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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

私は私、貴方は貴方よ!(ゆるしと受容をのんびり考える 4/10)

2010-12-03 | 第四章「愛とゆるし」
 多摩動物公園で最近必ず寄るところがある。コツメカワウソである。ニホンカワウソはどうも絶滅してしまったようだが、カワウソは私たちの祖先にとっては忘れられない存在であったようだ。河童はカワウソを下敷きに想像されたという説もあるようだ。

 先日、やはり夕方近くに覗いた時は、何匹ものカワウソが水中や陸上で目まぐるしく動き回り、じゃれあっていた。携帯で写真を撮ったが余りに速い動きで何だか判らない映像になってしまった。

 人も、カワウソのじゃれあいではないが、家族や職場などで、濃密にくらす。そして、大切な関係の中で、お互いに期待したり期待されたりする。赤ちゃんなどは、少し前まではお母さんの胎内にいたこともあり、関係は本当に濃密である。

 しかし、私は私。貴方は貴方ということは真理なのだろう。それを暗く解釈するか、明るく解釈するかも人それぞれであるが、今の私は明るく解釈し、心が安定する。その上で、いろいろ悩むことはあるものの、こころの健全性を保つために重要だと思う。

 カールロジャースの命題1.とても味わい深い。

命題1:個人はすべて、自分が中心であるところの、絶え間なく変化している経験の世界(
world of experience)に存在する。(ロジャーズ全集 パースナリティ理論8 伊藤博訳 岩崎学術出版社 92p)

ゆるしと受容をのんびり考える 4/10

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