なぎのあとさき

日記です。

やってもうた!

2005年04月06日 | 猫トーク



まったく、ひどいめにあったのにゃ!

(前項つづき)
うちに帰ると、モンチが洗濯機の横でおちっこした跡。
モンチをつかまえて、2度ほど叱る。
ボブをかけて家事をしてたらダー帰る。ダーもモンチを叱る。
モンチはびくびくしてソファの下に入ってしまった。

ダー「今日は寝れないんだ」「あぁ、ユベントス?」
「違うよ、明日朝イチで原稿上がるんだもん」
「ちょっと寝ときなよ」「起きれないとヤバイから」
「サッカー見るんでしょ」「サッカーは見るけど」
2人で和室でシューマイをつつきつつ、
アニメ「いちご100%」見たりしながら
(放送1回目。ダーは「こんなもんいいよ見なくて」と嫌がったけど、
真中な私が見たかったので見た)のんびりしてたら、
隣の部屋でスゴイ音がした。
ドンガラガッシャン系の音は猫を飼ってればわりとよく耳にするけど、
今日のバタバタ感は今までにないものだった。
見ると、ビーと殿がズブ濡れになって走り回っている。
お風呂の蓋の上で寝てたビーに殿がちょっかいを出し、
そのうち取っ組み合いになり、蓋がずれて水の中に落ちて、
蓋の上にいたビーコと殿もろとも、お風呂の中に落ちたのだった。
お風呂は昨日のまま、冷たくなった水が入っていた。
急いで暖房MAXにして、バスタオルを出し、
私はビーを、ダーは殿をつかまえて拭いた。
床もびしょ濡れ。濡れ雑巾をさんざん振り回したみたいにびしょ濡れ。
猫を拭いたタオルで床も拭き、新しいタオルを出して同じことを繰り返す。
殿は足と身体の一部が水につかっただけだったけど、
ビーは顔以外全部がびしょ濡れだった。
溺れないで自分で這い上がったのはすごい。
ビーは濡れた毛を舐めながら時々毛がのどにからむのか
「カフッ」というのが心配なので、毛づくろいしてるときもずっと側にいた。
モンチはこの騒動にビックリちてソファの下から出てこない。
あんたたち、ほんと毎日面白いねぇ。

ビーを撫でているとモンチも出てきたので、
モンチがぶるるるとなるまで撫でる。
叱った後は、しっかり愛情を注がなくちゃ。
猫は、与えた分の愛情は返してくれる、とビーと殿と暮らしてて思っていた。
モンだって、トイレ意外でおしっこするのを
私が嫌だと思ってることも分かってくれるかもしれない…。

ビーは体が冷えたのか、今日は布団の中に入り、私の腕枕で眠った。

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頭がパーな春の夜

2005年04月06日 | 日々のこと

駅までの道のBGMは甘めのロックステディ。
いろんな家の軒先に咲く、桜や桃の花に見とれながら。

Dに連れられ某発表会。
ラーメンを食べてたら時間ギリになり、
K駅で私がぐずぐずしてたら、
Dは私を置いて先に電車に乗ってラッキー。

某会場で発表会。ものすごい人!
なのにDに見つかり帰りも一緒。
タクシーで戻る道すがら、
皇居周りや日比谷公園の桜を見る。
日比谷公園の周りには、
八重桜やしだれ桜が5分。

ド「昨日はお見かけしませんでしたねぇ~」
「こちらこそ」。
ドンちゃんは昨日私の取材先をちょっとのぞいたらしい。
でもタッチの差で会わなかった。
「Nとの約束は反故になったまんまだねぇ、来週あたり寿司でも行きます?」
「寿司、食べて平気なんですか(痔なのに)」
「平気ですよ! 山葵抜きで…」
夕方ドンちゃんとデート、
といっても、会社ビルにあるホールでパーティ。
デートのはずが、
女子が少なかったので私はすぐ会社のエライ人達にからまれてその相手。
ドンちゃんは久しぶりのお酒で気持ちよくなって
仕事に戻りたくねぇなぁ~
といってるのがセクスィー。でも仕事に戻る。

今日は携帯を忘れ、Cんちの留守電に、
「ジム行く気あったら会社に電話して~」と入れたけど、
Cは多分ずっと出先。Cの旦那の会社を104で調べて電話して
Cの携帯の番号を聞いて電話。
そこまでやるほど、今日はぜひとも遊びたい気分。
だって暖かいし、桜も咲いてるし。

M駅スタバでCに会う。
会うなり「あーもううんざり、あーもううんざり」というので、
だいたい想像ついたけど聞いてみると、
高校時代の友達とその子供に会って、
「何で子ども産まないの? 何で? 何で?」と問い詰められたらしい。
気が付いたら一夫一婦制の悪癖がどうの、
平安時代はこうで、みたいな話までしたらしい。
その友達は途中から黙ってしまい、
最後には「Cちゃんが特別なんだよ、私なんて…」
みたいなことになったらしい。「もううんざり」
Cは特別だし、私だって特別だけど、女はみんな特別、
それをわかってない女のことを、ブスという。

私「今日はパーティで次々オヤジの相手して…」
C「オヤジ数珠繋ぎののトリがあたし?」 
Cは折り返しと同時にオヤジが降臨。
今日は、はじめC自身も気が付かなかったみたいだけど、
完全にオヤジ暴走モード。
「公園で友達の子どもをダシに、いけめんパパとお近づきになってさ
「子どもがコーヒーこぼしちゃってね、
その後ろにいたいけめんが振り返った時の顔が…」 
私「あんたね。そんなことしてて子どものトラウマになったらどうすんの。
私はお母さん連に会うときは自分の白い部分しか出さないよ」
「私も普段は白い部分しか出さないんだけど、今日は止まんないんだもーん」
「白い部分なんてあったの?」「ガハハハ!」

だいたい、周りにはオフィスしかないM駅スタバのテラスで、
私とCは一番前のテーブルに陣取り、
後ろのテーブルには仕事帰りの油ぎったスーツのオヤジ達が何組か、
皆同じ方を向いて座っていて、
Cと私はそんなオヤジ達の先頭で「ガハハハ!」と笑っていたのだった。
C「あたしがオヤジになってたらオヤジになってるっていってよ!」 
私「笑い方を変えた方がいいかもね」

Sちゃんに電話するとまだ仕事。
六本木の青山ブックセンターをのぞく。
復活してからレイアウトが変わって、いまいち馴染めない。

仕事終わりのYちゃんを拾ってCんちで一服。
猫モユは、機嫌がいいと全身でバビューーーーとすごい音を鳴らす。
今日も相当ご機嫌らしく、ソファの上に丸まって
バァーービューーバァーービューーとあまりに喉を鳴らしすぎて、
途中で「バァーーうっ」と喉をつまらせていた。
喉を鳴らしすぎて、うっとなった後、気持ち悪くなって吐くときもあるらしい。
「モユは空飛ぶバカなの。ノンは地道なバカだけど」
空飛ぶバカなモユは、うちのモンチと同じみかん色の猫で、
目つきもかなり似ている。

CはYちゃんに、「お前らジャラジャラしてる」っていったのは
どういう意味か問いただしたらしい。
C「魅力がどうしても溢れちゃって、ジャラジャラしてるって意味らしいよ」 
私もいいようにとる方だけど、この人も好きなだけいいようにとるなぁ。
 
私は今日はなんだか「うふふ」「あはは」という感じで、
C「ああ、今日はドンちゃんデー?」
アークヒルズの桜を見に行く。8分咲き。
今日開いたばかりの花を眺めながら、「うふふ」「あはは」。
BGMはPINCHERS、『BANDERELO』。
「桜が咲いたら頭がパーになっちゃった」「あたしもパー!」
六スタに寄ってパッションのお茶を飲んで、帰途につく。
(次項につづく)

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2005年04月06日 | 猫トーク



これにゃにょかー



これかー



これがはるにゃー!ちゅきにゃ!

昨日、夜半すぎから雨が降りはじめ、
午前中には止んで曇り空。寒い。
私が寝てるところにダーが来て、
「明日は寒くて最高気温9度だって~」といっていたのを思い出して、
夢じゃなかったのか、と思った。

営業Tと東京駅まで歩く。
結婚の話は進んでる? と聞くと
T「それがですね、ちょっと問題が起きまして、
いったんペンディングという形にですね…」 
「何? 問題って」
「あのですね、これはちょっとナイショの話なんですが」「何よ」
「彼女が僕に病気をうつされたらしくてですね…」 
山手線内で爆笑。「僕もなるはやで病院行かなきゃいけないわけですよ」

取材、新橋2件、上野1件。
終わってもまだ空が明るい。
帰りに銀座に寄ってはしごのだんだん中辛。
それまで今日は温泉まんじゅう3コしか食べてなかったので、
脳にしみわたる美味さ。

寝ようと思ってベッドに入ってると、ダーが帰ってくる音がした。
ドアが開く音がすると、ビーが玄関にすっとんでいき、
ドアの隙間からダッシュで外へ。
「ビー! ビー!」とダーの声。
私もすぐに布団から出て眼鏡をかけて玄関を出る。
ビーの姿がない。ダーが焦っているので「しっ、落ち着いて」といって建物の外へ。
「ビー、ビー、ビー」と3回くらい呼ぶと、遠くから走ってくる小さな黒い影。
ビーは私のいるところに一直線に走ってきた。
「よかったねぇ、おちょとたのちいねぇ」
ビーは太くて短いしっぽをくるんくるんと大きく回して、
ふるるるるると喉を鳴らした。
お尻を軽くポンポンしてから、そーっとだっこして家に戻った。

家に戻っても、ビーはふるるるると喉を鳴らしていた。
思い切り走ってよっぽど嬉しかったのね。
ビーはその後、外に出たくてウーと切ない声で鳴いた。
窓をカリカリたたいた。出たいよね。おちょとたのちいもんね。
でも危ないんだよ。危ないの。
ビーがあきらめて私の枕元で眠ってくれるまで、
撫でたり、ポンポンしたりしていたら夜が明けた。

私のところに一直線に走ってくるビーの姿は
目に焼きついて、それから何度も思い出す。

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