これはなかなか面白い表現だ。a bee in one’s bonnetは、「偏執的な考え、取りつかれたような思い、妙な思い入れ[思い込み]」。
帽子の中にハチがはいり込んでいるみたいに、妙な考えがつきまとっている、ということから生まれた表現といわれる。
今日のGetUpEnglishでは、この表現の使い方を学習しよう。
○Practical Example
"Shiena has a bee in her bonnet about diet. She always worries about her weight."
"Right now I think she's too skinny. She should eat more."
「シエンナは食事のことを異常に気にする。いつも体重を心配しているんだ」
「今の彼女はちょっと痩せすぎじゃないか。もっと食べないと」
●Extra Point
次のようにto put the bee in one’s bonnet(誰かに妙な考えを吹きこむ)という言い方もよくする。
◎Extra Example
"It seems our daughter wants to be an actor."
"What?! Who in the world put that bee in her bonnet?"
「うちのお嬢さん、女優になりたいみたいよ」
「なんだって? 誰がそんなとんでもない考えを吹き込んだんだ?」
the bee’s kneesというクリーシェ表現は2009/09/13のGetUpEnglishで紹介しました。こちらもあわせて覚えておいてください。
http://blog.goo.ne.jp/getupenglish/d/20090913
2009/09/28と09/29のGetUpEnglishでJ.D. Californiaの60 Years Laterを紹介しましたが、
http://blog.goo.ne.jp/getupenglish/d/20090928
http://blog.goo.ne.jp/getupenglish/d/20090929
これはすでにアメリカの書店でも買えるようです。
http://www.powells.com/biblio/9789185869541