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平成二十八年度一月期 陸海空自衛隊主要行事実施詳報(2017.01.07/01.08)

2017-01-06 20:04:02 | 北大路機関 広報
■自衛隊関連行事
 新年とお正月、皆様は如何お過ごしでしたでしょうか、新年に入り早速自衛隊関連行事が行われますので、今週末の自衛隊行事紹介を再開です。

 第1空挺団降下訓練始め、習志野演習場にて毎年一月初旬恒例の行事が今週末日曜日に行われます。第1空挺団は日本唯一の空挺部隊、空挺とは空中挺身部隊で、最前線のさらに後方へ輸送機から落下傘により強襲する機動運用部隊です。自衛隊では空挺団は有事の際に先陣を切って投入されるため、訓練は最大限厳しく最精鋭部隊を自認する部隊の一つ。

 習志野演習場にて実施される第1空挺団降下訓練始めは、自由見学が可能でして、習志野演習場へ足を運べば1100時から開始される降下訓練を観覧可能です。C-1輸送機やC-130輸送機等から続々と落下傘降下する空挺隊員と共にヘリボーン展開した空挺団主力が加わり、空挺作戦の様相を展示する訓練展示へと展開します。空包が使用され迫力はなかなか。

 降下開始は1100時からですが開門は0930時からで、実際には0730時頃から習志野演習場前に行列が並びます、しかし、一般開放される場所は意外と広く、しかも一般観覧地区が小高い土手の上に位置しますので、最前列よりも後ろでも見えます、故に多少現地到着が遅くなった場合でもエアボーンとヘリボーンに攻撃前進まで、一望する事も出来ます。

 ただ、一月の千葉県はかなり寒く、防寒着を準備する必要があります。訓練展示中は多数の観客が密集していますので暖かく感じますが、状況終了後の冬の厳しさを肌で感じる事となります。また、雨天時には習志野演習場には屋根がある施設がありません、少し離れたところに自衛隊自動車教習所があり若干屋根がある程度ですので、雨衣などお忘れなく。

 迫力の空挺団展示ですが、強風時には落下傘が狭い習志野演習場を出て住宅街へ流される危険がある為、空挺降下がヘリボーンのみとなる場合もあります、降雪時には隊員から車両にミサイル等装備まで一通り冬季迷彩となります。冬季迷彩は逆に中々他の行事では見る事が出来ませんので、こちらをみる事が出来ましたら、中々の幸運といえるところ。

 さて。自衛隊関連行事にて様々なところへ足を運びまして、その地方の名物を楽しむ、という事は得難い経験となりますが、驚かされましたのは、丸亀駅、うどん県として知られるその中枢というべき丸亀駅の駅前でした。第14旅団創設記念行事、善通寺駐屯地祭へと展開した際の丸亀駅前での一泊でしたが、なんと、駅前にどれだけ見ても、うどん屋がない。

 友人に急ぎメールをしますと、気をつけろそこは偽物だ、と。探してみますとラーメン屋さんはありました、そのことを友人に急ぎメールしますと、そこはラーメン派の罠だ、逃げろ、逃げるんだあ、とメールが返ってきました。丸亀城を散策した後にホテルのフロントで聞きますと、うどんは薄利多売なので店賃が高い駅前にはほとんどないですよ、と。

 名物にはありつきたいものですが、それでも、その場所まで行ってみないと分からない、という事はありますね。あと、丸亀城、物凄い高低差が重い撮影機材を担いで登るには難易度が高かったです、後で聞けば、なんでも大手門から天守閣までの高低差が現存十二天守閣では日本一、ということでした。これは事前に調べればわかった事なのですが、ね。

■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・1月8日:平成29年 第1空挺団降下訓練始め…http://www.mod.go.jp/gsdf/1abnb/index.html

■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
コメント (4)
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