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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

親しくなるのを無意識に避ける人!(ひびきあう旅④ 7/10)

2013-08-24 | 第五章「和解と平和」

 先日行った宮島の厳島神社。信じられないほどの遠浅の海。古代から、その神秘を人は知っていたのだろう。かなり昔しから宮島は聖地であり、そして、平清盛により現代の厳島神社の原型が作られたようだ。

 潮の満ち引きにより、大鳥居などでわかるが、心理的な距離のドラマをいろいろ見るようなのだ。出会いと別れ。親密さと疎遠。それが、一回限りで終わるのではなく、繰り返す。それは、日本の四季の移り変わりのように、何か救いを感じる。

 さて、昨日は信頼関係の条件を述べさせていただいたが、今日は、信頼関係というか親密になることを無意識に拒否する不思議な心理について考えている。素晴らしい親密さの後で、想像だにしていなかった不幸を経験する。そういうことは、人生の中にあるようだ。そして、そうした経験から無意識に、自分を護るために、親密になりそうになると、無意識に避けようとする傾向がある人がいる。

 これは無意識の世界の話で、理屈からすると、ちょっと解せないが、そういう現象があることを知ることは重要だ。そして、本人が、自分でちょっと異常な傾向を自覚するだけで、現象は消えることも。周りに、感情を理解してくれる人がいると助かるようだ。

 ひびきあう旅④ 7/10

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