■青空にC-130H輸送機
イギリス空軍空中給油機が前日までいたという小牧基地の情景をミラーレス一眼で撮影しました。
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EOS-M5,この2023年に新しく導入したミラーレス一眼カメラです。ミラーレス機種としてはEOS-R7が一眼レフであるEOS-7Dシリーズの後継に位置付けられていて、サブ機種としてEOS-R10とした上で、メイン機種にEOS-R7を揃える選択肢が出てきました。
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ミラーレス機種で動きの激しい被写体を撮影できるのか、その素朴な疑問が、今度こそ大丈夫、という太鼓判を案内されてEOS-M3を購入したのが2017年ですが、いいかげんにしてくれ、という程の性能しかありませんでしたので、なかなかミラーレスを信用できません。
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C-130H輸送機をミラーレス一眼カメラで撮影する、新しく導入したのはM-5、これは街歩き用に購入した軽量なミラーレス機種という位置づけなのですが、これにM-3用のEFレンズアダプターを揃えていましたので、これに70-300mmDOレンズを装着しました。
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DOレンズは、これも2022年に導入した非常にコンパクトな望遠ズームレンズで、一眼レフに装着した場合の性能は素晴らしい。かつては便利ズームとよばれる18-200mISレンズ一本で勝負していましたが、いまでは15-85mmISとDOレンズで対応しています。
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小牧基地で、しかしM-5カメラを輸送機に対して使った感想ですが、正直に言うと、50点というところでしょうか。60点で最低合格ラインですので、ほぼ、これで航空機を撮影するのはストレスをためる様なもの、という印象で、なによりかによりAFがおそすぎる。
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オートフォーカスがしっかり見えている航空機に対しても致命的に遅い、相当近くなるころにはかなりシャッターチャンスを逸していて、全く使えないM-3ほどではないが、それでもこれだけで航空機を撮影するのはほぼ、時間を無駄にしてストレスで健康を害する。
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KissX7,オートフォーカス速度は世界最軽量といわれた一眼レフであるKissX7よりも遅い。一眼レフはAF点が視覚的に分り易く見えまして、点でしかない遠方の航空機もその点を併せれば、ダットサイトのエイムポイントの様にAFをぴったり合致させられるのですから。
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MFの冗長性をもう少ししっかりしてくれれば、と思うのですが、おそらくCANONはM-5を航空機撮影用には考えていないか、地上展示の航空機以外撮影しない開発者が中心に設計したのではないでしょうか、もしくは航空機撮影と云えば航空機内の撮影を、とかね。
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マニュアルフォーカスで被写体が200m以遠、500m以遠、と大まかに設定できるならば良いのですが、航空機が遠方に見えるか見えないかという状況でAFを作動させますと、数百m先ではなく数m先ばかりをAFが被写体を探すために全く使えず、置きピンばかりに。
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置きピンというのは、航空機と同程度の距離にある別の被写体にピントを合わせるのですが、何しろCANONの考える航空機はハリアーのように空中に静止するのかもしれませんが、基本的に航空機は動いているのだから置きピンで航空機を撮影するのは邪道でしょう。
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EOS-R7はもう少しまともなのだといわれるのでしょうが、なにしろRFレンズを超望遠に望遠と標準に広角のズームレンズを揃えれば百数十万円を予算化しなければなりません、せめて、EFレンズのミラーレス機種が出れば、と思うのですが、ちょっと現在の費用対効果ではRFは揃えられません。
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一眼レフに比べてミラーレス機種は第一にバッテリーの持ちが悪いですし、本体は小型で軽量と云われてもレンズが重ければ全体の荷物は重くなることに変わりありません。ちょっとミラーレスへの置き換えはもう五年程度様子見した方がいいのかな、とかんじました。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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イギリス空軍空中給油機が前日までいたという小牧基地の情景をミラーレス一眼で撮影しました。
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EOS-M5,この2023年に新しく導入したミラーレス一眼カメラです。ミラーレス機種としてはEOS-R7が一眼レフであるEOS-7Dシリーズの後継に位置付けられていて、サブ機種としてEOS-R10とした上で、メイン機種にEOS-R7を揃える選択肢が出てきました。
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C-130H輸送機をミラーレス一眼カメラで撮影する、新しく導入したのはM-5、これは街歩き用に購入した軽量なミラーレス機種という位置づけなのですが、これにM-3用のEFレンズアダプターを揃えていましたので、これに70-300mmDOレンズを装着しました。
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DOレンズは、これも2022年に導入した非常にコンパクトな望遠ズームレンズで、一眼レフに装着した場合の性能は素晴らしい。かつては便利ズームとよばれる18-200mISレンズ一本で勝負していましたが、いまでは15-85mmISとDOレンズで対応しています。
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小牧基地で、しかしM-5カメラを輸送機に対して使った感想ですが、正直に言うと、50点というところでしょうか。60点で最低合格ラインですので、ほぼ、これで航空機を撮影するのはストレスをためる様なもの、という印象で、なによりかによりAFがおそすぎる。
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オートフォーカスがしっかり見えている航空機に対しても致命的に遅い、相当近くなるころにはかなりシャッターチャンスを逸していて、全く使えないM-3ほどではないが、それでもこれだけで航空機を撮影するのはほぼ、時間を無駄にしてストレスで健康を害する。
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KissX7,オートフォーカス速度は世界最軽量といわれた一眼レフであるKissX7よりも遅い。一眼レフはAF点が視覚的に分り易く見えまして、点でしかない遠方の航空機もその点を併せれば、ダットサイトのエイムポイントの様にAFをぴったり合致させられるのですから。
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MFの冗長性をもう少ししっかりしてくれれば、と思うのですが、おそらくCANONはM-5を航空機撮影用には考えていないか、地上展示の航空機以外撮影しない開発者が中心に設計したのではないでしょうか、もしくは航空機撮影と云えば航空機内の撮影を、とかね。
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マニュアルフォーカスで被写体が200m以遠、500m以遠、と大まかに設定できるならば良いのですが、航空機が遠方に見えるか見えないかという状況でAFを作動させますと、数百m先ではなく数m先ばかりをAFが被写体を探すために全く使えず、置きピンばかりに。
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置きピンというのは、航空機と同程度の距離にある別の被写体にピントを合わせるのですが、何しろCANONの考える航空機はハリアーのように空中に静止するのかもしれませんが、基本的に航空機は動いているのだから置きピンで航空機を撮影するのは邪道でしょう。
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EOS-R7はもう少しまともなのだといわれるのでしょうが、なにしろRFレンズを超望遠に望遠と標準に広角のズームレンズを揃えれば百数十万円を予算化しなければなりません、せめて、EFレンズのミラーレス機種が出れば、と思うのですが、ちょっと現在の費用対効果ではRFは揃えられません。
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一眼レフに比べてミラーレス機種は第一にバッテリーの持ちが悪いですし、本体は小型で軽量と云われてもレンズが重ければ全体の荷物は重くなることに変わりありません。ちょっとミラーレスへの置き換えはもう五年程度様子見した方がいいのかな、とかんじました。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
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