■ニッポンF-15&豪州F-35
石川県小松市には自衛隊の日本海側唯一の戦闘機部隊基地である小松基地が第6航空団F-15飛行隊により日々要撃任務に当っています、がそこ小松基地は8月23日から9月15日まで凄い事に。
武士道2023、ブシドー!サムライ!ハラマキ!ゲイシャ!センシャドー!、ホクリクシンカンセンエンシンー!。という感じの演習が現在小松基地において執り行われていまして、戦車道は別の演習になりますが、一つ小松に撮影へ行って参りました。
オーストラリア空軍が小松へ展開する。この情報は驚きました、そういうのもイタリア空軍が居たばかりじゃないですか、といういわば小松基地は昔ながらの北陸の田舎町にある場末の海軍飛行場という時代はとっくの昔話で、国際色豊かな基地となっている。
F-35戦闘機が展開する、この情報は驚きました、そういうのもイタリア空軍のF-35Aがいたばかりじゃないですか、というコピー&ペーストできてしまいそうな論調となるのですけれども、F-35A展開という事実よりも演習期間が長いという点も注目します。
日豪合同訓練武士道2023は、親善訓練のような二国間が信頼醸成と 防衛力強化への協力のための象徴的な、フォトミッションにより記念撮影するための訓練ではなく、日本とオーストラリアのF-35部隊がどのように連携するかを探る演習におもえてしまう。
火星18号型弾道ミサイルはシドニーを射程に収めている、2010年代後半にオーストラリアがこの事実、いや現実に気づき、結果的に北東アジア地域の安全保障枠組みに深くコミットするようになった、考えればあれが分水嶺でした、そしてCOVID-19の時代へ。
中国とオーストラリアの関係は経済重視で、あそこまで肩入れして大丈夫かな、という、何しろ中華人民共和国は建国以来、中印戦争や中越戦争に南沙諸島紛争とチベット併合にウイグル併合と国境内戦からダマンスキー島事件まで、日本をのぞく全周に侵攻した。
南シナ海の緊張もオーストラリアからみれば距離が離れている故の警戒感の薄さがあるのかな、と思っていましたら、オーストラリア政府高官や与野党政治家に中国系外国人献金問題が明らかとなり、連日ABC,プリキュアやってないほうのABCのメインニュースに。
モリソン政権時代にはCOVID-19感染源を巡る発言として、中国から発生したために感染症研究強化が必要、という旨の発言に当時中国政府はCOVID-19は中国由来ではないとしていたために関係が急激に悪化、オーストラリア産資源の輸入禁止に踏み切りました。
分水嶺を外国人献金問題として一つ提示しましたが、もう一つの分水嶺は鉄鉱石に石炭と羊毛に牛肉などを禁輸措置としてとった中国の行動が、余りに理不尽で、中国とオーストラリアの関係を不可逆的に冷静にみる機会を世論に突きつけたようおもう。
アルバニージー政権へモリソン政権から、これも労働党政権というリベラル的な政権へ政権交代を経てもオーストラリアの外交方針は一貫しており、その延長線上に日本との防衛協力強化がすすめられている構図におもえます。その内容は実に深い。
防衛協力の概要、その深化の度合いを目の当たりにしよう、と北大路機関は予定をくみまして、小松へ向かったわけです。小松にはあの焼き鳥の秋吉もありますし、ビストロ的なおいしいお店も開拓したい、という視点は多少はあったのですが特急に乗って。
小松駅で小松基地へ向かう前に特急を撮影した際、そして気づきました。カメラのCMOSセンサーに特大のホコリが陣取っているということ、そして今津駐屯地に持って行ったブロワーは別のカメラバックに収まったままで、これを除去できないということです。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
石川県小松市には自衛隊の日本海側唯一の戦闘機部隊基地である小松基地が第6航空団F-15飛行隊により日々要撃任務に当っています、がそこ小松基地は8月23日から9月15日まで凄い事に。
武士道2023、ブシドー!サムライ!ハラマキ!ゲイシャ!センシャドー!、ホクリクシンカンセンエンシンー!。という感じの演習が現在小松基地において執り行われていまして、戦車道は別の演習になりますが、一つ小松に撮影へ行って参りました。
オーストラリア空軍が小松へ展開する。この情報は驚きました、そういうのもイタリア空軍が居たばかりじゃないですか、といういわば小松基地は昔ながらの北陸の田舎町にある場末の海軍飛行場という時代はとっくの昔話で、国際色豊かな基地となっている。
F-35戦闘機が展開する、この情報は驚きました、そういうのもイタリア空軍のF-35Aがいたばかりじゃないですか、というコピー&ペーストできてしまいそうな論調となるのですけれども、F-35A展開という事実よりも演習期間が長いという点も注目します。
日豪合同訓練武士道2023は、親善訓練のような二国間が信頼醸成と 防衛力強化への協力のための象徴的な、フォトミッションにより記念撮影するための訓練ではなく、日本とオーストラリアのF-35部隊がどのように連携するかを探る演習におもえてしまう。
火星18号型弾道ミサイルはシドニーを射程に収めている、2010年代後半にオーストラリアがこの事実、いや現実に気づき、結果的に北東アジア地域の安全保障枠組みに深くコミットするようになった、考えればあれが分水嶺でした、そしてCOVID-19の時代へ。
中国とオーストラリアの関係は経済重視で、あそこまで肩入れして大丈夫かな、という、何しろ中華人民共和国は建国以来、中印戦争や中越戦争に南沙諸島紛争とチベット併合にウイグル併合と国境内戦からダマンスキー島事件まで、日本をのぞく全周に侵攻した。
南シナ海の緊張もオーストラリアからみれば距離が離れている故の警戒感の薄さがあるのかな、と思っていましたら、オーストラリア政府高官や与野党政治家に中国系外国人献金問題が明らかとなり、連日ABC,プリキュアやってないほうのABCのメインニュースに。
モリソン政権時代にはCOVID-19感染源を巡る発言として、中国から発生したために感染症研究強化が必要、という旨の発言に当時中国政府はCOVID-19は中国由来ではないとしていたために関係が急激に悪化、オーストラリア産資源の輸入禁止に踏み切りました。
分水嶺を外国人献金問題として一つ提示しましたが、もう一つの分水嶺は鉄鉱石に石炭と羊毛に牛肉などを禁輸措置としてとった中国の行動が、余りに理不尽で、中国とオーストラリアの関係を不可逆的に冷静にみる機会を世論に突きつけたようおもう。
アルバニージー政権へモリソン政権から、これも労働党政権というリベラル的な政権へ政権交代を経てもオーストラリアの外交方針は一貫しており、その延長線上に日本との防衛協力強化がすすめられている構図におもえます。その内容は実に深い。
防衛協力の概要、その深化の度合いを目の当たりにしよう、と北大路機関は予定をくみまして、小松へ向かったわけです。小松にはあの焼き鳥の秋吉もありますし、ビストロ的なおいしいお店も開拓したい、という視点は多少はあったのですが特急に乗って。
小松駅で小松基地へ向かう前に特急を撮影した際、そして気づきました。カメラのCMOSセンサーに特大のホコリが陣取っているということ、そして今津駐屯地に持って行ったブロワーは別のカメラバックに収まったままで、これを除去できないということです。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)