日常の中では利害得失等が絡むことが多いので、こころにも鎧甲の状態(防衛機制)になりがちだが、環境が変わる旅では、鎧甲を脱ぎリラックスしやすくなることが多いようだ。
そして、そんな時に生涯の友達ができたり、仕事上のパートナーシップが深まったり、何というか信頼関係がグッとっ深まることがある。皆さんはいかがだろうか?
さて、人間の信頼関係構築のノウハウは理論的にもあるようで、生き甲斐の心理学では「信頼関係を築く条件」として大切にしている。ちょっとU先生のテキスト94Pから抜き出してみよう。
(1)本音で交際できる人物
(2)秘密を護る人物
(3)好き嫌いを明確に言える人物
(4)誠実に自分の思考、感情、行動が出来る人物
とても深い条件で、噛めば噛むほど味がでるような言葉だ。若い頃は、変な講釈をたれたり知性化の防衛機制で苦しんだこともあるが、これを知っていれば随分違ったのになあと思う(もちろん、こういう考えのありがたさに気付くのも自分だが)。
ひびきあう旅④ 6/10