GetUpEnglish

日常よく使われる英語表現を毎日紹介します。毎日日本時間の午前9時までに更新します。英文執筆・翻訳・構成・管理:上杉隼人

GetUpEnglishについて

毎日更新! GetUpEnglish Updates Every Day! Since April 1, 2006 (c) 2006-2025 Uesugi Hayato(上杉隼人)

JOBLESS, COXEY’S ARMY  

2009-10-08 00:01:00 | C

 「短縮する、縮小する、(人員などを)削減する」「(費用などを)節減する、切り詰める」の意味のto retrenchは、2009/04/02のGetUpEnglishで紹介した。 

 http://blog.goo.ne.jp/getupenglish/d/20090402  

 今日のGetUpEnglishはさらに厳しい「失業」や「仕事がない」という意味で使われる英語表現を学習する。 

 まずは、joblessという語を学習しよう。これは「仕事のない、失業中の」という意味で使われる形容詞。

○Practical Example

 "Jobless numbers are constantly increasing."

 "The government has to make it priority to create jobs for people."  

 「失業率が止まることなく上昇している」 

 「政府は雇用創出を政策の第一にしなければならない」

●Extra Point

 次に紹介するのは、めずらしい表現だ。あまり聞いたことはないかもしれないが、今読んでいる本に出てきたので、紹介しよう。 

 Coxey’s Armyは、「失業者」の意味で使われる。

◎Extra Example

 "Our business struggles through a dismal recession."

 "There is no bright news. Yes. And we began to think of ourselves as a kind of Coxey’s Army."  

 「ぼくらの業界は景気がひどく落ち込んでいる。明るいニュースはない」 

 「ああ。自分たちは失業者のように思い始めているよ」  

 この"Coxey’s Army"は、Jacob Sechler Coxey (1854-1951)というアメリカの実業家・政治家にちなんでできた表現。コクシーは1894年、Coxey's Armyと呼ばれた失業者の一群を率いて、オハイオ州からワシントンDCまででデモ行進をして失業者救済を訴えた。そしてのちにオハイオ州のMassillon 市長 (1931-33) となり、大統領選挙にも出馬した。

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