直訳すれば、「中国の茶を全部もらっても・・・・・・しない」。この表現は、「どんなこと[理由、利益など]があっても・・・・・・しない」の意味で用いられる。
昔、茶が大変な貴重品であったことから生まれた表現と思われる。not for anything in the world(断じて・・・・・・でない、決して・・・・・・しない)と同じ意味。英米ともにユーモアをこめて用いる。
今日のGetUpEnglishでは、この表現を学習しよう。
たいてい、wouldn’t… for all the tea in chinaの形で使われる。
○Practical Example
"Takashi's in an awkward position now."
"I wouldn’t be in his shoes for all the tea in China."
「貴志は今苦しい立場にある」
「いくらもらっても彼の立場になりたくないな。
in one's shoesは、「人の地位[立場、境遇]に身を置いて」。
●Extra Point
次のような形でも使われるので、注意
◎Extra Example
"Are you going to Michael’s show?"
"Of course! I wouldn't miss it for all the tea in China."
「マイケルのコンサートに行くの?」
「もちろん、何が何でも行くわよ」
for all the gold in Fort Knox(連邦政府の金の保管地から), for all the oil in Saudi Arabiaなどと変形して用いられることもあるようだ。(いつかGetUpEnglishで紹介してみたい。)