イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

おじさん、暴れないでね!・・・(ゆるしと受容をのんびり考える 8/10)

2010-12-07 | 第四章「愛とゆるし」
 ある晩、静かな晩であったものの、電車の中で酔っぱらった中年の60歳台と思しき男性に遭遇した。大声で、となりの女性に悪態をついていた。見かねた体格の良い男性が、その男性に一喝した。その男性は次の駅で文句をいいつつも降りた。大男も降りたが、見ていると問題の男性は、駅を降りて逃げるように出口に向かった。大男も別に追いはしなかった(立派な方だと思う)。

 ストレスを発散させるために14の防衛機制を使うのは理解できるが、暴れたりの迷惑行為はこまる。関係の無い人への感情転移。モノをけったりの置き換え。他人に責任を転嫁するような投影・・・

 生き甲斐の心理学を勉強すると、ストレス曲線を幸福曲線に転換させるなどのストレスへの対応の仕方をいろいろ学ぶ(現代の心理学の智恵)。

 その中の一つに、湧き起る感情を大事にして、その感情を味わう余裕を持つことがある。不安や怒りの感情を味わう。そして、その背景の自分の理想や現実認識を吟味したりするのだが、その時に愛の方程式を思い出すと、さらに良いかもしれない。

 人は、身体と成育史からなる心、そして魂があるとすると、湧き起る感情も身体方面。心方面。魂方面と分けられると思う。例えば仕事中苛々する場合も、腹が減って苛々する、無意識に昔喧嘩した人を思い出して苛々する、何か心の底からの良心の声のようなものを感じ苛々するなど、いろいろある。

 それを味わって、これは身体方面かななどと判断するだけでもずいぶん違う。

 さらに、経験を積んでいくと、大切な面談は食前を避けるとか、いろいろな智恵がでてくる。

 さて、昨晩の男性のストレスは何が原因だったのだろうか。誰も知らない悲しい話があったのかもしれない。

ゆるしと受容をのんびり考える 8/10

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