花の盛りの土曜日。
1時半に横浜でママと待ち合わせ。
崎陽軒のシュウマイ弁当を買って、JRで根岸へ。
三渓園行き送迎バスの乗り場には花見客の行列。
暖かくて天気がいいので、待つのもそれほど苦にならない。
バスを降りると、広い芝生、切り立った山、大きな池。
園内に入ると、広い庭園のそこらじゅうに満開の桜。
街中で見る桜もきれいだけど、
庭園に咲く桜は好きなように枝を伸ばしていて、
池に影を落としたり、ヤマブキの山吹色や新緑の緑と引き立てあったり、
枝垂桜やミヤマツツジとピンクのグラデーションを作ったり、
ユキヤナギや山桜と一緒にふわふわした景色を作ったり、
日陰に白い光を集めたり、藁葺き屋根を飾ったり、
アセビやシャガに飾られたり。
三渓園の大きな池には、カメ、鯉、鴨がいて、
行楽客がお麩をまくと、嬉しそうに寄って来る。
ヤマブキも満開
シャガの名前も、ママに聞いて初めて知った
池の周りの桜の木の下でお弁当。写真は、そこから見えた景色。
ビール1缶で、気持ちよく酔っ払い、クラクラする。
三渓園はちょっとアクセスが面倒なせいか、
花を見たくてきてる家族連れやカップル、
女性2人組なんかが多くて、
花見=酒な人たちがほとんどいない。
ママと私も園内を周って、
あらゆる角度から花を楽しんで、そぞろ歩き。
「私はツツジの中でミヤマツツジの色が一番好き」
「パパはアセビが好きで、家にも植えたのよ」
「歳をとるに連れて、何でも花は一重が好きになったわ~」とママ。
透明感のある、青味がかったピンクのミヤマツツジ
美しいものをいっぱい見ていい気分になりながら、
喫煙所で一服してたら看板に
『猫に餌をあげないでください、糞で困っています』
「(書いた)お前も(糞を)するだろうが!」とどなる。
花見期間は人が多くて猫の姿は見かけなかったけど、
これだけ広々した雑木林の中なら、
猫の食べるものくらいあるだろうと思って、
ぶちこわされた気分をなんとか立て直した。
帰り、バスが来なくて1時間くらい待たされた。
足は草臥れてたけど、綺麗なものをいっぱい見た後で、
気分的には全然疲れを感じない。
横浜の東急で夕食の買い物をして帰る。
ママはうちに泊まりで、晩御飯を作ってくれた。
キッチンでママがアジをおろしてる間、
モンチはママの足元をちょろついて、
お刺身のアジをもらって食べていた。
アジのたたき、しらたきと三つ葉と豚肉の炒め物、
筍ご飯、アジの味噌汁。
ビーもひきこもらず、お茶の間のテレビの上で寝ていた。
ママの布団を引くと、
3匹もの珍しそうに布団の上をうろうろしていた。
今日もダーは仕事で遅めに帰る。
最近仕事のしすぎで辺にテンションが高かったり
急にイラついたりするので、あんまり話をする気にならない。