GetUpEnglish

日常よく使われる英語表現を毎日紹介します。毎日日本時間の午前9時までに更新します。英文執筆・翻訳・構成・管理:上杉隼人

GetUpEnglishについて

毎日更新! GetUpEnglish Updates Every Day! Since April 1, 2006 (c) 2006-2024 Uesugi Hayato(上杉隼人)

『桐生タイムス』の連載エッセイ「永遠の英語学習者の仕事録」の第17回が同紙2022年8月27日号に掲載されました。

2022-08-28 14:23:00 | 桐生タイムス

『桐生タイムス』の連載エッセイ「永遠の英語学習者の仕事録」の第17回が同紙2022年8月27日号に掲載されました。

 https://kiryutimes.co.jp/uesugi/

  『桐生タイムス』の連載も17回目。

 https://kiryutimes.co.jp/column/uesugi/33082/

新たな挑戦、現状打破を望む人の至高の書 上杉隼人─永遠の英語学習者の仕事録【17】

----------------------------------------

編集者で翻訳者としても活躍する上杉隼人さんが英文を交えながら、翻訳という仕事のおもしろさや奥深さなどを、エピソードとともに語ります。今回紹介する本は、『Flying Without a Net 命綱なしで飛べ!』(仮題、トマス・J・デロング著、上杉隼人訳、サンマーク出版より、2023年発売予定)です。(毎月第4土曜掲載)

 こちらからダウンロードできます。

 https://kiryutimes.co.jp/wp/wp-content/uploads/20220827_uesugi_017.pdf

--------------------------------------

 どうかご覧ください! 

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TO EMBARRASS, EMBARRASSMENT

2022-08-28 07:07:16 | E

 動詞embarrassOxford Advanced Learner’s Dictionaryにあるとおり、

 to make sb feel shy, uncomfortable or ashamed, especially in a social situation

「~にきまりの悪い[恥ずかしい、気まずい]思いをさせる」ということ。

 今日のGetUpEnglishは、この動詞を復習しよう。

『インフィニティ・ウォー』(2018年)のトニー・スタークの名ゼリフに、この動詞が使われていた。

○Practical Example

TONY: Dude, you're embarrassing me in front of the wizards.

トニー:おい、魔法使いの前でぼくに恥かかせるなよ。

 このくだりについては、こちらを参照。

 https://blog.goo.ne.jp/getupenglish/e/38a013f53f3033e4115a3cde0fbbe586

 ふたたびアベンジャーズの大きな翻訳シリーズも手掛けられる予定。

 後日、発表いたします。

●Practical Example

  こんな使い方もする。

◎Extra Example

"Embarrassed at his behavior at a bar the other day, Uokawa wrote a letter of apology."

"He should stop drinking."

「先日の居酒屋での振る舞いを恥じて、魚川はわび状をかいて状況を修正した」  

「あいつは酒はやめたほうがいいね」

☆Extra Extra Point

  名詞embarrassmentもよく使われる。目下、必死に翻訳中のビジネス書トマス・J・デロング『Flying Without a Net 命綱なしで飛べ!』(仮題、2023年刊行予定、サンマーク出版)に、次の表現があった。

★Extra Extra Example

Even when we do start to change, we are tempted to regress to old ways. It is like having bungee cords tied around our waist, dragging us back to the old, ineffective, habit-induced behavior. When we begin to feel nervous and self-conscious—when our anxieties ratchet up a notch or two—we know we are getting close to experiencing something real. And that’s when we often step back rather than move forward. Technically competent professionals like accountants, programmers, lawyers, engineers, surgeons, investment bankers, and great athletes are especially vulnerable to embarrassment. Looking stupid is the enemy. Why else do these smart people become more and more anxious the further they get away from their comfort zone?

 わたしたちは変わろうとしても、これまでしてきたようにしたいとどこかで思うものだ。バンジーコードが腰に巻きつけられているようなもので、効果的でない以前の行動に習慣的に引き戻されてしまうのかもしれない。 

 不安が一段階か二段階増して心配である、確かにそう感じるということがあれば、何か現実的なことを突きつけられているということかもしれない。このような状況において、多くの者は足を止めて、一歩後退してしまう。

 たとえば会計士、プログラマー、弁護士、エンジニア、外科医、投資銀行家、一流のアスリートなど、特に高い専門技術を備えた者たちは、面子を失うようなことはできればしたくない。自分がだめだと思われることを極端に嫌うからだ。

優秀な人たちにもかかわらず、気持ちよくいられる状況から離れていくと、どうして強い不安を募らせることになるのだろう?

 vulnerable to embarrassmentは、「恥ずかしく思う状況にもろい」ということなので、主語の視点から「困った状況になることはできれば避けたい」くらいでいいと思うし、試訳くらいでよいだろう。

 トマス・J・デロング『Flying Without a Net 命綱なしで飛べ!』(仮題、2023年刊行予定、サンマーク出版)については、「桐生タイムス」の連載にも書きました。ぜひご覧ください。

 

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする