明日、ジョリー・フレミング、リリック・ウィニック『「普通」ってなんなのかな 自閉症の僕が案内するこの世界の歩き方』(文藝春秋)が刊行となる。
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163916538
刊行にあたってPR動画も制作した。
https://www.youtube.com/watch?v=s_At-2d2BYs
本日のGetUpEnglishはこの動画の最後に出てくるジョリーのメッセージを紹介する。
We can build a better community together—one that expresses more love and care that’s a part of our human history and less of the bad things that have occurred in the world around us in the past and are happening today as well.
人間の歴史の一部である愛とケアにあふれ、これまで僕らの周りで起こってしまい、今も世界のどこかで起こっている悪いことはほとんど見られない社会。
そんなすばらしい社会を僕らは一緒に作り出せるのです。
ダイバーシティがあたりまえになった今だから読みたい一冊。(The book should be read now when diversity is considered to be everything in our life.)
副題に「自閉症の僕が案内するこの世界の歩き方」があるように、ジョリーは「この世界」、すなわち「定型発達者が普通であると考えている世界」で生きていくために、いろんな苦労をしてきたし、これからもそうだろう。そんな彼の考え方と脳の動きが、自閉症である本人の口から聞くことができるのが本書の最大の魅力だ。これまでこうした本はなかった思う。
ジョリー・フレミング、リリック・ウィニック『「普通」ってなんなのかな 自閉症の僕が案内するこの世界の歩き方』を、多くの方に手に取っていただけたら、すごくうれしいです!
ジョリー・フレミング、リリック・ウィニック『「普通」ってなんなのかな 自閉症の僕が案内するこの世界の歩き方』(上杉隼人訳、文藝春秋)