北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

平成二十九年度七月期 陸海空自衛隊主要行事実施詳報(2017.07.15/07.16/07.17)

2017-07-14 19:15:21 | 北大路機関 広報
■自衛隊関連行事
 月曜日に祇園祭山鉾巡行という今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。今週末は三連休という事で様々な行事が行われます。

 静内駐屯地創設53周年記念行事、第7師団隷下の第7高射特科連隊が駐屯しています。高射特科連隊編成は機甲師団である第7師団を航空攻撃から防護するべく強化されたもので、87式自走高射機関砲32両と81式短距離地対空誘導弾10セットが集中配備されています。特筆すべきは駐屯地祭で機関砲やミサイルの実弾射撃を行うことで、日本広しといえどもミサイルの実弾射撃が広報されるのはここしかありません。

 遠軽駐屯地創設66周年記念行事、紋別郡の駐屯地で第25普通科連隊、110mという長大な隊舎が有名です。第2師団隷下の部隊であり、最近まで106mm無反動砲などが装備された部隊として有名ですが、装甲車中隊を有する精鋭普通科連隊です。遠軽は厳寒地としても知られ、名寄の第3普通科連隊と並びスキー機動に定評がある部隊です。ただ、昨今現在の北海道は猛暑、熱中症にはご注意ください。

 美幌駐屯地創設66周年記念行事、第5旅団隷下の第6普通科連隊が駐屯しています。1991年の映画ゴジラvsキングギドラにて復活したゴジラの上陸を監視していた駐屯地、ということで一部で有名ですね。また、第1特科団の第1特科群第101特科大隊が203mm自走流弾砲部隊を展開させており、203mm自走流弾砲は年々削減されてゆきますが、3個中隊の強力な軍団支援火砲が展示に迫力を加えてくれることでしょう。

 小松島航空基地サマーフェスタ2017、四国小松島にある海上自衛隊第24航空隊の航空基地です。徳島駅から路線バスが僅かですが運行されていまして、駐車場などもあります。SH-60哨戒ヘリコプター部隊が配置されており、呉基地の第4護衛隊群、旗艦かが以下の艦載機を運用しているほか、大阪湾の入り口に当たる由良水道をにらむ海上自衛隊の精鋭部隊です。

 八雲分屯基地開庁40周年記念行事、北海道二海郡にあります航空自衛隊の分屯基地です。第6高射群の第20高射隊と第23高射隊のペトリオットミサイル部隊が展開しているほか、八雲飛行場が分屯基地内にあり、全長1800mの臨時飛行場としての運用が可能、千歳基地と函館空港が有事の際などに航空攻撃を受けた場合には、臨時基地となる代替飛行場の一つ。

 さて撮影の話題、DOMKEのカメラマンベストは凄い、とは愛用者の共通した言葉ではあります。収容力は元よりも頑丈である為、一通りも撮影機材を収容する事が出来る、というもの。一通りとはいってもピンキリだろう、とは当方の印象なのですが、なんとCANON-EF100-400mmISⅡレンズをフロントポケットに収容した場合でも十分に耐える頑丈な縫合だといいます。

 カメラ以上に高価なレンズは数多あります、逆に一定水準を超えるレンズは非常に高価なものが多いものでして、これをカメラマンベストに収容する事は脱落するという非常な懸念と心配が払拭できません。言い換えれば、入れて落とした場合の損害、修理代の大きさもありますが、その時点で撮影展開がほぼ水泡に帰す、との懸念が併せてあるということ。

 ベストは様々な製品があり、多くのポケットを有するものの、重要として3kg以上のレンズを収容して確実に保持できる逸品となれば限られる事は確か、薄手のポケットを有するメーカー品では擦過傷と経年劣化により破孔が生じ、収容器材が脱落しかねません、コンパクトデジカメ収容程度を想定するものが多いのですが中には頑丈なものもあるようです。

■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・7月17日:遠軽駐屯地創設66周年記念行事…http://www.mod.go.jp/gsdf/nae/2d/unit/butai/engaru/
・7月17日:美幌駐屯地創設66周年記念行事…http://www.mod.go.jp/gsdf/nae/5d/01_unit/butai/02_bihoro.html
・7月16日:静内駐屯地創設53周年記念行事…http://www.mod.go.jp/gsdf/nae/7d/hensei/team/aa/7aa.html
・7月16日:八雲分屯基地開庁40周年記念行事…http://www.mod.go.jp/asdf/yakumo/
・7月16日:小松島航空基地サマーフェスタ2017…http://www.mod.go.jp/msdf/22aw/intoroduction/24fs/top/top.html

■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
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