イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

人間の本能・見神欲と抑圧・抑制!(時間と空間の旅 ⑦ 10/10)

2014-04-12 | 第三章「無意識の世界」

 昨日は、久しぶりにオフでボランティアをしたあと、近くの友人と友人秘蔵のテレビの録画と、ちょっとビールを楽しんだ。

 古代史関係の録画も楽しんだが、ブッダの話も実に有益だった。どうしても、生き甲斐の心理学をいつも考えていることもあり、それからの考察も楽しませていただいた。

 その中で、いろいろ考えたのだが、人間の本能の中の一つ見神欲というものである。人間に与えられた本能には食欲、性欲があるが、欧米では、見神欲というもの、神仏を求める欲望を本能として考えている人も多い。厳しい修業の中で神仏を求めるという、長い歴史の中での人間の行動は、本能と言っても、見神欲としてもおかしくないと、私は思う。

 実際、神仏との出会いは現象としてあり、信じられないほどの心の開放が報告されるようだ。

 自分の生育史を考えたり、両親の神仏との関わり、祖父母の関わりなどを思索すると、その中に見神欲を想定しなければ理解できないこともあるように思う。宗教の違いという問題もある。どうしても自分の信じる宗教にこだわるところが人間にはあるからだ。また、同じ宗教といえども、勿論人によりどこかが違う(人は実に多種多様なのだ)。そして、自分が自分がと主張すれば、平和はなりたたない。

 本能は、やはり抑圧・抑制が健全に働くべき領域だと思う。そして、見神欲も同じである。

 ところで、今読み始めている「村上海賊の娘」。この本の舞台も織田信長から秀吉の時代である。ご存じのとおり、大河ドラマ「黒田官兵衛」の時代でもある。宗教史的には、この時代は浄土真宗、一向一揆の時代で、キリスト教も人口の10%くらい浸透した時代でもある。そんな中、私の祖先はどういう立場で、何を信じようとしたのか、とても興味がある。私の父方の祖先は海民系なので、ますます興味が湧く。

時間と空間の旅 ⑦ 10/10

人気ブログランキングへ <・・クリック応援いつも感謝しています o(^▽^)o