコン装置の入った部屋はかなり広いのと シャッター出たところには庇があって雨が入り込まないので、ムクはのんびりと羽の手入れなんかをしている。
さすがに昨日のように 雨の中をやたらと飛んでいくこは無く、まがいなりにも雨の大変さは理解した様だ。
とはいえ、一度その部屋に入るときに驚かしてしまい、 全力飛翔で外へ飛んで行ってしまい、まあ、一晩あの雨で大丈夫だったので、特段僕は気にもしない。
案の定、少ししたら帰ってきた。
さて、今日は朝から若い衆がいろいろと雑用処理をしにやって来てて、 見ていて余りにも不器用なので手伝おうとしたら、「これは あなたのやる仕事ではない、こんなのは下っ端がやるべきものですから、マスターはゆっくりしていてください」と、ボスが言う。
皆の前でそう言われてしまうと、むげにも出来ないので、手を出すのを辞めると、彼に任せて僕は部屋に戻る。
ただ、途中で装置室にムクが入ってきたことで若い衆は大騒ぎ。
慌てて つまみ出す(連れて行く)僕、 でもって一通り仕事が終わると 「鳥とあそんでいいか?」 と若衆が聞きにきたので 「どーぞ!お好きに」と返事。
すると、皆でわいわいとエアコン装置室に入り かまっているのが聞こえてくる。
飛んで指や肩に乗るし、よく懐いているし 仕草が可愛い事もあって皆大騒ぎ。
その声の、やかましい事 爆笑 こりゃ~ いいオモチャだ
こうした面では変に冷めた感情表現をする日本の若者より、欧米の若者の方が素直に表わすので好感を持てる。
そういえば、今日から明日にかけて天候が非常に不安定故で、 親(僕)離れのための食事カットは週末のいずれかの日にもちこす事にしたけど、場所を職場か?家にするか?で悩む。
人に慣れ過ぎている為に、 完全に野生に戻すのは難しいかな・・・・とすこし思い始めているので、半分は野生、半分は人との接点有りぐらいが妥当かな?とも思ったり。
もちろん家で飼うことは絶対にないので、 どこかに雨宿りできるところを自分で探してもらうしかない。
一番いいのは二度と戻ってこないこと、 まあ、普段は仲間とともに過ごし、 時々顔を見せてくれる程度のも悪くはないですけど。
ぺこり! お礼か~? ぎゃはははは!