『桐生タイムス』の連載エッセイ「永遠の英語学習者の仕事録」の第2回が同紙2021年5月22日号に掲載されました。
http://kiryutimes.co.jp/announcements/28050/
第2回目は、『マーベル・シネマティック・ユニバース ヒーローたちの言葉』(KADOKAWA)について書きました。
こちらで電子版が購入できます。
http://www.shimbun-online.com/product/Kiryu_Times0210522.html
そして、こちらで記事がダウンロードできます。
http://kiryutimes.co.jp/wp/wp-content/uploads/20210522_uesugi_02.pdf
よろしくお願いします。
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の映画は全世界のファンを魅了し、忘れがたいセリフを残してきた。
『マーベル・シネマティック・ユニバース ヒーローたちの言葉』(ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社監修、上杉 隼人訳、KADOKAWA)は、こうした数々の名ゼリフを集めたものだ。
ハックルベリー・フィンとジムは、ミズーリ州のセントピーターズバーグという架空の町(トウェーンが少年時代を過ごしたハンニバルがモデル)から、アーカンソー州のフェルプス農場まで筏で旅をしますが、その距離はおよそ455マイル(732キロメートル)。
日本の中央区日本橋から山口県山口市までが直線距離で約776キロメートルですから、この物語が設定された1830~1840年代に、ハックとジムは筏一艘で信じられない大冒険をしたことになります。
さあ、ハックと一緒に冒険の旅に出よう!
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784065239698
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784065235584
『トム・ソーヤーの冒険』って本を読んでなけりゃおれのことなんて知らないだろうけど、全然オッケー。あれってマーク・トウェーンって人が作った本だけど、大体ほんとのことが書いてある。大げさに書いてあるとこもあるけど、大体ほんとのことが書かれてる。
誰だって一度や二度はウソつくから、少し大げさに書かれてたって全然オッケーだ。もっともポリーおばさんや、ダグラスさんの未亡人や、メアリーみたいな人はウソつかないだろうけど。トムのポリーおばさんのことも、ダグラスさんの未亡人のことも、メアリーのこともみんな書いてある。大げさに書かれてるとこもあるけど、だいたいほんとのことだ(本文より)。
講談社青い鳥文庫
ハックルベリー・フィンの冒険(上)
マーク・トウェーン(著/文)上杉 隼人(翻訳)にしけいこ(著/文)
発行:講談社
新書判 272ページ
定価 740円+税
ISBN978-4-06-523558-4
CコードC8297
児童 新書 外国文学小説
発売予定日2021年6月16日
紹介
19世紀のアメリカ南部。何ものにもとらわれない自然児のハックルベリー・フィンは、ダグラスさんの未亡人の家での生活にも、学校の勉強にもうんざり。乱暴者の父親からも逃げ出して、黒人奴隷のジムとともにミシシッピ川を下る旅に出る--。アメリカ文学史上に燦然と輝く名作が、読みやすい新訳でよみがえる!
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784065235584
下巻は7月14日発売!
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784065239698
講談社青い鳥文庫
ハックルベリー・フィンの冒険(下)
マーク・トウェーン(著/文)上杉 隼人(翻訳)にしけいこ(著/文)
発行:講談社
新書判 272ページ
定価 740円+税
ISBN978-4-06-523969-8 COPY
CコードC8297
児童 新書 外国文学小説
発売予定日2021年7月14日
紹介
ハックルベリーとジムのミシシッピ川ーを下る筏の旅は、詐欺師の「王」と「公爵」が加わり、ますます波乱の展開! ハックは、純真な人たちから大金をだましとろうとする悪党ふたりを追い払おうとするが、つかまってしまう。さらに、逃亡黒人のジムも売り飛ばされて、はなればなれに。そんなとき、親友のトム・ソーヤーと再会し、ジムを救う計画を立てる--。
著者プロフィール
マーク・トウェーン (マーク・トウェーン) (著/文)
1853年、アメリカ合衆国ミズーリ州に生まれる。幼いときに父が死亡したので、12歳で実社会に出、見習い印刷工をしながら文章をおぼえる。蒸気船の水先案内人などをした後、新聞記者として成功。『キャラべーラス郡の有名なとびがえる』『赤毛布外外遊記』で人気を得、『トム・ソーヤーの冒険』『王子と乞食』などでアメリカ文学の頂点に立つ。1910年没。
上杉 隼人 (ウエスギ ハヤト) (翻訳)
翻訳者、編集者、英語・翻訳講師。早稲田大学教育学部英語英文学科卒業、同専攻科(現在の大学院の前身)修了。『アベンジャーズ エンドゲーム」(講談社)ほか、マーベル、アベンジャーズ、ディズニー関連の書籍を多数翻訳。訳書に『スター・ウォーズ』(全作[エピソード1~9]、講談社)、『21匹のネコがさっくり教えるアート史』(すばる舎)など多数(70冊以上)
にしけいこ (ニシケイコ) (著/文)
画家/にしけいこ
12月26日鹿児島県生まれ。漫画家、イラストレーター。都留文科大学国文学科卒業。在学中にデビューし、教員を経て、漫画家として独立。西炯子名義の作品に、『ひらひらひゅ~ん』(新書館)、『亀の鳴く声』(小学館)など多数。にしけいこ名義での仕事に、「都会のトム&ソーヤ」シリーズ(講談社)、『坊っちゃん』(講談社青い鳥文庫)などの挿絵がある。
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784065239698
driveは「[単数形で] (ある目的のための)努力, 運動」(コンパスローズ)の意味で使われる。
以下の『コンパスローズ』の用例が大変参考になる。
・an economy drive 節約運動[キャンペーン].
・start a drive 「to raise money [for traffic safety] 募金[交通安全]運動を始める.
今日のGetUpEnglishはこの語のこの意味の使い方を学習する。
〇Practical Example
The company is launching a big recruitment drive.
「会社で大がかりな採用プロジェクトが立ち上がった」
●Extra Point
もう一例。
◎Extra Example
Residents will soon see the new logo in promotional campaigns for events in the area, such as the annual used-clothing drive and the summer music festival.
「例年の古着市や夏のミュージック・フェスティバルといったプロモーション・キャンペーンで、そうした新しいロゴを近くにお住いの方は目にすることになる」