イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

旅での気づき!(ひびきあう旅③ 6/10)

2013-08-10 | 第五章「和解と平和」

 昔、お世話になった会社では、リフレッシュ休暇という制度があった。そして、もう20年近くになるが、その休暇を利用して家族でハワイ旅行をした経験がある。当時の手帳を出してみると、ちょうど春分の頃に旅行をしたようだ。というのは、当時の手帳は仕事用だったので、その期間がまったくの空白になっているから。

 この時の旅行は子供たちも成長してきた時であり、皆で大々的に行ったのは最後かなと思い、そして実際にそうなった思い出深い旅行であった。40際台の仕事ばかりの日常から離れて、のんびり過ごす。そんな経験の中で、普段は感じない不安感が顔を覗かせる。

 家族と共に毎日生活すると、子供の年齢であったころの自分を何か深層で思い出すのだろうか、昔の自分の積み残した不安が顔をのぞかせたのかもしれない

 そして、その旅行から帰ってから、気づきが深まりはじめる。

 気づきとは、不安感の意識化、言語化の過程なのだろう。そして、その旅行から4年たったころ。不思議にも、その根本的な不安感(理想と現実のギャップ)が霧散した。不安感の解消は、生き甲斐の心理学で考えると、理想か現実認識の二つを変えることで生じる。そして、ウツ感情から幸福感への瞬間的な移行を経験。

 さて、一昨日行った、大菩薩峠。素晴らしい野草を観察したが、私の写真からはじまる不安感を意識化してきたようだ。同じマルバダケブキを撮ったAさんのブログを観て驚いた。Aさんの野草への熱意や写真技術にひたすら脱帽するだけでなく、自分の生き方というか、そういうものに対して何か気づきはじめているようにも思う。

 ひびきあう旅③ 6/10

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