■沖縄本島100kmの中央部
嘉手納基地特集、今回は嘉手納基地を撮影しました道の駅、そして沖縄本島での嘉手納基地の位置について考えつつ情景を紹介しましょう。
日曜特集の那覇基地航空祭に合わせて掲載、こういいますのも那覇基地航空祭2011撮影に併せて嘉手納基地と普天間基地を撮影しました写真を紹介しましょう。なお、今回紹介する嘉手納基地の様子は那覇航空祭翌日の日常風景でして、一般公開行事ではありません。
道の駅かでな、基地撮影はここから。四階展望デッキにファストフードと沖縄料理に土産物、テーブルには航空愛好家の社交場となりまして、此処で知り合い十年近い御付き合いの方も。広大な無料駐車場と近くのバス停、酷暑から雨天まで基地を撮影最高の立地です。
嘉手納基地、修学旅行以来ですから何年振りだ。修学旅行の際にはサンパウロの丘という基地を一望できる高台に観光バスで団体行動したのですが、今回は路線バスにて那覇市内から向かいます。沖縄県庁前バスターミナルからと、ゆいレール駅から乗り換えられる。
沖縄本島は結構広い、という印象です。沖縄県庁のある那覇市は本島南部、嘉手納基地は本島中部、県庁北口バス停からですと28系統バスを嘉手納バス停で、そこから嘉手納町運動公園まで62系統中部線バスで移動し実に25kmという。所要時間は概ね一時間半です。
100km、沖縄本島は北端の国頭村から南端の糸満市まで100km、JRですと東海道山陽本線では京都駅から西明石駅までが98.7km、東海道新幹線は京都駅から岐阜羽島駅までで117km、湖西線北陸本線ならば京都駅から敦賀駅までが94kmという事で、実は相当広い。
舞鶴基地と京都、京都駅から東舞鶴駅までが102kmですので、いやはや、報道で印象付けられる狭い沖縄にたくさんの米軍基地、事実ではあるのですが、沖縄本島は本当に本島広い、という印象でした。京都の感覚ですと25kmはバスではなく電車で移動する感覚です。
25kmという視点、何を言いたいかといいますと、実感としてこれほど離れているとは思わなかったので、実はこの日に嘉手納基地を撮影した後で基地近く、読谷補助飛行場跡地と普天間飛行場を廻ろうと思っていたのですが、遠すぎていけなかった、という事ですね。
沖縄と云えば米軍基地、具体的には沖縄本島といえば米軍基地という実態なのですが、第三海兵師団と第31海兵遠征群という海兵隊と空軍の嘉手納基地第18航空団が強烈な抑止力を構成しています。特に第18航空団は米空軍でも最大規模の航空団編成を採っている。
嘉手納基地、アメリカ空軍の北東アジア地域における最大の拠点であり、戦闘部隊の嘉手納と兵站部隊の横田に前線基地の烏山がアメリカ空軍の重要拠点といえる。その中でも敷地は広く、沖縄県中頭郡嘉手納町と沖縄市および中頭郡北谷町にまたがる広大な基地です。
スペースシャトルの緊急着陸飛行場に指定されていた、この一点だけでも嘉手納基地の広大さが伝わるでしょうか。小松基地や岐阜基地に小牧基地と厚木基地等を散策で一周した当方ですが、冗談抜きで嘉手納基地だけは余裕があっても徒歩一周する気分にはならない。
F-15戦闘機の嘉手納基地、という印象ですが第18航空団にはE-3早期警戒管制機とKC-135空中給油機、航空団支援へMH-60特殊作戦ヘリコプターとMC-130特殊戦機も配備されており嘉手納弾薬地区と合せ、最大規模の武力紛争へも対応可能という規模を誇る。
第18航空団始め嘉手納基地の米軍機は実に200機に昇るという。知識として知ってはいましたが、時間をかけてゆっくり見ていますと、これは非常に大きな規模であると共に有事の際には戦闘機だけで現在の50機から300機まで受け入れるという、異次元の話ですね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
嘉手納基地特集、今回は嘉手納基地を撮影しました道の駅、そして沖縄本島での嘉手納基地の位置について考えつつ情景を紹介しましょう。
日曜特集の那覇基地航空祭に合わせて掲載、こういいますのも那覇基地航空祭2011撮影に併せて嘉手納基地と普天間基地を撮影しました写真を紹介しましょう。なお、今回紹介する嘉手納基地の様子は那覇航空祭翌日の日常風景でして、一般公開行事ではありません。
道の駅かでな、基地撮影はここから。四階展望デッキにファストフードと沖縄料理に土産物、テーブルには航空愛好家の社交場となりまして、此処で知り合い十年近い御付き合いの方も。広大な無料駐車場と近くのバス停、酷暑から雨天まで基地を撮影最高の立地です。
嘉手納基地、修学旅行以来ですから何年振りだ。修学旅行の際にはサンパウロの丘という基地を一望できる高台に観光バスで団体行動したのですが、今回は路線バスにて那覇市内から向かいます。沖縄県庁前バスターミナルからと、ゆいレール駅から乗り換えられる。
沖縄本島は結構広い、という印象です。沖縄県庁のある那覇市は本島南部、嘉手納基地は本島中部、県庁北口バス停からですと28系統バスを嘉手納バス停で、そこから嘉手納町運動公園まで62系統中部線バスで移動し実に25kmという。所要時間は概ね一時間半です。
100km、沖縄本島は北端の国頭村から南端の糸満市まで100km、JRですと東海道山陽本線では京都駅から西明石駅までが98.7km、東海道新幹線は京都駅から岐阜羽島駅までで117km、湖西線北陸本線ならば京都駅から敦賀駅までが94kmという事で、実は相当広い。
舞鶴基地と京都、京都駅から東舞鶴駅までが102kmですので、いやはや、報道で印象付けられる狭い沖縄にたくさんの米軍基地、事実ではあるのですが、沖縄本島は本当に本島広い、という印象でした。京都の感覚ですと25kmはバスではなく電車で移動する感覚です。
25kmという視点、何を言いたいかといいますと、実感としてこれほど離れているとは思わなかったので、実はこの日に嘉手納基地を撮影した後で基地近く、読谷補助飛行場跡地と普天間飛行場を廻ろうと思っていたのですが、遠すぎていけなかった、という事ですね。
沖縄と云えば米軍基地、具体的には沖縄本島といえば米軍基地という実態なのですが、第三海兵師団と第31海兵遠征群という海兵隊と空軍の嘉手納基地第18航空団が強烈な抑止力を構成しています。特に第18航空団は米空軍でも最大規模の航空団編成を採っている。
嘉手納基地、アメリカ空軍の北東アジア地域における最大の拠点であり、戦闘部隊の嘉手納と兵站部隊の横田に前線基地の烏山がアメリカ空軍の重要拠点といえる。その中でも敷地は広く、沖縄県中頭郡嘉手納町と沖縄市および中頭郡北谷町にまたがる広大な基地です。
スペースシャトルの緊急着陸飛行場に指定されていた、この一点だけでも嘉手納基地の広大さが伝わるでしょうか。小松基地や岐阜基地に小牧基地と厚木基地等を散策で一周した当方ですが、冗談抜きで嘉手納基地だけは余裕があっても徒歩一周する気分にはならない。
F-15戦闘機の嘉手納基地、という印象ですが第18航空団にはE-3早期警戒管制機とKC-135空中給油機、航空団支援へMH-60特殊作戦ヘリコプターとMC-130特殊戦機も配備されており嘉手納弾薬地区と合せ、最大規模の武力紛争へも対応可能という規模を誇る。
第18航空団始め嘉手納基地の米軍機は実に200機に昇るという。知識として知ってはいましたが、時間をかけてゆっくり見ていますと、これは非常に大きな規模であると共に有事の際には戦闘機だけで現在の50機から300機まで受け入れるという、異次元の話ですね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)