■自衛隊関連行事
札幌と道南を防衛する精鋭第11旅団の写真と共に。今週末も行事は行われませんが自衛隊関連行事について一部部分再開の見通しが出てきましたのでお伝えしましょう。
陸上自衛隊関連行事について、部分的に再開の見通しが立ってきました。行事そのものは募集対象者限定というかたちで2020年にも実施されており、また2021年にも数は少ないものの継続されています。ただ、いままでのように、当日に駐屯地を探訪すれば手荷物検査のみで式典を見学できる水準にはまだ時間がかかるようです、事前申請が必要という。
COVID-19,自衛隊も広報行事には可能な限り人を入れたいものの、感染対策と両立できるのか、この一点が自由な行事という式典を阻んでいます。2022年も実質、募集対象者が優先される実情はあるのでしょうが、自由に見られる行事となりますと、航空部隊の飛行を外柵から眺めるか、艦艇基地の出入港を埠頭から眺めるか、この状況はまだまだ続きます。
青野原駐屯地創設46周年記念行事、行事は2022年5月29日ですが、公募制で応募期間は3月1日から4月28日までとのこと、部隊HPにて申し込みを行い入場券は抽選制、ワクチン2回接種が応募の条件という。青野原駐屯地は兵庫県小野市、姫路から少し内陸に入りました立地となっていまして、03式中距離地対空誘導弾システムが配備されています。
第1師団創設60周年記念・練馬駐屯地創設71周年記念行事、2022年4月10日におこなわれますが、こちらは往復はがきによる抽選制となっています、往復はがきは3月18日の必着ですので、興味のある方は第1師団ホームページをご覧下さい、こちらは観閲行進と訓練展示が行われ、第1師団は戦車と特科部隊を排した地域配備師団となり最初の行事だ。
1962年は自衛隊にとり重要な部隊改編を行っています、これは当時の管区隊と混成団という編成、大型の歩兵師団編成である管区隊を小型だが機動力の高い機械化部隊中心の混成団が共同するという運用から、小型の普通科連隊を基幹とし、三個普通科連隊基幹部隊を乙師団、四個普通科連隊基幹の部隊を甲師団、こうした師団編成へ移行した年度でした。
2022年というのは遡る事、1962年から60周年、現在の師団という名称が誕生した60年ということになりますので、師団祭等は大きな意味を持つ事となります。節目の行事ですので、2022年にはCOVID-19の感染が収まっている事を願っていましたが、師団祭となれば開門待ち行列は数百m、会場は通勤電車並みの混雑、感染対策と両立は難しいのですね。
地政学的影響、しかし懸念するのはCOVID-19の感染拡大とともに、これまでは中々考えられない視点、地政学的リスクというものを認識せざるを得ない程に安全保障情勢が緊迫化していることです。云うまでもありません、報道は勿論Weblog北大路機関でも毎朝臨時情報を掲載している通り、ウクライナ情勢緊迫化ですね。臨時情報は東日本大震災以来だ。
国際観艦式が本年実施と紹介したのは一か月前の2月4日、しかしウクライナ情勢がそれまでにロシア軍全面撤退と日欧米経済制裁全面解除による防衛交流の再開、恐らく不可能であるばかりか、先程ウクライナのザポリージャ原子力発電所が攻撃され火災が発生、火災は鎮火しましたが原発施設はロシア軍に占拠され、ウクライナ情勢は新局面を受けつつあるのです。
自衛隊行事は平和でなければ実施できませんが、今や“見知らぬ明日”というような、核兵器の使用というものが日常生活にリスクとして影響を及ぼす懸念もあります。COVID-19も巨大な災厄ではありましたが、仮に核兵器が使用され、欧州へ被害が及ぶことと成れば第三次世界大戦です。祈るだけの平和主義で良いのか、昨今この言葉を考えさせられます。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・今週末の行事なし
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
札幌と道南を防衛する精鋭第11旅団の写真と共に。今週末も行事は行われませんが自衛隊関連行事について一部部分再開の見通しが出てきましたのでお伝えしましょう。
陸上自衛隊関連行事について、部分的に再開の見通しが立ってきました。行事そのものは募集対象者限定というかたちで2020年にも実施されており、また2021年にも数は少ないものの継続されています。ただ、いままでのように、当日に駐屯地を探訪すれば手荷物検査のみで式典を見学できる水準にはまだ時間がかかるようです、事前申請が必要という。
COVID-19,自衛隊も広報行事には可能な限り人を入れたいものの、感染対策と両立できるのか、この一点が自由な行事という式典を阻んでいます。2022年も実質、募集対象者が優先される実情はあるのでしょうが、自由に見られる行事となりますと、航空部隊の飛行を外柵から眺めるか、艦艇基地の出入港を埠頭から眺めるか、この状況はまだまだ続きます。
青野原駐屯地創設46周年記念行事、行事は2022年5月29日ですが、公募制で応募期間は3月1日から4月28日までとのこと、部隊HPにて申し込みを行い入場券は抽選制、ワクチン2回接種が応募の条件という。青野原駐屯地は兵庫県小野市、姫路から少し内陸に入りました立地となっていまして、03式中距離地対空誘導弾システムが配備されています。
第1師団創設60周年記念・練馬駐屯地創設71周年記念行事、2022年4月10日におこなわれますが、こちらは往復はがきによる抽選制となっています、往復はがきは3月18日の必着ですので、興味のある方は第1師団ホームページをご覧下さい、こちらは観閲行進と訓練展示が行われ、第1師団は戦車と特科部隊を排した地域配備師団となり最初の行事だ。
1962年は自衛隊にとり重要な部隊改編を行っています、これは当時の管区隊と混成団という編成、大型の歩兵師団編成である管区隊を小型だが機動力の高い機械化部隊中心の混成団が共同するという運用から、小型の普通科連隊を基幹とし、三個普通科連隊基幹部隊を乙師団、四個普通科連隊基幹の部隊を甲師団、こうした師団編成へ移行した年度でした。
2022年というのは遡る事、1962年から60周年、現在の師団という名称が誕生した60年ということになりますので、師団祭等は大きな意味を持つ事となります。節目の行事ですので、2022年にはCOVID-19の感染が収まっている事を願っていましたが、師団祭となれば開門待ち行列は数百m、会場は通勤電車並みの混雑、感染対策と両立は難しいのですね。
地政学的影響、しかし懸念するのはCOVID-19の感染拡大とともに、これまでは中々考えられない視点、地政学的リスクというものを認識せざるを得ない程に安全保障情勢が緊迫化していることです。云うまでもありません、報道は勿論Weblog北大路機関でも毎朝臨時情報を掲載している通り、ウクライナ情勢緊迫化ですね。臨時情報は東日本大震災以来だ。
国際観艦式が本年実施と紹介したのは一か月前の2月4日、しかしウクライナ情勢がそれまでにロシア軍全面撤退と日欧米経済制裁全面解除による防衛交流の再開、恐らく不可能であるばかりか、先程ウクライナのザポリージャ原子力発電所が攻撃され火災が発生、火災は鎮火しましたが原発施設はロシア軍に占拠され、ウクライナ情勢は新局面を受けつつあるのです。
自衛隊行事は平和でなければ実施できませんが、今や“見知らぬ明日”というような、核兵器の使用というものが日常生活にリスクとして影響を及ぼす懸念もあります。COVID-19も巨大な災厄ではありましたが、仮に核兵器が使用され、欧州へ被害が及ぶことと成れば第三次世界大戦です。祈るだけの平和主義で良いのか、昨今この言葉を考えさせられます。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・今週末の行事なし
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関