アメリカ俗語で、hot(-)dogは、「これみよがしの態度をとる、見せつける、(サーフィン・スキー・スケートボードで)アクロバット的妙技を見せる」という意味で使われる。広く「腕前のいいところを見せる」とか、「妙技を披露する」という意味でも用いられる。
これはHot dog!(みごと、すごいぞ)という間投詞からきているらしいが、さらに調べてみたところ、God!につながるようである。God!をつづりをひっくり返すとDog!になり、そこからHot dog!(うまい!)ができたらしい。
食べ物のhot dogはダックスフント型のソーセージを用いるためとか犬肉を入れるという冗談からきたとされるが、実はこのHot dog!の表現に関連しているようである。この間投詞は1900年ごろか流行し、ホットドッグもそのころに生まれた。
なお、「うまいわざを見せる」はよくto hot(-)dog itと言う。
前置きがずいぶん長くなったが、今日のGetUpEnglishでは、この表現を学習しよう。
○Practical Example
"A group of teenage boys were riding skateboards in the park."
"They were hotdogging it in order to impress their girlfriends who were watching them."
「少年たち公園でスケボーをやってた」
「あいつら、女の子たちにいいところを見せようとして、派手な技をやってみせてたよ」
●Extra Point
もう一例あげる。
◎Extra Example
"I thought the mouth would be out there hotdogging his way to overnight stardom."
"Yeah. Although he often talks big, Kazuhiro is very good at snowboarding."
「あのへらず口野郎、あそこでスゲエ技を見せて、一夜にして大スターにのし上がるだろうな」
「ああ。和宏はよく大口を叩くが、確かにスノボはうまい」