帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

ドッバ~ン! 恐ろしい・・・

2015年07月12日 | フイッシングカヤック

やっと晴れ間も出て、今日はマジで楽しむぜ! なんて家を出た僕。

見ての通りにオモチャ満載。  きゃははは!

二階建てになる構造の、このキャンピングカー。

上の階はセイルとマストがぎっしり積載されている。

そのすぐ下にボード二枚吊れるようになっていて、 横バーの 右には釣り竿やらパドルやら。

ファルコン(カヤック)のマストだなんだかんだ・・・・

フラットにしたシートには、そのファルコン(カヤック)がどっかりと乗っかって、 左にはハーネスやライフジャケット。

右にはブーム等。席の下は椅子やらウインドの小物やら何やらがぎっしり。

後ろはクーラボックスやら釣用のバックやら着替えやらタオルやら何やら。

 

 

さてさて、今日は午前中の風無しの時にファルコンのカヤックモードで釣に出て、 風が少し上がったら、セイリングトリマラン(カヤック)にしてトローリング。

午後にはウインドサーフィンに切り替えて、

 

むふふふふ!

 

ワクワク ワクワク

 

ところがだ、

 

何じゃこりゃ~~~~~~~!

此処はハワイのノースショアか?という海の荒れ方。

沖を見ていると風が弱いので小波というのは無いのですけど、 台風の影響を受けてうねりが入り込んでいて。

浜は人の高さほどの砕け波が爆裂しまくり。

だれも釣なんぞしていない  爆汗

当たり前だけど、完全遊泳禁止。

こんな中、ウインドで出たりしたら、一発でマスト折られて はい10万円 と言うことになる。

がっくりくるけど、こればかりは自然現象故に仕方ない。

カヤックも、壊したければ?出るのがお勧めだと思うけど、 そういったM感覚は無いので、今日は海を見てすごす一日なりそうです。

 

でもね風が涼しいので、 昼飯食べたら眠くなってきて、少しだけ車内で昼寝。 

起きたら、 風が適度に上がっていて、でもウインド走る風という程でも無く。

 

せっかくだから、 ファルコンを艤装して、 セイルにパワーを受けてみようかと。

設計通りにセイルがコントロールするか、メインセイルのリーチは開く機能を発揮するか?

等々、陸に船を置いた状態で調べられることは山のようにあります。

でもって早速セット。

まずは、風に対して上り角度取れるかの陸上テスト。

ジブセイルとメインセイルの、張りや操作感、強風時にリーチが開くかを見ていますが、

ほぼ理想的。  

 

セイルに風を受けて、だんだんと船が傾き、きちんとパワーを受け流しているのが分る。

 

角度を変えての写真。

良い感じですけど、メインセイルのトップチップの角度をマストに対して90度では無くて

もう少し上に向けた方が性能的に良さそうです。やっぱりウインドのセイルはよく出来ているなと・・・・実際に風を受けるとよく分ります。

*半端ない波砕けは、写真奥の人の大きさ見てもらえると分ります。

これはまだ小さい方かな・・・・

色々な角度でセイルの動きを見て、 自分の経験からは十分すぎるほどなのが解り、

最後にフレークさせてみます。

 

一発でセイルが落ちてくれて、ファーリングも簡単。

ジブだけできちっと上り角度とって走れるように、リトラクタブルダガーの位置を計算しているので、 余り酷く吹き上がったら、ジブセイルだけで?もどって来ます。

まあ、そんな状態になるまで海上にい居ませんけど 笑

帰りは渋滞に巻き込まれて、 さらには調子悪い オートマが気温の影響で更におかしくて、

燃費がリッター4km程度まで低下。

イライラしながらの帰宅となりました。

 

今週末も台風で駄目だし、夏は短いのにね・・・・

 

 


もうマイナーチューニング???(笑)

2015年07月11日 | フイッシングカヤック

翻訳から通訳、 実際の作業から現場指示までなんでもやる 技術家の僕にとって、 常に流動的で変化し続ける風という相手は、とても難しい。

今日は、ほぼ完成間近のファルコン(カヤック)に、少しだけマイナーチューンを施しました。

だからなに?と言われると答えようが無いけど、せっかく僕のところに嫁いできたのだから、目一杯輝いてもらいたいと思うんです。


まずはグロメット。

買い忘れてステアリングシートロープを タダの穴に通していたところに取り付けます。

続けてステアリング周りの考察。

コントロールシートロープは近いうちに交換しますが、ナイロンとは違って伸び率0%のダイニーマをどう固定するか? テンションのかける方法は?
やはりクリート使うか????

色々と悩みます。

とびきりの美人にしたいですからね! 

次はマストベースのスペーサー。
面倒なくせに無いと不便なので、落としにくいようにこんな工夫。

そして最後は、メインシートのカムクリュート。

このくらいのセーリングカヤックは、メインセイルのコントロールシートロープを手で持っているのが普通ですけど、

経験的に両手を使いたいときがあって、その際にカムクリュートがとても重要なんです。

色々と検討して 

赤丸の位置がベストかと?

でもって穴開け 。

カムクリューとは左右に設けました。

 

二つとは半端ない贅沢。 (^^)>

解っているけど、僕にとって大切なセーリングカヤックですから。


ほぼ完成! 

2015年07月10日 | フイッシングカヤック

ほぼ完成しました~ 

95%という感じでして、 あとはコントロールラインを今のナイロンロープから ダイニーマに変更すれば完成です。

ナイロンは伸びるので、 操作感が今一なので・・・・

昼休みに昨日の続きを開始。

ステアリング・ラインはやはりカヤック内部を通すことにしました。 

 

鏡とか使って、内部構造をみたところ、上手くライン取りできることが解りましたので・・・ 

さっそくガイドのグロメット用穴あけ。

銅線を通して内部にシートロープを通しつつ、ステアリングまで導きます。

 

白矢印のところからシートを引き出して、ますが、グロメットを買い忘れて足らずなので、 今はタダの穴です。

赤矢印がコントロールライン。

ラダー側しにロープを通して。

このあと実際にラダーを取り付けながら、 リトラクタブル(昇降用)のシートロープを取り回します。

ところが・・・・・ここで問題発生! 昇降用シートロープを付けると ステアリングが異常に重くなる事が分り。

原案はボツ

もっとシンプルにしないと駄目なことが解りましたので、ラインの取り回しを一新。

更にステアリングの切れ角とラダーの動きがしっくりこない・・・・

試行錯誤をして、 やっと落ち着いたのがこの方法です。

 

ガジョンから金具を出してロープによる操作トルクを大きくさせながら、ステアリングとの今一つ感を向上。

なおかつ、ラダーリフトアップロープは上の方に来るように金具を新たに設置。

ラダーを下げて水の抵抗で持ち上がらないようにするロープは、フインの穴に近い部分にナイロンガイドを設けました。

これで、軽くて理想的なラダーが完成です

さてと、 これで作成そのものは、ほとんど終了。 

 

終業後に、外に出して、一度くみ上げてみます。

各部の完成は解っていても、全体を見るのは初めてなので。

まずは全部のパーツをならべます。

 

まずは、アウトリガーをつけた、スペシャル・フイッシングカヤック。

カッチョエ~!!!! 自分で作成しておきながら感激しているぼく。 ぎゃははは!

戦闘機だろ~これ!!! 当たり前ですけど、パドルはアウトリガーと接触しないように十分に考慮されているんです。

面をコチョコチョ水かきじゃみっともなくてありゃしないし、 乗っていられませんから・・・・

 

さらに、パドリングをしながらラダー操作が可能。 フットステアリングの恩恵です。

 

 

しかし・・・・・・・・・・・・・・・ 何かに似ているな~?これ? と思ったら、スターウォーズの第一作に出てきた ミレニアム・ファルコンを思い出した・・・

そこで、これ以降 このフイッシングカヤックを ファルコンと呼ぶことにしました。

 

 

そしてセーリングカヤック。

ヨットと全く同じ構造ですから、シートロープ類が半端ない量。

こんなに小さい船なのに、二枚帆でしかも手元でファーリングとフレークが出来る設計ですから当然そうなります。

斜め後ろから見た感じ。  完全にトリマランの形になっています。

ブームバングは、 セイルサイズの事や、問題あれば腕でブームをダイレクトに掴めるので、無理して付けるのはやめました。

一応カニンガム等は付いています。

斜め前からの姿

遠方から

風がほとんど無いので、セイルがシワシワ(笑)   メインセイルのトップはリーチが開く構造なので余裕があります。

セイルサイズは両方合わせて大体3.5㎡くらいかと・・・

アウトリガーとリトラクタブルダガーボード部。 アウトリガー部は上部にフロートが取り付けられる様になっています。 

最後の最後に頼りになる頼もしいフロートです。

 

 

さて、ここまでは設計通り。

あとは、同じく設計通りの収納が出来るかどうか・・・・

各パーツを船内に配置

アウトリガーを載せて、

 

パドルの流れ留めリーシュでまとめる。

ほれ、完全一体になりました。 このまま車にポンと乗ります。

細かい部品は袋に入れてと・・・

 

普通なら 汎用のラダーシステムだけで、5~7万、 ジブセイル備えた本格セイリングシステムだと 15万。

合わせて20万する代物。

全部手造りで、製品並みのクオリティを持たせて、 全てステンレスと 耐蝕アルミ 中古パーツを使って、 総額2~3万円くらいかと。

 

同じ夏なら、可能な限り楽しみたいと、そんな欲張りな僕の セーリングカヤック(トリマラン)作成でした。

 

後は海上テストと、 ステアリングのコントロールシートを ダイニーマに変えて、 そのロープの張りを持たせる構造を設けたら100%完成となります。

 

 


メインシート用ブロック&ラダー取り付け

2015年07月08日 | フイッシングカヤック

飽きもせず少しずつ完成を目指す僕~!   にゃはははははは!

トリマラン風? セーリングカヤック&フイッシングカヤックなんだか良く分らなくなってきたぞい うんうん!

まずはメインセイルシート用のブロック取り付け。

いろいろと検討して、この部分に取り付けます、 すでに穴開けは完了。

ブロックは使っているときにクルクル回ることが多いのですけど、それに対応させるために今回使ったのは、やはりダイニーマ。

それに抜け止め処理(サイドスティと同じ)を施します。

開けた穴から配線使って、よっこらしょ! と引き出し、 シャックルを噛ませて完成。

 

ドンドンと行きます、 次はラダー。

まずはガジョン用 コの字金具を船体に取り付けます。

6mmステンレスボルトで貫通させているので、よほどのことが無い限り落ちない。

耐久性を極端に重視しています。

次はラダーを取り付けるピンの穴を、ドリルで拡大。

 

赤矢印の部分 

そしてラダーストッパを加工。

ガジョンに組み込むとこんな感じ~!

ラダーを降ろした時に 黄色部分がピタリと当たってストッパになる様にフィンを削って調整~! 

ラダーを上げたときに水平より少し上に行くように同じくストッパに当たる部分を削って調整します。

これをコの字金具に取り付けて、完成。

 

ちなみに、センターのステンレス丸棒は落ちないように完全固定してあります(二重だよ!)

 

ラダー操作ですけど、写真はコントロールラインのイメージを掴むためにシートロープを仮通ししています。

問題は?ですが、このコントロールラインを船体サイドの表面に通すか、 それとも内部を通すか?で、

出来るなら内部を通したい・・・・  なのでイメージを固めるための画像。

ステアリングは下の写真の様に動きますが、とうぜん連動していないと駄目だし、

わずかなハンドル操作でラダーが大きく動くのも駄目。

黄色矢印が操作バー 紅い矢印が、反対側でコントロールラインを引く動きです。

内部を通したいので、色々と考えるけど、できる限り制作コストを抑えて、クールな構造にしたいな~・・・・

 今日はここまで!  

 

 


コントロール・シート(ロープ)ライン

2015年07月07日 | フイッシングカヤック

セイリングカヤックを目指して手を付けてから、もうだいぶ経つ。

少しずつ案を重ねつつ、試行錯誤でやってきましたけど セイルは完成、 マストも完成、 ラダー機構も80%完成という感じになり、

いよいよ仕上げとなる、コントロールシートをどう取り回すか?という段階になりました。

 

実は、これが1番頭を悩ますんです。 

ヨットはとにかくロープが多いですから・・・・

船の外回りにロープ類を張り巡らすのが簡単のなのですけど、そうすると必ず何か引っかかる・・・

釣り針も引っかかるし、 最悪カヤックを持ち上げた際にどこかに引っかかって、船本体をドカンと落っことす可能性もある。 

夏ならポリエチレンは強いけど、冬にそれやったりしたら(乗るんかい? 笑)割れてしまう可能性も有り、 なので内側に配置して、できる限り簡素で、操作性が良く、手元で全部操作できる事が重要。

 

特にカヤックは体の移動に伴い不安定と成りまくりなので。

 

お昼休み少し前にマスト材料が届いたので、梱包開け

引き抜き鋼管の 耐蝕アルミ 1.6mm厚  ホームセンターのペラペラアルミじゃ~ マストには不向きですから。 

古い?マストを並べて見ます。 黄色矢印が寸足らずで応急的に繋いでいた部分です。

マストには上下左右に色々な方向に加わるので、こうした中継ぎは必ずジョイントの樹脂部分から折れます。

なので一本物であることは大切。

交換は必要な長さにカットして、ラダーステアリングを移すだけ。 

ちなみに、ステアリングヘッドは90度横向き故に、収納時に邪魔となるので、

写真のノブと蝶ネジ外せばハズレる様にしてあります。 一応?の設計 

そうそう、以前ピンで留めていたアウトリガー部も、このタイプに変更となりました。

今造っているセイリングカヤックですが、 マストにセイルを張っての乗り方と、 パドルだけの場合と、二種類使えるようにします。

長いマストを立てておくのも変なので、古いマストをカットしてパドリング専用の物を作成。

ラダーの有る無しで強風時のパドリングが全く違った物になりますから。

どうせステアリング取り付けるなら、それを生かさないとね。

 

さて、午後(終業後)は、いよいよコントロールロープの取り回し。

色々と試行錯誤の結果として、下の写真の位置にクリートやアイ金具を設置しました。

まだ、メインセールの操作ロープをどう取り回すか?を考慮中なので完全ではありませんけど、ほぼ出来たのを紹介。

まず、ジブセイルと メインセイルの ファーリング用ラインはこれ。

マストの真下に持ってきて、裏のアイ金具を通って、クリートの方に来ます。

ファーリングしたらほとんど操作しないのでこれで十分。 

ラインをマストの真下にピタリと付くように持ってきたのは理由があって、  ステアリングの操作の邪魔にならず、尚且つステアリングにリターンする力が働くようにしています、 両足話すとラダーがセンターに行くようにラインの張り力を生かす設計です。

あれ?黄色ラインが少し変? (笑)

 

ジブセイル

これが結構面倒で、位置的にコックピット側に近づけたくないんです、船の外に垂れるのもイヤだし。

そこで水色ラインのようにしています。赤い線がジブセイル、黄色ラインがセイルの動き

サイドに設けたアイ金具を通して、それがセンターの金具を抜けて取り付け予定のカムに通ります。 

張りの関係で、 一応もう一つ後ろ側にある金具も使えるようにしてあります。

 リトラクタブル サイドダガー 白い線が ダガーを取り付ける位置。

黄色線が、コントロールシートロープの流れ、片側だけ使ったり、両方使ったり、

角度を変えたりすることが多いので、ピンク丸の部分に設けた二つのクリートで留めるようにしています。

 

ステアリングライン。

ラダーをコントロールする ステアリングラインですが、現状ではピンク矢印の流れで外側に這わす予定ですが、 船の中を通す事も考えています。

以上、コントロール用シートロープ設置の途中経過でした。

次はブームとセイル操作用メインシート(ロープ)等々を 考察および設計中です ブームバングを取り付けるかどうか?で、たいそう迷っています。

セイルの大きさが無いので出来れば簡素なのが良いのですけど、というかステアリングが有って取り付けるのが厄介なのと、 セイルの大きさ考えると要らないかな~とも思っています。


リトラクタブル・ダガーボード&ガジョン&ラダー 作成と考察

2015年07月06日 | フイッシングカヤック

昼休みと、終業後の時間で、タイトルの物を工作しました。

あらかじめパーツとして造っておいた物は、単にくみ上げるだけですけど (笑)

まずはラダー装置

これはキャスターと 丸落とし、そして 中古のフィンを使います。 フィンはどれを使うかはまだ決めていません。

キャスターは特段珍しくも無い普通の物。 但し材質はステンレス。

ガジョン(ピンドルやらレシーバーやら)の代わりになる物として目を付けたのが 門に使うステンレス丸落としと、普通のステンレス板

丸落としのシャフト系は約12mm、 ステン板にマークして 穴開け。

その後バイスに挟んで 、ハンマーで叩き、コの字型に曲げます。

この金具がレシーバーとなるけですが、丸落としを通すと、ガジョンの出来上がり。 

ただ、シャフトが不要に長いので、赤線のところでカット

フンフンフフン ♪

元々有った落とし棒を取り外してカット後に、落下止めのネジとナットを噛ませると ガジョン部分の出来上がり。

左右に動くラダーの心臓部です。

次はラダーの取り付けと跳ね上げ機構、

これにはキャスターを使いますが、これもステンレス製。 グラインダーで削ってシャフトを打ち抜き

そしてそれを取り付けるためにガジョン部に穴開け。

黄色矢印はラダー操作用のシートロープ用、 赤矢印が新たに開けた穴です。

全体を組み合わせて、 ラダーを仮取り付けして、イメージを掴みます。

セイリング時

 

ラダー収納の為の跳ね上げ状態。

これは浜に戻ってきた時にラダーを擦らないように使うものです。

 

ここで昼休み終了~~~! ぎゃはは! 飯食うのを忘れていた。

 

そして終業後に再度開始。

ガジョン取り付けのための穴開けですが、貫通ネジを使いますから当然にドリルで加工します。

 

ここまでで材料が足らなくなり ラダー部はとりあえず終了

次はリトラクタブル・ダガーボード。

 

まずはポリプロピレンの板を切り出し。 実はこの材料って1cm厚のまな板です。

柔らかいので実際の運用で支障が出ないか心配ですが、 せいぜい10ノット程度の速度しか出ないだろうと思うので、 これで行きます。

アウトラインは ウインドサーフィンのレーシング用フィンを型にしています。

のこぎりで普通にカットできるので、 その後は角をカンナ掛け。

ウインドみたいにスピードが出るはずは無いので、角を落とす感じで仕上げれば終わり。

このダガーボードを アウトリガー用サイドバーに取り付けます。 赤矢印の部分

ガダーに穴を開けて、 両側をフランジで挟んで貫通ネジで固定。

実際にこんな感じになります。 普段はフロント方向に配置、使うときには矢印方向に回転して水面下に入ります。

ちなみに赤矢印は ダガー部がカヤックボディと干渉しないためのスペーサー、 黄色矢印はフランジ、 水色矢印はダガー脱着防止為のクランプで、当然に全体が分解出来る用になっています。

 

このダガーボードのコントロールラインは 赤矢印にアイを取り付けてシートロープで操作、青色ラインの方向にロープが引かれる予定になっています。

と、この時点で、ダガー廻りの部品もなくなり、 今日の作業は終了~~~! 


マスト

2015年07月04日 | フイッシングカヤック

独立記念日の今日は、 朝から曇り空。

なので、 昨日の続きをやってきました。  ←要は暇人と言うこと(笑)


まずはホームセンターでトイレットペーパーと 工作材料、

ついでに? お酒をカゴに えへへ あくまでも”ついで”に・・・です。

 

早速取りかかりますが、今日はマスト絡みの調整と、セイルを一応張ってみます。


まずはマストトップのキャップのロープワーク。

黄色矢印がフォアスティ、 赤矢印がサイドスティ(なので2本)、
緑矢印がジブセイル張りの滑車、 青矢印はメインセイル張りの滑車です。


次ぎに、

バウのところに金具を取り付けました、 黄色矢印がジブセイル用、 赤矢印がフォアスティ用です。

ジブセイルの方が力が加わるのでバウのハンドルポスト横にシャックルと貫通ボルトで固定しています。

先端のアイ金具は裏から8mmのボルトで取り付け。

 

この時点で一度マストを立てます。

バウ周辺の感じはこんな感じ、まだ何も無いのでシンプル。

でもって、一度マストを倒して、セイルを通して簡単に張ってみる。 

まだ出来ていないブームを簡易取り付けして問題点が無いかしばらく考察。 

あ~だこうだと、一人問答 

実はマストの長さがこのままでは足らないことが判明していまい爆汗。

ブーム取り付ける場合、あと10cm程長さが欲しいんです。

ブームレシーバーをマストに設けると必然的にそうなるんです

まいったな~・・・・

一応残りのパイプを樹脂パーツで繋いでみましたけど、強度的な不安が残るので、あとでマストそのものを、もう一度一度作り直す必要があります。

同時に、マストの長さが変わったのでトップキャップのロープワークをやり直し。

微妙に変わったのが判りますでしょうか? えへへ

何度もセイルを張り直して調整している間にこういう形になった・・・・
興味ないかな~ 皆さん 

でもって、セイルとマストはこれで一応目処が付いたので、次はセンターダガーの設置と、後部のラダー装置及びその操作系を造らねばなりません。

ブームバングと セイルシート(ロープ)の固定方法は煮詰めが必要なので、この段階ではまだ行いません。

ラダー装置との兼ね合いが大きい事も有ります。


ラダー装置そのものはパドルで漕いでいるときにも使えるのがベストですから、フットステアリングが基本となり、案はすでに完成。

あとはラダーそのものを実際に造るだけ。

 

でもって、今日出来る事もそろそろ無くなってきたので、一応アトリガーを繋げてみる。 

ピンで簡単に脱着できますけど、これはステンレスのネジと蝶ナットに変えるつもりです。

セイル類のロープに引っかかり抜ける可能性が大きいですから。

こんな感じになります。


アウトリガーの位置が高いように感じられると思いますけど、地面の上なので水に浮かべるともっと下に来て、微妙に水面に接するくらいとなる。

傾いていない時は水面に接していない方が良いんです。

横倒しの力が加わったときにコテン!とならないように、踏ん張ればOKの安定装置ですから、それ以外の時は特にパドルワークの際はタダの抵抗にしかならないので・・・

10時半くらいから初めて、3時頃までやっていて、 工作している時間より 考えている時間の方が遙かに長い。

さすがに疲れを感じて、今日はここまでとしました(^^)


しかし・・・・毎日少しずつやっているので、中々進まない。

梅雨明けに間に合うかな~?  


マストベース作成

2015年07月02日 | フイッシングカヤック

独立記念日で今日から3連休の僕。 雨で晴れの空は全く期待できないので、ある意味作業に集中できる。

 

訳あって???職場に早く来たので、そのままマストベース作成に入ります。

おっとと、その前にですけど、昨日のお昼休みにやった、セイルのハトメ打ち写真。

ステンレスリング外してアルミのハトメを打ってから、またリングを通しています。

これは沖でセイルを上げたり降ろしたりしたいので(セイル上がっていると船が安定せず釣り出来ないので)、その為に滑りの良いステンレスリングを使っています。 

これは状況見てダイニーマに変更するかもしれません。

 

さて、今日の仕事は? マストベース作成。

フォアステイとサイドスティで、常時上から圧縮される感じになるマスト、 セイルに風うけると更にボトムへの力が加わるので、

マストベースはとても重要です。

そこで、 強度がある材質と言えば、 ポリエチレン  ポリエチレンと言えばまな板   ぎゃはは!

これをカットして。

こんな感じにします。 ぴたりと溝に合わせて、留めネジを打たなくても動かない位にしますが、ベースが動くのは余りいい物では無いので後で固定します。

次ぎに、マストを差し込む部分ですけど、 これは足をぶつけた場合の怪我を防ぐ意味合いから ゴムを使用。

カットしてと・・・・

穴開けて まな板? イヤ失礼 マストベースに固定。 もちろんステンレスボルトとナット。

そして固定します。 基本的に動かなければいいだけなのと、 マストの応力が一点にかからない様にボトム全体に分散させられればOK

なので、4mmのステンレスネジと アルミの緩み留めナットで船の内側から固定。

早速マストを立ててみます。 マストはアウトリガーのバーと樹脂製クロスパーツ(イレクター部品)で簡易ジョイントされて、ステォイロープを張らなくても自立します。

外すときはマストを後方に倒すだけで簡単にはずれる。

何でこうしているか?というと、 このマストを立てるのができる限り簡単である事が、セイルのセッティングをとても簡単にするから。

ちなみに、マストはこの状態で後ろ側に少しレイキ(倒している)させていてセイルに風を受けた段階で CE (センターエナジーポイント)が 船の真ん中より少し前に行くようにするためで、

ダガーボードは後に付けますけけど、そうしています。

この時点で、マストにトップキャップを取り付け、ステイを簡易的に張ってみる。 

ワンタッチで外せるスナップホックを使用していますが、 ステンレス製 40kgの加重まで耐える物を使っています。

脱着が簡単なので。

でもって、前から見ると、こんな感じ。

この時点で材料も足らなくなり、 今日はここまでで終了

明日はセイルを実際にセットしてみて、細部を煮詰めます。

 

 

 


250万 PV

2015年07月02日 | Weblog

気がついたら2500000 PV越えていました・・・・

拝読してくれている皆様には 心から感謝しております、 「ありがとうございました」 ペコリ!

 

しかし、 もうそんなになるんですね~  えへへ

 

以前に比べると、記載ネタが大きく減ってしまい、完全に趣味ブログ状態のここ 

はるか以前なら子育てのことや、 それにまつわる出来事等々、 たくさんのネタがあったのですけど、なにせ2人の子供はもう大人。

20才越えれば大人となり、一つの人格備えた人間ですから、やたらと彼らの事を書くのは許されない。  です。

この年で2人とも巣立ってしまえば、楽と言えば楽だけど・・・・・  にゃはは!

 

仕事の終わりをもって一つの人生の区切りとするなら、この先約15年近い時間がある僕ですが、特別変革すべき出来事もないだろうから、

この先も延々と趣味ブログなんだろうな~ きっと  ピース!

 


セイルの再カット 

2015年07月01日 | フイッシングカヤック

セイルサイズ変更が必要・・・

何度か検討して、どうにもセイルサイズが大きい事が分り、再カットしました。

できるならそのまま使いたかったのですけど、 実際の操作に支障が出るのは乗らずとも分るので、 思い切ってチョキチョキ。

切ったのはリーチ側でして、 面倒なのは折り返し縫いした部分にナイロンロープを通して補強することで、バタ付く部分なのでこうしないと駄目。

セイル作成の基礎中の基礎?です。

ミニバテンを入れられるようにしようか???とも考えたけど、そこまでしなくても、高さ2m程度のマスト用ですから、このサイズなら要らないかなと・・・・

まあ、様子見て必要なら入れます。

一応ラフ側にパンチで穴を開けてリングを通してあります。 この時点では ハトメを打っておらず、感じを掴んだだけ。

一応トップ構造は小さくなった物の、相変わらずリーチが開く(ツイスト)構造にしてありまして、これはウインドサーフィンと同じ設計ですけど、再カットにより余り意味を成さなくなったかも(笑) 

実はラカットを弓形にカットしようかと思っていたんです。

微風時は 全面で風を受けて、 強風時はトップのリーチが開いて上方部分のパワーを逃がす様にしたかった。 

ところがそれやると今度はセイルの真ん中ドラフト安定とCE(センターエナジーポイント)を固定するためのシートロープを斜めに一本渡さないと構造的に良くないわけで。

応力方向とセイル全体の力バランス考えるとそうなる。 トップの稼働式チップの強度もさらに必要になるし。

まあ、そこまでしなくてもいいかな・・・・と。

ジブセイルの方もラフ、リーチ供にシートロープを入れましたが、ステンレスワイヤーは このサイズでは不要なので使ってません。

以上、セイルの再カットでした~!