■方面混成団
今回は方面混成団について。実際に編成されています教育訓練と後方警備担う基幹部隊です。
方面混成団は新隊員自衛官候補生共通教育及び陸曹教育と即応予備自衛官基幹普通科連隊の教育訓練を担い有事の際には地位警備の主力となるもの、広域師団案においては更に強化しまして機動旅団隷下の普通科連隊を現役自衛官部隊と即応予備自衛官及び予備自衛官部隊に分け、第一大隊と第二大隊とする案を提示しています。
普通科連隊を管区ごとに分け、現役大隊と予備役大隊に分け、現役大隊を機動旅団へ編入し機動運用し予備役大隊を地域配置部隊に置くという区分案ですので、この第二大隊を基幹として方面混成団は機動運用の枠外における重要施設及び主要道路警備にあたる部隊という位置づけを受け、重要な位置づけを受けます。普通科連隊は連隊区を有するため、その隊区での予備自衛官教育を包括し行うという方式を提示していました訳です。
現在の方面混成団は直轄の普通科連隊を一つ乃至二つ即応自衛官主体連隊を置き、中隊ごとに広く分布させ、中隊ごとに訓練を行うという方式ですが、ここを連隊が大隊規模で行うという方式に改めます。訓練支援へは方面混成団より教育要員を派遣し分遣隊のかたちで支援を行いますが、隊区は有事の際に戦闘部隊の主力である現役自衛官部隊が展開したのちにも予備自衛官を招集する事で警備能力と突発的な事態、災害派遣を含め対処する事となるでしょう。
即応予備自衛官を一個中隊と、予備自衛官を二個中隊程度、これを以て予備役大隊を編成する案、訓練度合いは現役部隊よりも相当低いことは確かですが、現役部隊には後顧の憂いと云いますか、二次上陸への警戒と攪乱部隊浸透は重大な脅威であるため、そこに即応予備自衛官の中隊と予備自衛官の複数中隊を配置し警戒する事で、逆に管区換えを行い他の普通科連隊を警備に充当する必要がなくなるため、現役自衛官部隊の機動運用能力は大きく向上するでしょう。
混成団本部について、混成団は方面隊直轄で余程のことが無ければ機動運用する事はりませんが、方面隊が指揮を担います。編成案としましては、即応予備自衛官指揮隊、方面指揮所訓練支援隊、評価支援大隊、教育支援隊、陸曹教育隊、機甲教育隊、特科教育隊、以上を基幹とし、教育部隊を包括すると共に機甲教育隊、特科教育隊、評価支援大隊を有事の際に戦闘部隊とし、教育用の装甲車両や火砲等を火力支援に用いる、つまり全般支援に充てることも配慮すべきでしょう。
陸曹教育隊や評価支援大隊等は機動運用部隊となるのですが、予備自衛官主体部隊は連隊管区にあってその連隊の連隊本部と第一大隊及び重迫撃砲対戦車部隊が機動旅団として派出したのちの後詰に大きな能力を持ちます、そして、方面指揮所訓練支援隊を方面混成団に含めたのは、指揮所訓練の教導要員をそのまま方面混成団の指揮下に含める事で指揮統制を円滑化する為です。
北大路機関:はるな くらま
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(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
今回は方面混成団について。実際に編成されています教育訓練と後方警備担う基幹部隊です。
方面混成団は新隊員自衛官候補生共通教育及び陸曹教育と即応予備自衛官基幹普通科連隊の教育訓練を担い有事の際には地位警備の主力となるもの、広域師団案においては更に強化しまして機動旅団隷下の普通科連隊を現役自衛官部隊と即応予備自衛官及び予備自衛官部隊に分け、第一大隊と第二大隊とする案を提示しています。
普通科連隊を管区ごとに分け、現役大隊と予備役大隊に分け、現役大隊を機動旅団へ編入し機動運用し予備役大隊を地域配置部隊に置くという区分案ですので、この第二大隊を基幹として方面混成団は機動運用の枠外における重要施設及び主要道路警備にあたる部隊という位置づけを受け、重要な位置づけを受けます。普通科連隊は連隊区を有するため、その隊区での予備自衛官教育を包括し行うという方式を提示していました訳です。
現在の方面混成団は直轄の普通科連隊を一つ乃至二つ即応自衛官主体連隊を置き、中隊ごとに広く分布させ、中隊ごとに訓練を行うという方式ですが、ここを連隊が大隊規模で行うという方式に改めます。訓練支援へは方面混成団より教育要員を派遣し分遣隊のかたちで支援を行いますが、隊区は有事の際に戦闘部隊の主力である現役自衛官部隊が展開したのちにも予備自衛官を招集する事で警備能力と突発的な事態、災害派遣を含め対処する事となるでしょう。
即応予備自衛官を一個中隊と、予備自衛官を二個中隊程度、これを以て予備役大隊を編成する案、訓練度合いは現役部隊よりも相当低いことは確かですが、現役部隊には後顧の憂いと云いますか、二次上陸への警戒と攪乱部隊浸透は重大な脅威であるため、そこに即応予備自衛官の中隊と予備自衛官の複数中隊を配置し警戒する事で、逆に管区換えを行い他の普通科連隊を警備に充当する必要がなくなるため、現役自衛官部隊の機動運用能力は大きく向上するでしょう。
混成団本部について、混成団は方面隊直轄で余程のことが無ければ機動運用する事はりませんが、方面隊が指揮を担います。編成案としましては、即応予備自衛官指揮隊、方面指揮所訓練支援隊、評価支援大隊、教育支援隊、陸曹教育隊、機甲教育隊、特科教育隊、以上を基幹とし、教育部隊を包括すると共に機甲教育隊、特科教育隊、評価支援大隊を有事の際に戦闘部隊とし、教育用の装甲車両や火砲等を火力支援に用いる、つまり全般支援に充てることも配慮すべきでしょう。
陸曹教育隊や評価支援大隊等は機動運用部隊となるのですが、予備自衛官主体部隊は連隊管区にあってその連隊の連隊本部と第一大隊及び重迫撃砲対戦車部隊が機動旅団として派出したのちの後詰に大きな能力を持ちます、そして、方面指揮所訓練支援隊を方面混成団に含めたのは、指揮所訓練の教導要員をそのまま方面混成団の指揮下に含める事で指揮統制を円滑化する為です。
北大路機関:はるな くらま
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