にゃろー
にゃろー
なんだもうおわりか?
こんじょうなしめ!
このところ、晩御飯を食べるのを忘れてしまう。
お財布も家やらCの車やらに忘れるし、
ケータイも週2は家に忘れて会社に行く。
仕事でも、Dに「頭の中がハテナマークだらけになるようなミスしやがって」
といわれる。うかうかしっぱなし。
土曜日。ゆっくり起きて、ゆっくりお掃除。
ダーは朝帰りでお疲れでソファに座ってナンバーを読んでいた。
洗濯が終わるともう3時すぎ。食欲ないけど、ダーに朝食を作り、緑茶とコーヒー。
ダーはモンチにおしっこのことでだいぶくどくどいっていた。
その後、「だっこしようとしても逃げるの」
ママに電話。ママはパパの仕事のことで、あれこれ考えて大変らしい。
パパがついに会社のトップになるらしく、心配のあまりバッドしてる。
「すごいじゃない、すごいよ~、パパはやっぱりすごいんだね~」
というと、ママもやっと「すごいよね~」といって、
しまいには声をふるわせていた。もう。
ほんとは来週のパパの誕生日に、みんなで花見したかったけど、
パパが仕事だというので、「ママと2人で花見しよう」「うん、そうしよう」。
会えばのんきなもんなのに、一人でいると結構バッド好きなのよね、ママは。
ダーは今日も仕事で、
「うちから駅まで歩くのがめんどくさい。
駅から会社まで歩くのがめんどくさい。あ~行きたくない」と、
ぐずぐず5時過ぎまで家にいた。
Cが来たので、駅まで車で送ってもらう。ダーを下ろした後、
「なんかかっこよくなってない? 武田真治みたいじゃん」
「え~、ちょっと目の焦点をぼかすとそう見えるかも」
うちに戻って一服。
殿はCに名前を呼ばれるとうっとりうっとりして膝に上がった。
モンチも殿の後をついてきて顔を出す。
ビーもちゃんと挨拶に出てきた。
ビーはいろんな局面(家出のとき探してくれたり、
ネズミとりもちベッタリ事件のとき深夜病院まで連れて行ってもらったり)で
Cにお世話になってるのを覚えてる風で、
Cには頭が上がらないように見える。
ラスタマン・バイブレーションがしっくりくる季節になった。
三宿ファンゴへ。お腹減らないけど、
何か入れとこうと海老とアボガドとアンディーブのサラダ。
涙が出るほど笑ってたけど、何をしゃべってたのか全く思い出せない。
「最近涙が出るほど笑った後とか
目じりにファンデがたまってたりするから気をつけないと…」
Cんちで一服中、「旦那のエロ本見る?」とかいってたら、
旦那Yが土曜出勤から帰ってくる。
C「さっきOくん(うちのダー)に会ったら~、なんかおしゃれで~」
Y「ギラギラしてた?」私「してない!」
Yちゃんもうちのダーも徹夜連荘当たり前の忙しさで、
時々パサパサした顔で帰ってくる。
なので私もCも旦那連に「もっとギラギラしてくれ」といったのだった。
そしたらダーが、その翌日、
バカみたいにトーストにバターを塗ってるので、
「ちょっと塗りすぎじゃないの?」というと、「ギラギラしようと思って」
Y「Cにパサパサ、っていわれて、確かに俺パサパサしてるなって」
私「いいじゃん、Cがギラギラしてるんだから」
Y「う~ん、ギラギラってゆうより…」
C「何よ」Y「お前らはトゲトゲってゆうか、ジャラジャラってゆうか…」
その後2人で、「トゲトゲはまぁわかるけど、ジャラジャラってなんだ?」
「わかんない…、ってゆうか、それにあたしも入るわけ?」
「お前ら、っていってた。ら、っていった」
「ジャラジャラって…」
「若い頃チャラチャラしてて」
「ああ、長年チャラチャラしてたらヂャラヂャラになったってこと?」
「チャラチャラに手垢がついた、みたいな?」
「ちょっと待って。トゲトゲもやばいって」
「やばいよね」「でもまぁバラにもとげあるし」
独り言のようにC「いーよいーよ旦那のゆうことなんて、
トゲトゲでもジャラジャラでもいわせとけ、ってんだ。なー!」
Cは今読んでるドストエフスキー「永遠の夫」を、
いい間違えては「万年亭主」という。
併読してる谷崎の「細雪」上巻も、メンズ的には旦那連しか出てこない。
私「今ブームは万年亭主?」
「違う違う! そんなもんブームじゃない」
「じゃあテーマ?」「いや、別にそんなテーマいらない」
靖国神社へ。
前にリーマン花見大会で一度行ったことがあって、
その時には風情もへったくれもなかったけど、
夜中なら人もいなくて桜も綺麗に見れるんじゃないか、
と思って午前12時頃行く。
神社は夜は閉まっていて入れない。
私たちのほかにも、ヒップホップ風のあんちゃん3人組とか、
おっさん2人組とかぶらぶらしていた。
参道脇の公園には、出店がそのままになってるし、
ビニールシートが敷きっぱなしになってるし、
ゴミもいっぱい置いてあるしで、やっぱり風情がない。
日比谷公園へ。О町側の、角の桜がかなりきていた。
3本並んだコブシの木。
やっぱり白木蓮とコブシは、
どの木も花の大きさがちょっとずつ違うような気がする。
花の下にはたいてい小さい葉っぱがついているから、
はっきり区別がつかなかった。
散り始める花の、開ききって花びらがあちこちに向いてる花には
ぞくぞくするような色気があって、ホルモンに響いた。
六スタでお茶したり、目黒川も見に行ったりしたけど、
どのタイミングで行ったのか思い出せない。
気がついたら夜中1時頃になっていて、
春はうかうかしっぱなしで、時間の経過がわからなくなる。
夜中に乙女王子Jから電話。「どうしたの?」「いや、春だから」春ねぇ。
猫たちの気のすむまで遊ぶ。
Cと会った日は、ビーがCにライバル心を感じるようで、
私がビーのところに帰ってくると撫でろ、だっこちろ、と甘え倒す。
そんな感じで寝る頃には夜が明けていた。春ねぇ。
からっぽになるまで遊んだわ。
ダーは徹夜で仕事。